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2023/11/26 18:13
ワイズロード社内試乗会で見つけた気になるプロダクトをご紹介!
その1 OGK KABUTO FLEX-AIR
去る11月2日、弊社社内試乗会が開催されました。
自転車本体がメインとなるのですが、ヘルメットやウェアなどの展示も行われておりました。
そこで今回は、皆様の関心も高いであろうOGK KABUTOの新作、FLEX-AIRをゆっくりじっくり見て試してきましたのでそのご紹介をさせていただきたいと思います。
今更説明するまでもないほど皆様の関心も高く、発売から1か月経過していることもあってあまり有益な情報はお伝えできないかもしれませんが…購入を迷っている方やヘルメットの買い替えをご検討されていらっしゃる方の一助になれば幸いです。
OGK KBUTO
FLEX-AIR
¥29,700(税込)
OGK KABUTO自転車用ヘルメットの伝統と言っても過言ではない「軽いヘルメット」が遂に帰ってきました!
以前ラインナップされていた超軽量モデルである「FLAIR」を彷彿とさせるデザインは、OGK KABUTOファンならこのヘルメットのポテンシャルをその点で理解して頂けるはず。
メーカー公称値にはなりますが、XS/Sサイズで185gM、S/Mサイズで195g、L/XLサイズで215gと、驚異的な数字を叩き出しており、これはFLAIRとほぼ互角のスペックなのです。
昨今の各社ハイエンドクラスヘルメットのMサイズ相当のもので軽量と言っても250g程度のものも多々ある中で、20%程度ダイエットしつつ、安全基準となるJCF認定も取得するという、まさに「ヘルメットの基本的な役割(頭部を保護する)をしっかり全うしながら1gでも軽くする」という姿勢が伝わってきます。
実際に手にとって見ると、職業柄普段様々なヘルメットにふれさせていただいている身からしてもやはり第一声は「軽い!」と言ってしまうほどのものです。
重量というと、シビアなヒルクライマーがイメージとして浮かぶ方も多いと思います。
もちろんそういった方には胸を張っておすすめと言えるヘルメットながら、軽さは万人にとって恩恵をもたらすといっても過言ではないことも確かです。
実際FLAIRが世に送り出された際、ヒルクライマーだけでなくロングライドやツーリングを愛好される方にも爆発的に支持されました。
もしもの時に備える、という意味でヘルメットはスポーツバイクに必須のアイテムではありますが、こと自分が動力となる自転車においては自身が身に着けるものの重さに対しては敏感になってしまうこともしばしば。
そんな条件下でより長く、より遠くまで…となってくれば、身に着ける物は軽ければ軽い程いいという考え方に自然と落ち着きます。
ましてや前傾姿勢をとることが普通であるロードバイクは、特に首回り、頭周りの重さは気になるもの。
そこに対してフォーカスし、病みつきになる軽さを実現したのがこのFLEX-AIRなのです。
実際着用してみると、頭部に対しては本当にちょこんと乗っかっている感じ。
ヘルメットを被っているぞ!という感覚はいい意味で薄れていきます。
それこそがこのFLEX-AIRの持ち味であり魅力であると言えるでしょう。
デザインに関しても、軽量性を追求する中で導き出された一つの答えである「球体デザイン=軽い」という点に基づいており、ころんとした優しい印象が魅力となっております。
軽いのはわかった!それ以外は??
もちろん理由はしっかりとあります。
軽い、というキーワードだけでこのヘルメットを語るのは非常にもったいない事です。
FLAIRの後継でしょ?とおっしゃる方もいらっしゃいますが、その実は別物。
その理由として挙げられるのが「被り心地」と「通気性」。
被り心地は使用されるクロージャーシステムを、KABUTOフラッグシップモデルと同様にBOAダイヤルフィッティングシステムとしていることが理由です。
非常に細かい締め加減の調整が可能で、ダイヤルのタッチも非常に良好なため、状況に応じて最適な締め加減を実現できる現在唯一のシステムといってよいでしょう。
これ、実は単体だと結構なコストがかかるため、限られたヘルメットにしか採用されておりません。
非常に先進性があり、ライダーズファーストな考えのOGK KABUTOだからこそできたパーツチョイスといえます。
通気性に関しては、軽さを担保できるデザインを維持しつつも、長時間被った際、高温多湿化での走行の際、また低速での走行時における蒸れ感を低減させるために、ライディングポジションにおけるベンチレーションホール(通気口)の角度をCFD解析にて最適化。内部通気チャンネル(溝)と組み合わさることにより自然な空気の取り込みと排出を実現しました。
また、頭頂部にはY字型のAIR FLOW PADを装備。
OGK KABUTO歴代のフラッグシップ同様に、頭とヘルメット内部の接触面積を減らすことで、上記のエアフローを最大化するとともに、どんな状況においても常に涼しいヘルメット内環境を実現させています。
こちら実際に着用して、ロードバイクはもちろんのこと、クロスバイクやEバイク、果てはBMX(レーサー)といったあらゆる車種で試してみましたが、どれも結果は非常に良好。
特に速度域がロードに比べてゆっくりなクロスバイクやEバイクでも「涼しさ」を感じることができました。
高温多湿の日本的な気候には最適なヘルメットと言えるでしょう。
また、被っていることを時々忘れてしまうほどの軽量性は言わずもがな。
手持ちのヘルメット(Mサイズ300g弱)と比較しましたが差は歴然。
頭周りが軽やかなことでここまでペダリングにしっかり集中できるものかと驚きました。
ただいま当店では全色展示販売中!
カラーとサイズの組み合わせによってはすぐにご用意できないものなどもちらほら出始めております。
年末年始のロングライドやヒルクライムに最適!
この機会に是非ご検討くださいませ。
※コチラのブログの情報は全て「投稿時点のもの」となります。
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