【ウェア館がビンディングシューズを厳選】予算３万円で選ぶレーシングシューズ！ロードバイク編！
by: 五島海

 

こんにちは！　新宿ウェア館

Instagramの中の人　ゴシマ　カイです♪ 

 

3月ももうすぐ終わりそうですね
ついこの間までクソ寒かったのに…
すっかり春本番です♪

さぁ！春と言えば？！
そう、自転車の季節ですね！
花粉？聞こえない聞こえな～い(^^♪

ちなみに、夏も秋も冬も自転車の季節です。
梅雨、お前は帰れ。

茶番はこの辺にして。
春は新生活開始や暖かくなる頃合いなので、
自転車を買う人が特に多い季節です。

新車を買って満足する方もいれば、
カスタムに興味がある方もいらっしゃるでしょう。
このブログをご覧の方は多分後者の方かな？

そして、自転車のカスタムと調べて、まず出て来るのが
【ホイール】と【ビンディング】の２つ。

当店はホイールは一切置いてないので（ウェア専門店だもん）
本記事では【ビンディングシューズ】
のオススメをご紹介しましょう。

まぁ、ただの｛ビンディング　オススメ｝
って検索して出て来るような記事は、
インターネットという大海原に
有象無象が跋扈魍魎しているし……
黒い大人たちが札束と人海戦術で書いた、全然関係ないサブスクを紹介してくるような
量産型のブログと同じ内容じゃ存在意義がゼロ皆無なので……
１つ、テーマを設けましょう！

レースに出たい初心者
ロードバイカーへ勧めたい！
アンダー３万円で’’ちゃんと戦える’’
ビンディングシューズ３選

ってのはいかがでしょうか？
G○○gl○先生で検索しても、
・本当に初心者向けなヤツ
・マジなレーサー向けなフラッグシップ特集
・「お前ロード乗ってねぇだろ！」とツッコミたい内容の残念なヤツ

みたいなのばっかりだと思います。

レースに出たい自転車競技部新入生さんとか、

先輩や上司から「レース出るぞ！」
って言われてる社会人さんとか、

クロスバイクで’’登り’’に目覚めちゃった
変態ヒルクライマーさんとか、

そんな皆さんが求めている情報では無い
そんなパターンが多いんじゃないでしょうか。

それらも参考にはなると思いますが、
今一度、毎日シューズに触れ続けてきた我々現場の販売員の
生の声に耳を（今は目を）貸して頂きたく存じます。

そうそう！
オススメレーシングシューズ！

って感じでご紹介してますが、
レース以外でもオススメなんですよ

’’とりあえず’’の一足ではなく、
’’長く向き合っていける’’一足
と出会いたい方は必見です。

 

 んじゃ、商品紹介行ってみよう！

SHIMANO　SH-RC702

定価￥28,600-
⇩Y’sRoad特別価格⇩
10％OFF ￥25,740-！！！

 

トップバッターはお馴染みかもしれません。
ミドルグレードシューズのド定番RC7！

フラッグシップシューズS-PHYRE【SH-RC902】
からフィードバックしたテクノロジーを
「これでもかっ！」とぶち込んだ当店人気No.1シューズ！

ダブルBOAでしっかりとアッパーを締められ、
サラウンドラップアッパーで卓越したフィット感を実現し、

カーボンを使用したアウトソールは剛性指数10/12という
レーサーの脚力を受け止めるのに十分な硬さを持っています。

有力選手からのフィードバックで得た情報量とノウハウ、
世界規模の大量生産故の生産コストの低さ

SHIMANOだからこそ可能な
高性能、高品質な製品を低価格で提供できる
という特徴を象徴する一足です！

力こそパワー！的なコストパフォーマンスは
最早ビンディングシューズ界のバランスブレイカーです。

詳細はコツラのブログをﾁｪｪｪｯｸｩ！

 

