日本最大級のスポーツサイクル専門店!日本で最初のクロスバイク専門館!
2022/08/08 17:55
目次
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です。
以前「久々にクロスバイクに乗りたい」なんて内容のブログ記事を投稿したのですが、素体に使ったFCR1というモデルのフレームは海外モデルのTTバイクであるTRINITYらしく、つまりアレはTTフレームにTTハンドルを付けた状態。
クロスバイクの要素は全くありませんでした(知ってた)
一時的にはクロスバイク欲も収まった気がしたのですが、TTバイクでその欲が収まる訳もなく・・・
そう感じたら行動は早く、手元のパーツストックから次なる犠牲車・・・もとい素体を探していました。
前述の通りフラット形状のハンドルを使用する事が前提
手元にはロード、MTB、ミニベロ、グラベル、クロス、ピストなど多カテゴリのフレームをストックしていますが、今回はロード系フレームを採用。
フラットバーロードの組み立てです。
今回のテーマは「派手」に決定
なので、派手めなカラーリングの素体にしました。
おフランスの名門ブランドLAPIERREのスカンジウムフレームです。
「スカンジウムフレーム」という言葉を聞く事も最近ではほぼありませんね。
アルミフレームの一つで、合金の中に希少金属のスカンジウムを配合する事で硬く、軽くなるという事で10数年くらい前には色々なメーカーから販売されていました。
一般的なアルミフレームよりもコストが掛かるので少し販売価格が高かったのですが、現在ではその価格帯はエントリーカーボン車が担っているのでスカンジウム採用車はほとんど無くなってしまいました。
今回使用した300XLITEは、レーシーさのある短いチェーンステーとちょっと長めのヘッドチューブを組み合わせたセミエンデュランスな設計。
スローピングしたトップチューブで跨りやすく、硬い素材の割には乗り心地も悪くありません。
組み合わされるフォークは純正で3T
フルカーボンで軽量なのはもちろん、振動吸収性もハンドリングもGOOD
かなり古いフレームなので最近のワイドになったホイールやタイヤの事は考えられていません。
リアホイールのクリアランスがギリギリ・・・
安全性上オススメ出来ないので古いフレームに現代のホイールを組むのは要注意です・・・
長距離乗る予定の無い車体ですから変速は後ろだけあれば必要十分です。
この間FCRから外したハンドル周りのパーツを再利用しました。
歯数はチェーンリングが50T
スプロケットは30‐11T
街中なら問題無いギア比ですが、峠道など長い上りは厳しいですね。
変速機は昔のTIAGRA
プーリーケージ部分に歪みがあった(※オフロードで使用していて草を巻き込んだ)ので修理ついでにビッグプーリー化しています。
特に抵抗の低減などは考えておらず、見た目重視です(笑)
思い付きでRD周りワイヤーを長めにしてみたのですが、思っていた効果は無かったので修正予定
チェーンリングはROTORの楕円
手元に歯数のちょうど良いシングル用がこれしか無かったので・・・
楕円リングに関しては全然効果を体感出来ない鈍感な男。
↑こちらはシングル用じゃないです
チェーンはKMC X9EL
肉抜きプレートがカッコいい
↑こちらは11速用です
ペダルはTIMEの一番お手頃価格のやつ
まぁまぁ軽くて膝にも優しい
ただし、普段両面拾えるMTB用ビンディングを使っている影響で片面タイプを使いにくく感じてしまう。
ホイールはGIGANTEX社の50ミリハイトリム
派手なホワイトのグラフィックは回転時がカッコいい!
ライダーの視界にもちらちらと入るので自己満足感が出ます。
性能面は特に気にせずの装着でしたが、最近のリム面を加工されているホイールにちょっと感動しました。
私の知っている古いカーボンホイールとは違いブレーキの効きも良いですし、雨天でも効きが落ちにくい!
