【DAHON】普段使いしつつ、輪行もアクティブにしていきたい方におすすめのフォールディング。K9Xってこんなバイク！
by: 土師 龍大

今回は当店で人気のフォールディングバイクのご紹介です。

そこそこ走れて天候の影響も受けにくく、普段使いもしやすい。
それでいてコンパクトにたためて輪行もしやすいがある程度の拡張性も確保したい。
けどBROMPTONは値段が高すぎて手が出ない。
そんなモリモリの条件に合うバイクなんて…と思ったらDAHONにあるんです。

DAHONのフォールディングバイクでも、その小ささで有名なK3。
その兄弟機として、サイズアップ・スペックアップしながらもコンパクトさを保ったK9Xです。
ディスクブレーキ搭載・ホイールサイズ16インチ化、変速1×9速化などかなり装備が変わっているため重量は9.5kgとなっていますが他のDAHONのフォールディングバイクと比較すると十分に軽量。
K3よりも全長も少し長くなっているので、安定感も向上しています。
16インチといえばBROMPTONが有名ですが、K9Xは305サイズという少し小さめのタイヤサイズを採用しています。
なので一回りサイズアップはしていますがコンパクトさは引き継がれていますよ。
ちなみに専用のリアラックやフルフェンダーもラインナップがありますので、街乗り便利仕様にカスタムも可能です！

DAHON 26 K9X

￥141,900-(税込

対応身長は142〜193cmとなります。

カラー展開

カラーは3色展開で、STEEL GREY BLACK・OLIVE BLACK・RED BLACKがラインナップ。
レッド以外は渋めのカラーなので普段使いもしやすいですね。
各色の写真はこんな感じです。

RED BLACK

OLIVE BLACK

STEEL GREY BLACK

どのカラーもマットカラーとなっています。

汚れは放置すると食いついてしまいやすい表面処理なので、汚れの定着を防止できるKeePer施工もおすすめです。塗り分けしているカラーは日焼けも気になるものですが、KeePerは紫外線からも塗装を守ってくれますよ！

センタースタンド台座

K3でおなじみのセンタースタンドですが、K9Xも取付が可能です。
サドルを下げてフレームを折れば自立はしますが、2つ折りタイプのフォールディングはやはりスタンドがあった方が便利です。軽さを求める場合には悩ましいですが、付属品としてはついていませんので必要に応じて追加しましょう。

ラゲッジソケット

ラゲッジ用のアダプターも取付可能です。
背負ったバッグに入りきらない買い物したアイテムを入れるカゴや、ライドの必需品をまとめて入れた小型のバッグなどが取付できますので普段乗り〜ちょっとしたサイクリングなどもしやすいですね。

変速系統

変速系統はDAHONオリジナル 1×9速となります。
K3の3速では足らない、不安といった方にもおすすめです。
走る事ができる場所も広がって、頼もしい旅行のオトモになってくれそうです。

ディスクブレーキ 

機械式ディスクブレーキを採用。
天候が悪くてもブレーキの制動力が落ちにくいので、急な雨でも比較的安心です。
機械式ではありますが、小径なので制動力は充分強く感じますよ。

付属ペダル 

ペダルはMKS ONESIDE EZY、たたんだ際に外側にくる右のみ脱着が可能です。
おりたたみペダルよりも出っ張りが少ないですし、剛性も上がるのでここは良い点ですね。

ハンドル

ハンドルはシンプルなフラットハンドルバー。K3とほぼ同じサイズ感のハンドルです。
K3ではふらつきを感じる方もわりといらっしゃいましたが、インチアップとフレーム全長が伸びたことでかなり安定感が良くなっています。
175cm以上の身長の方はおそらくかなり違いを感じられると思いますよ！

タイヤサイズ

タイヤサイズは16×1.5(305サイズ)で、K3よりも少し太くなっています。
安定感の向上はインチアップの恩恵もありますが、低速時は太さの効果のほうが大きくなります。
また、2.0までの太さに対応できるのでさらにサイズアップも可能ですよ！

折りたたみのサイズ感

たたんだ際はこんな感じです。
サイズはW72 × H62 × D39(cm)、やはりK3のW65 × H59 × D28よりは大きくなりますね。
しかし軽量モデルのDEFTARよりも重量が軽いため、輪行はとてもしやすいと言えると思います。
厚みが増えているのはディスクブレーキの場合、とくにフロントが幅の狭いハブが使用できないためですね。

K3と並べてみました。大きめK3って感じですね〜
こうしてみるとただ単純に一回り大きくしただけではない感じですね、数値でもそうですが縦横比が違います。
やっぱり小さいですね〜K3！

ですがK9Xも持ってみるとそこまで重い！とはなりません。
しかし残念ながら160サイズは超えるので、新幹線では手荷物にはできません。荷物スペース付きの座席を予約しましょう。

 走りやすさとコンパクトさのちょうどいいバランスがとれた1台ですが、やっぱりライダーの体格の相性もあります。実際に店頭で確認してみてくださいね！