NORTHWAVE　MISTRAL PLUS

￥29,590-

ロードレースの本場イタリア発のブランド
イタリアンブランドは割と幅が細いところが多い中、
NORTHWAVEはまぁまぁ幅広で非常に履きやすいです。

 

 さらにこのMISTRAL PLUSのアッパーは従来製品に比べ
メッシュ素材で柔軟性が非常に高く、
長時間履いても足が痛みにくくストレスフリー(^^♪

ついでに通気性抜群なので日本の過酷極まる夏場も快適です。
TOKYO某リンピックの時、赤道付近の国の選手が「ﾆﾎﾝｱﾂｽｷﾞ…」って言ってたらしいッス

 

 気になるアウトソールはというと…
カーボンコンポジットの枠×踏み面はフルカーボン
という仕様。
コレは上位にあたるEXTREME GT2やREVOLUTION2
と同じものを使用しており、

剛性指数は12/15とフラッグシップのEXTREME PROに比べ、
ある程度デチューンしレースからロングライドまで
幅広い用途に適すようにあえて調整されています。

この構造はかなり理に適っているようで、
昨年のツール・ド・フランスで使用する選手もいました。

No crosswinds no party on stage 12 but a good day to recover after yesterday’s high mountains.@RichardCarapazM remains fourth overall at #TDF2021 as the GC goes unchanged. pic.twitter.com/kDyxbFNNzh

— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) July 8, 2021

 

INEOS Grenadiersの一番右の選手に注目！
タスマニアデビルことリッチー・ポート選手の足元、
なんか見覚えがある様な……

完全にコレじゃん！！！！！！

ってね、夜中に一人で大興奮でしたよ。
手持ちのiPhoneを駆使して
ネットサーフィンしても有力情報は得られず終い…

翌日、日本の正規代理店へTEL☎しました。

 レースデビューには正に持って来いです！

 

FLR　F-XX KNIT

￥27,280-

トリを飾るのはなんとフラッグシップモデル！
FLRはアンダー3万円で買えちゃうんです！

FLRはイスラエルのスポーツシューズブランド。
ビンディングシューズ以外にも様々なスポーツシューズに関する
専門知識、ノウハウを有しています。

ブランド発足は2009年と若く感じられますが
シューズ自体は1990年から作製しており、
そのキャリアは30年越え！

 

設計、開発、生産までを全て自社で行う事で
従来では発生していた余計な中間コストを削減し、
するめも逆立ちな圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。

 

  

またワールドツアークラスのプロライダーとの共同開発も行っていて、
彼等の人間離れした脚力にも耐えうる耐久性と剛性、
約1ヶ月も戦い続けるステージレースにおいても
損なわない快適性とパフォーマンスを実現しています。

そんなFLRのフラッグシップモデルの一角
F-XX KNITは近年流行りの「ニットアッパー」を採用しており、
通気性、柔軟性が高く長時間履いてもとっても快適(^^♪

ニットに使用する素材は
テニスラケットのガットにも使われる
非常に強度の高い物で耐久性も申し分なしです。

またこの価格帯では貴重な
「フルカーボンソール」を採用しています。
前述の2足はコンポジット、有り体に言えば混ぜ物であり、
剛性、軽量性ではフルカーボンソールに軍配が上がります。

 普通は4万円は超えないと表れないフルカーボンソールを
アンダー3万円でリリースするとは…　
FLR、恐るべし…

 

なんでカーボンソールの方が良いの？

先述した3足とも、
「アウトソールにカーボンを使用した高剛性なモデル」
という共通点がございます。

他方紹介しなかった、所謂エントリーモデルは
往々にしてナイロンを主成分とした柔らかいソールが特徴。

ナイロンソールを悪いとは言いません。
柔らかくて足裏が楽、価格がお手頃、
どれもちゃんと長所です。
エントリーシューズだって良い靴です。
そもそも勧められないようなもの在庫しませんよ