ブレーキングの音も乗っていてテンションの上がる仕様
ただ、ブレーキシューは面白い程早く消耗します(笑)
風の強い日にも乗りましたが、50㎜ハイト程度なら横風には思ったより強いですね。
タイヤはコンチネンタルGP5000
ド定番で「もはや説明の必要ある?」というような安心感
ロードバイクのタイヤ性能差を語れるほど繊細なライダーではないですが・・・
クイックシャフトもなんか軽いの
特にこだわりはありませんがこういう細かい所にロゴが入ってるとレーシーな感じがして良いよね。
フラットバーロードと言えばバーエンドバーが欲しいですよね。
ハンドルエンドにTOKEN社のカーボン柄を一つ
グリップ内側にはTOGS的なのを一つ
これがあると親指を引っかけられて色々便利なんですよね。
ハンドル幅は580㎜
FCR1純正品をそのまま採用しましたが、もうちょっと狭くても良いなという感じです。
完成車に付いていたちょっと重い物ですし、形状的にハンドルカットをするのも厳しいのでちょうど良い掘り出し物があれば交換するかもしれません。
グリップはクランクブラザーズ
この車体で唯一MTBerらしいパーツ(笑)
サイクルコンピューター周りはとりあえずの装着
データを残すような走り方はしないのでほぼ時計(笑)
腿があまり長くないのでシートポストはオフセット0仕様でポジション出し
スローピングフレームは設計上シートポストが長めに出るので、振動吸収性に少しの期待を込めてカーボン製。
サドルも硬いフレームに組み合わせる為しなりやすいと噂のSP-01シリーズの末弟スーパーフローを装着。
普通のサドルと違いを感じられるほど繊細なお尻はしていなかったが見た目が好みなのでヨシ。
違いの分からない男。
普段MTBに乗っている私からすれば全体的に軽快!
カーボンホイールの恩恵か加速も楽で、ブレーキレバーを握りやすいので減速もGOOD
ディープなリムのおかげで速度の維持がしやすく、大きい通りなどでも車の流れに乗れるので楽ちん
ただ、手持ちのステムで一番長い物(140㎜)を取り付けてもハンドルが近い・・・
計算上あと2㎝ほど長く出来ればベストなポジションなのですが、160㎜のステムという物はロード系では見た事がありません。(トライアル競技用などであるかもしれませんが・・・)
「クロスバイク」と「レース」という単語が関連付く事は少ないかもしれませんが、実は出場出来るイベントも多いんですよね。
2022/7/2に開催されました日産スタジアムの三時間エンデューロ
フラットバーのクラスに参加してきました。
当日は気温35度という猛暑の中自走で日産スタジアムへ(約40㎞)
会場入りから2時間ほど休憩&観戦
スタート前から暑さでヘロヘロでしたが二周だけ試走をしてレース開始です。
レースは緩く走るつもりで自走会場入りだったのですが、参加人数が少な目だった影響かスタート直後の渋滞が無く、スイスイを前に出られてしまいトップ集団に紛れこんでしまう大きなミス(笑)
集団が消滅するまでの約1時間半を予定外の速度で走り、マシンに搭載していた兵糧(水分、塩分)をほとんど使いきってしまいました。
当日10g以上の塩分を摂っていたにも関わらずカリウム不足の症状が身体に出始めた為、後半はペースをかなり落としてゆったりな走行でした。
結果は29周回(約92㎞)
平均速度30.7キロというのは平坦メインのコースではゆったりめのペースなのですが、当日の気温や風のコンディション、ちゃんと出ていない乗車ポジションもありなかなかに辛かったです。
ソロ、チーム混走の為レース中は自分の順位が分かっていなかったのですが、終わってみればフラットバークラス三位と想定していたよりもかなり良い結果でした。
カテゴリ混走だと小径、折り畳み自転車やフラットハンドル車(MTBやクロス)など色々なマシンでわちゃわちゃ走れるのが楽しいですね。
帰路も自走だった為、その日の走行距離は170㎞オーバー
フレームやパーツのマシンスペックとしては全く問題無かったのですが、ポジションの問題で腰痛や手の痺れが出てしまったのが残念です。
今回の教訓を生かしてリベンジを考えるのでした。
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