[KhodaaBloom]RAIL 700 Lightのあれやこれ・・・
by: 内山 博人

さあさあ今年も乗ってまいりましたワイズロードスタッフ向け試乗会～。
KhodaaBloomさんは毎年クロスバイクを持って来てくれるので助かります、クロスバイクの試乗機会は中々無いので・・・（汗
今回は少し長文にてRAIL ７００ Lightの紹介をしようと思います！

去年からの仕様変更は無し

名前は変わりましたが仕様変更は無く、価格が諸事情により変更となってます。(バックは付属していません）
しかし否定的な意見ではなく、パーツグレードは下げずに頑張っていると言う事です。

駆動系はシマノパーツを使用

多く見られるのは変速機周りがシマノ製品からMS（マイクロシフト）に替わっている事が多いのですが、
RAILシリーズはシマノ製品を使ってくれています！
２×９速なのでミドルグレードと言っていいでしょう。

RAIL700 Lightもクランク・フロントディレーラー・リアディレーラー・スプロケットを
シマノを使用しています！（チェーンもシマノなら満点）

MS（マイクロシフト）とそんなに違うの？と疑問に思われるお客様も多いので個人の感想を申し上げますと
使うのに問題は無い、でもタッチ感や変速のレスポンスなどに違いはあります。
初めてスポーツバイクに乗られるお客様だと？ってなるくらいの違いなのですが、テクニカルスタッフとしての意見は違いはあると思います。　

駆動系を変えなかったのはKhodaaBloomさんのこだわりを感じます！

第二の心臓とも言えるホイールのこだわり

私がお客様とお話をしている時に必ず伝えている部分の説明をいたします。
RAIL700 Lightのホイールは前後、シールドベアリングを使用している事。

他のは違うの？違うんです！エントリー系はカップ＆コーンなのです。　
ハッキリ言いますと、よく回り・汚れも入りにくく・壊れても打ち換え&パワーアップ出来ると言う事。
私も商談時に回転の違いを実際に見ていただくのですが驚かれるお客様は少なくありません。

それだけパッと見て違いが分かる部分なのですが初めてスポーツバイクを買われるお客様は気づかない部分なのでここでお伝えします！
しかもRAIL　ACTIVEには採用されていません・・・、さらに交換用としての販売もありません・・・
コソっとスタッフさんに話を聞いたのですが、前後で３万円近くするとの事・・・。

タイヤもKENDAではなくMAXXIS（マキシス）のDETONATOR（デトネーター）で１ランク上のタイヤを装備してくれています。
正直、ここまでやってくれれば何も言うことはありません!使用してタイヤのグリップ感に納得がいかなかったらタイヤを交換するくらいだと思います。

ブレーキはVブレーキだが・・・

近年、クロスバイクにもディスクブレーキが広まってきて採用されている車体が増えています。
だからと言ってディスクが正解なのか？それは違うと考えています。

確かにディスクブレーキの方が雨天時の制動力、スピードコントロールなど優れている部分もあります。
しかしながら、重量の増加やメンテナンスの難易度など劣る部分もあります。
私自身クロスバイクはVブレーキのものを使ってますが駄目だなと感じたことはありません。
雨の中でもガンガン使わなきゃいけないのであればディスクブレーキをオススメしますが、そうでなければVブレーキでも十分だと感じています。　

REIL700　LightはシマノのVブレーキを装備してくれているので・・・。
テクニカルスタッフとして欲を言えばブレーキレバーもシマノにするのがオススメです！
ちょっと柔らかいんですよね～レバー側が・・・、替えるとカッチリしますよ！
今、RAILシリーズに乗られてるお客様もお試しあれ～。

通勤・通学・街乗りなら間違いではない

REIL700　Lightは元々のポテンシャルが優れているので街乗りオンロードで使うのなら間違いは無いと思います。
車体の軽さ・豊富な付属品（フロントライト・ベル・キックスタンド）・コストパフォーマンスに優れています、オフロードを走りたい・段差の乗り上げが怖いなどが無ければオススメできる車体です。

細かなところでリラックスフィットグリップ

穴あきフィットネスサドル（人によっては硬く感じるかも？）

総合的な完成度は非常に高くカスタムすれば更なる軽量化も可能です、町乗りでのストップ&ゴーにおいて素晴らしい反応を示してくれますのでどうでしょう？