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変な太さのシートポストを使われてると困っちゃうんですよねぇ・・・
by: 藤平悠介

SKUBY

サドル高はとっても重要!

当ブログをお読みの皆様こんにちは!

新宿クロスバイク館の藤平です。

 

スポーツバイクの軽快な走行感には、乗車ポジションが大きな影響を与えます

高性能な自転車だったとしても、ポジションがしっかりと出ていないと走りにくいだけでなく身体の痛みや怪我などに繋がる事も・・・

 

ポジションの起点になるのは三つの「ル」

ハンドル、ペダル、サドルですね

 

その中で漕ぎへの影響が特に大きいのがサドル高・・・つまり、椅子の高さです

今回は私の経験したサドル高調整と、それに伴うシートポスト交換のお話。

 

 SKUBY

自転車の話

この自転車は私がママチャリ的に乗っているご近所用バイクであるETW CYCLE ENGINEERING & SUPPLY INCのSKUBY(SC-3ARJ-M)

元々はロングスカートなどを履いたままでも乗れるように設計された低床フレームの自転車です(※Y’sRoadではお取り扱いしていません)

小柄な方でも乗れる設計かつ元々フレームサイズがワンサイズのみの自転車なので、ノーマル状態では限界までシートポストを出してもサドル高が620㎜程しか出せません

 

長いシートポストに交換すれば解決なのですが、太さがあまり一般的ではない30.0㎜を採用

変な自転車はこういう所まで変な造りだから困る(笑)

 

手元に有った同じ太さのシートポストに交換したのですがこれも長さが足りず適切なサドル高まで2cmほど低い

「ママチャリ代わりだしな・・・」と我慢して乗っていましたが、そろそろ限界を感じたので新しいシートポストを買いました。

 

特殊サイズのシートポスト交換と言えばコレ!

現代の一般的なスポーツバイクに使われるシートポスト径は27.2㎜、31.6㎜辺りが主流なのですが、今回のように変なサイズを採用している自転車が稀にあります

年式が古いフレームや折り畳み機構などを有するモデルなどに多く、ポジション調整をする為にポストを買おうとしても現行で販売しているメーカーがほとんど無いなんて事も・・・

そんな困ったを解決してくれるのが今回ご紹介するBBB BSP-20 SKYSCRAPERシートポストです。

 

 

サイズ展開は驚きの30種類!!

細い物で25㎜から太い物で34.9㎜までの30ラインナップ!

もうこのシートポストでサイズが無ければ諦めるレベルの過剰なラインナップは古い自転車が手元に沢山ある身としてはありがたい限りです

長さは全て400㎜と長めなので(※ミニマムインサート110㎜)今回の様な「ノーマルのシートポストだと長さが足りない!」なんて時にとても役立ちます。

 

前後オフセット量は0㎜のみなので、交換時はサドル前後位置がしっかり出せるかは要注意

サドルレール固定は2ボルトのシーソー式なので無段階に角度調整が出来ますし固定力も高め。

 

SKUBY

ポジションが合えば走りが変わる!

電動オートマチック三段という変速段数少な目の仕様と小径の車輪の影響で、高い速度ではクランクを多く回す必要があるSKUBY君

サドル高が低いと脚の回転が詰まってしまい大変でした

今回サドル高が適正になった事により脚の動作が滑らかになり速度の維持が楽に!

最高速もUPで幹線道路などでの走行がしやすくなりました。

 

サドル高が上がった事によりハンドルとの位置関係も変わり、上半身の筋力も効率的に使えるようになった為グイグイ踏む動きもしやすい!

軽くない(15㎏程度)自転車なので上りが楽に感じられるのは嬉しいですね。

 

ポジション調整に六千円程の投資で乗り味がこれだけ変わるならもっと早くやっておけば良かったです・・・

乗車ポジションというのは筋力の変化などに伴い少しずつ変わっていくので、皆様もご自身のバイクセッティングを見直してみてはいかがでしょうか?



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