【スタッフブログ】知っていると便利！最初に購入するパーツの選び方
by: 西平純

はじめに

みなさんこんにちは

ワイズロード新宿クロスバイク館の西平です。

サイクリングや街乗り用として乗りやすいクロスバイクや軽快な走行でレースでも活躍できるロードバイクなど様々なスポーツ自転車がありますが、シティサイクルと違い基本的にはライトやカギ、スタンド等といった普段使いで必要なパーツが付属されていない事が多いです。

その為スポーツ自転車購入時には初期装備としてライト、ベル、スタンド等も一緒に選ぶ必要があります。パーツといっても種類、機能、デザインなど多彩にあるのお好みのパーツを取付出来る反面、種類が多い分その場で選ぶのが難しくて悩まれるお客様も少なくはありません。

そこで今回はスポーツ自転車を購入時に最初に選ぶ人気のパーツとメリット、デメリットについてご説明させて頂きます。

ライト

夜間走行や路面状況確認の為に使用する事が多く、道路交通法に取付が必要なパーツです。リアライトについては反射板が付属されている事が多い為、装着が義務付けされていませんが、明るさや視認性、安全面を考慮してリアライト装着することをオススメします。今回は一般的に利用されている事が多い乾電池タイプと明るく点灯する充電タイプについて紹介します。

乾電池タイプ

メリット

1. 点灯時間が長い為、長時間使用する事が出来る。
2. 電池が無くなった時はコンビニ等で購入してすぐ交換が出来るので緊急時でも対応しやすい。

デメリット

1. 充電タイプに比べると光量が弱いので夜間走行時や街灯が少ない場所ですと視認性が少し悪くなります。
2. 継続的に乾電池交換代が掛かる。

充電タイプ

メリット

1. 乾電池を使ない分コンパクトな形をした種類が多い。
2. 点灯点滅の種類が多い。
3. 電池交換代が無いで継続費用が掛からない。
4. スマートフォンのモバイルバッテリーと併用して充電する事が出来る為、出先で充電する事も可能。

デメリット

1. 電池タイプに比べると点灯時間が短い為、使い方によっては半日待たずにバッテリーが切れる場合がある。
2. 充電が無くなった時にすぐ対処出来ないのでこまめに充電をする必要がある。

カギ

施錠方法についてのご質問を受けることがありますが、車体だけの施錠だと持ち上げて盗まれる可能性がある為、木やガードレール等の固定物と自転車を一緒に施錠する「地球ロック」がおすすめです。地域によって盗難被害は異なりますのでカギの性能、使い方によって大切な自転車を守っていきましょう。

今回は車体に取り付けて走行できるケーブルロックと頑丈で種類が豊富なチェーンロック、携帯性と安全性両方を兼ね備えたブレードロックについて紹介します。

ケーブルロック

メリット

1. フレームやシートポストに取り付けたまま走行ができるので、手ぶらで移動が出来きます。
2. 施錠する範囲が広い為フレームやタイヤ、固定物等と一緒にまとめて施錠しやすい。

デメリット

1. 商品によってはケーブル径が細く、切断されやすい。
2. サイズが小さい自転車だと取り付けする場所が限られてしまう。
3. ボトルホルダーやサドルバック等と干渉する恐れもあり取り付けが出来ない場合もある。

チェーンロック

メリット

1. ケーブルタイプに比べて頑丈で防犯性が高い。
2. チェーンの太さ、長さに応じたバリエーションが豊富なので好みのものが探しやすい。
3. デメリット車体に取り付ける事が出来ない為、バックやリュック等に入れて持ち運びになる。
4. チェーンが太くなれば重くなり、細くなれば切断されやすくなる。

ブレードロック
メリット

1. コンパクトに折りたたむ事が出来、フレームにも取り付けられるので持ち運びがしやすい。
2. 切断しにくく頑丈な為防犯性が高い。

デメリット

1. 価格が高いものが多い。施錠する範囲が少し短い。
2. 商品によっては形が大きく重くなる。

ベル

自転車のベルの装着は道路交通法で義務付けられていおり、自転車を利用する場合は装着が必須になっています．
しかし一部のスポーツ自転車には付属されていないものもあるので自転車購入時にはベルが付属されているか確認しておくのと良いです。今回はネジ等でしっかり留める固定タイプと簡易的に留められるお手軽なゴム・結束バンドタイプについて紹介します。