ただ、今回はただビンディングにしたい方ではなく、
将来的にレースへ挑戦したい方へ向けて書いています。

レースのようなスポーツとしての色がより濃厚な場面では、
ナイロンソールの柔らかさは甚大なデメリットとなり得ます。

’’効率化したい’’なら硬いカーボンソール

エントリーモデルの柔らかいアウトソールでは
折角生み出した、路面へ伝わる筈だった力を吸収してしまい、
非常に効率が悪くなってしまいます。

つまりは……
疲れやすく、
速度を上げられず、
結果走れる距離も縮まってしまいます。

・もっと速く走りたい！
・もっと楽に走りたい！
・もっと遠くへ行きたい！
こう思ってビンディングシューズを導入するのであれば、
より効率的なカーボンソールを選択すべきでしょう。

少々値は張りますが、
「エントリーシューズを買って、不満が出てすぐ買い替え」
というシナリオに比べればお安く済みます。
 ちゃんと合う１足を選べるなら
態々段階を踏む必要はないでしょう。

 ま、お店的には短期間で２足買ってくれる方が儲かるんでありがたいんですけどね

～注意事項～

散々羅列してきたシューズ３足の良いところ。
これらは「ちゃんと自分の足に合っている」事が大前提。
合ってなければ４万だろうと１万だろうと
等しく無駄な買い物なってしまいます( ；∀；)

ちゃんと合っているシューズが欲しいとお思いのそこのアナタ！

お店へ、行きましょう！

それもちゃんとシューズの専門スタッフが常駐するお店へ。

ワタシ達はお客様が近い将来ハマり得る沼を回避し、
それを肩代わりするべく日夜勉強しております。

 

沼の出口は意外と近くにある。

 ワタシの場合、合うシューズを発見するのに
11足ものシューズを購入し、ようやく出会うことが叶いました。

沼に入ったのが2015年冬、
脱出は2021年夏です。

ワタシはワイズロードというショップで
’’ウェア館の販売員’’という職に就いたことで、
この【沼にハマった経験】を
無下にすることなく過ごしています。

ワタシの場合はこのトライ＆エラーを繰り返す時間は
非常に面白かったし、仕事に活きるので後悔はしていませんが、
コレは稀有な事例、そして相当な’’モノズキ’’だと思います。
変態って言った人は正直に手を挙げて！先生怒らないから。

しかしお客様の大半は特に活かす機会もなく
無下にしてしまうであろう経験です。

合理的に考えれば
’’ハマらずに済むのであれば、それに越したことはない’’
と、思いませんか？？？？？

専門スタッフに選んでもらうのが一番の近道！

 

そこで、当店をはじめとする’’ウェア館’’の出番って訳です！

’’ワイズロード’’だからこそ可能な
膨大な在庫と、専門知識を武器に
皆さんがハマっていたであろう沼を肩代わりし、
’’ちゃんと合う’’一足をお見立てします！
「まずはコレを履いてみましょうか」
「しっくりこない？具体的にはどの辺ですか？」
「ほうほう、ではコチラはいかがでしょう？」
って感じで、球数にモノを言わせてアレコレ試せますヨ。
ネット通販は全部買わなきゃですけど

 

通販を駆使して独学で探して６年と11足
or
お店で選んで小一時間

 

どちらを選ぶかはお任せしますね(^^♪

 正解をサクッと知って走りに専念したければ後者、
トライ＆エラーが好きな
ワタシと同じ穴の狢さんは前者を勧めます。
↑これほんと、マジで楽しいんですけど、金と時間はめっちゃ浪費します。

 

～あとがき～

ご存知の方も多いかと思いますが、
自転車業界は前代未聞の品薄状態が早2年弱続いております。

完成車だけではなく
ペダルやシューズだって例外ではありません。

「あるうちに買わないと手に入らなくなる」

そんな時代になってしまいました。

また、これから自転車をはじめる方が増える時期でもあります。
今後はまた品薄が予想されますので、
お求めの方はお早めにご来店くださいませ。

ご相談、心よりお待ち申し上げます！

 下にオススメ出てるけどお店で試着した方が良いですよん