固定タイプ
メリット

1. 工具を使いしっかり固定することで走行中落ちてしまったり、外れしまうことがない。
2. デザインやカラーリングなど種類が豊富なのでお好みのものを選びやすい。

デメリット

1. 取り付けるハンドルの太さが決まっている為、規格によっては取り付けが出来ないものもある。

ゴム・結束バンドタイプ
メリット

1. 工具を使わないので手軽に装着が出来ます。
2. 伸縮性がある為固定タイプと比べてハンドルの太さを気にせず取り付けられる。

デメリット

1. 固定しているゴムや結束バンドが経年劣化等で痛めやすい。
2. 固定力が弱いので取付位置からズレてしまったり、外れてしまう可能性がある。

空気入れ

スポーツ自転車はバルブと言われる空気注入口の種類がシティサイクルと異なる為バルブの種類に対応した空気入れが必要です。
またタイヤには適切な空気圧が記されている為むやみに空気を過剰に入れたり、適正値を下回った状態で走行するとパンク等のタイヤトラブルを起こしてしまいます。その為スポーツ自転車はタイヤの空気圧のチェックが重要になるので
空気圧を測れるエアゲージ付きがおすすめです。今回は身近に利用したことのあるフロアポンプと軽くて持ち運びやすい携帯ポンプについて紹介します。

フロアポンプ
メリット

1. 1回で注入される空気量が多いので時間を掛けずに使用出来る。
2. エアゲージが大きく見やすい為空気圧を確認しやすい。
3. 耐久性が高く長持ちする。

デメリット

1. 形が大きく持ち運びが難しい。
2. 自宅で保管する際に収納スペースを考慮する必要がある。

携帯ポンプ
メリット

1. フロアポンプに比べて価格が安い。
2. 軽くて持ち運びがしやすいので出先で空気補充がしやすい。
3. フレームに取り付けて走行も可能。

デメリット

1. 手押しタイプが多く、1回で注入される空気量が少ない為フロアポンプと比べると時間も掛かって大変。
2. 構造がコンパクトな分耐久性が低く、破損しやすい。　　

スタンド

スポーツ自転車では壁に立て掛けて停める方法もありますが、通勤通学、サイクリング等の街乗りをする上で一時的に自転車を停められるので取り付けを希望する方が多いです。今回は車体の側面に取り付けて停めるサイドスタンドと車体の中央に取り付けて停めるセンタースタンド、自宅や室内用のディスプレイスタンドについて紹介します。

サイドスタンド
メリット

• 立て掛ける場所がない時すぐ停められる。
• 比較的取り付けしやすい。

デメリット

1. スタンドを立てた時横に傾いた状態になる為倒れる可能性がある。
2. フレームに取り付ける為キズが付きやすい。
3. 取付位置によっては走行時に足に当たってしまう。

センタースタンド
メリット

1. サイドスタンドに比べて安定性がある。
2. 走行時に足に当たることがない。

デメリット

1. センタースタンドを取り付けられる台座、スペースが設けられていないと取付出来ない。

ディスプレイスタンド
メリット

1. 雨風等の影響による劣化、破損を防げる。
2. 屋内保管が出来るので盗難されにくい。
3. メンテナンス、パーツ交換がしやすい。

デメリット

1. 室内保管の際に収納スペースの考慮が必要。
2. 自転車を室内に入れる際壁や床を汚してしまう可能性がある。

最後に

いかがだったでしょうか。
自分好みのパーツを選んで装着して走行ができるのもスポーツ自転車の面白さの1つです。
掘り下げれば他にもパーツの種類や特徴などまだまございますが
今回は購入時に選ぶ代表的なパーツについて要約して紹介しました。
この内容をみて少しでも今後の自転車、パーツ選びに役立っていただければ幸いです。
それでは今回はこれで失礼します。