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【自転車屋の夏休み】レースレポート!MTBの本格エンデューロレース【ENS野沢】に初参戦!【中編:車移動、試走、キャンプとタコパ】
by: 五島海

phonto

こんにちは!
新宿ウェア館 ゴシマ カイです♪

今回も前回に引き続き
MTBの本格エンデューロレース
【ENS】のレースレポート!

大会概要は是非前編をご覧くださいませ。

今回は大会前日の模様をお届け♪

現地に向け出発!

 朝6時、仲間4名と合流し
寝坊した最後の1人を叩き起こしていざ出発!

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 その距離なんと287㎞

調べたら野沢温泉村は日本海まで約50㎞と、
ほぼ本州を縦断して日本海側へ行くような感じです。

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レンタカーハイエースと仲間の自家用車の2台体制で
人数分のバイクと装備一式、キャンプ道具を運びます。

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埼玉県東松山市で事故渋滞にハマりました。

これは暇すぎて後部座席からピースする池田。

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渋滞を抜け群馬県へ。

長閑な田園風景と上越新幹線。

 遠くに来たなぁって感じがしてテンション上がりますね。

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競技用のお馬さんを運ぶ車と遭遇。

あれと事故だけはマジ勘弁。

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遂に長野県へ突入。

長野県は全国で3位の面積を誇る都道府県、
ココからの道のりはまだまだ長いです。

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東部湯の丸SAで小休止。

炎天下のグラサンもじゃもじゃ、
とても怪しいですね、この池田。

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長野県千曲市へ突入。

ここからまだ60㎞あります。

野沢温泉村、マジ遠い……

現着!

途中のコンビニで買い物を済ませ、
13時に【野沢温泉スキー場】へ現地入り。

途中4回の休憩を挟み、約7時間で到着です。

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受付を済ませ、競技の説明を受け、
リフト券を購入しいざ試走へ。

長坂ゴンドラリフト

【野沢温泉スキー場】のゴンドラは
ガチで世界最新鋭の高性能ゴンドラ!

路線全長3,129m、高低差789mを
わずか約8分で移動します。

運転速度は秒速6.0m、時速約22㎞と
空中に吊られて移動する物体としてはかなりの速度。

これが割と怖い……

ワタシ高い所もリフトやゴンドラも割と平気なんですが、
【野沢温泉スキー場】は何故か怖かったです。

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世界最新鋭が故の圧倒的な静粛性乗り心地
「ガタゴト」といつもなら伝わってくる振動や
聞こえてくる機械の駆動音は皆無。

遊園地のアトラクション的なスリルで、
遊園地には数える程度しか行ったことが無いので
ワタシには非日常過ぎて怖く感じたのだと思います。

不思議ですよね、
この後やるダウンヒルの方が危ないし怖いはずなのに。

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あとシンプルに高さがえげつないです。

 写真じゃ伝わらないこの高さ。

東京タワーの展望台にある
ガラスの床よりよっぽど怖いです。

 約8分、ヒィヒィ喚き、
山頂へ到着。

ワタシと池田はダメでしたが、
他の4人の仲間たちは
「アトラクションみたいで楽しかった」
「これだけでゴンドラ1回券¥2,500-の価値がある」
などと供述しておりました。

人によって得意不得意はあるのだと思いますが、
こうして思い返してみるとこの怖さも
今回の遠征の思い出のスパイスになったと感じます。

簡単な対策はジェットコースターと同じで
叫ぶことで恐怖が緩和され楽しくなってくる他、
お手持ちのスマホで音楽を流すとかなりマシになります。

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ヒィヒィ叫ぶと仲間からかなり馬鹿にされますが、
それはそれで一興でございます。

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ちなみに景色は圧巻です。

信州の雄大な山々と青々とした森、
下層に広がる野沢温泉村と田園風景。

癒されますねぇ。

いざ試走開始!

試走回数はこの日が2回、
当日は1回と計3回走れそうな感じ。

2回ゴンドラに乗って上がり、
S1,S2は1回ずつ,S3は2回走りました。

ややこしいので時系列準ではなく
ステージ順にご紹介します。

ここからは仲間が撮影していた
GoProのスクショでお送りします。

Day1 ステージ1 試走

S1は距離約2,310m,高低差約300m、
斜度がきつい区間はあまりなく、
登り返しやフラットな芝生区間などで
がっつりペダリングが必要になるステージ。

また全3ステージ中最も標高が高く、
2日間ともずっと雲の中に包まれており
路面状況は基本ウェットでした。

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まずはS1のスタート地点。

ここがまずビッチャビチャで、
そもそも水溜まりが出来てます。

既に嫌な予感がプンプンしますねぇ。

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濡れた柔らかい赤土、
タイヤに詰まった泥、
連続した濡れた根っこ。

ひたすら滑り続けます!

油断も隙もあったもんじゃないです。

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案の定先頭の池田が謎ラインで落車未遂。

「なんか分からんが吸い込まれた」らしいです。

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濡れた芝生のオフキャンバー。

接地感が薄い濡れた芝生の下り坂で
全力でペダリングすんの超怖いですね。

S1は
・ひたすら滑る粘土質の泥
・割と滑りそうなクセにペダリングを要する芝生エリア
・ラインをミスると詰まる上にちょいちょいある登り返しが辛い林区間
がとにかく難しい印象でした。

Day1 ステージ2 試走

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S1のフィニッシュラインからがっつり登る系のリエゾンを経て
S2のスタート地点へ到達します。

距離は1,180mと今大会中最短距離のステージ。

S1と異なり芝生の区間はあまりなく、
ステージのほとんどが森林区間で構成されます。

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その為行けども行けどもフルウェット、
濡れた土というよりも泥の中を終始走る感じです。

また見通しの割に狭く、
走行ラインは更に狭いので
上がり切った心拍で頭を必死に回し
常に考えながら細かく走る感じでした。

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一番濡れていた場所がコチラ。

もうここまで来ると笑いが止まらなくなります。

曲がらない、止まらない、進まない
の3拍子でなんだか可笑しくなってきます(笑)

正直苦手ですが、結構好きです。

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で案の定この有り様。

「ぬるっ」と滑って「びちゃっ」です。

痛みは皆無ですがちょっとブルーな気持ちになります。

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 泥に轍が出来てラインが見え見え。

ここ以外走るべからずと道が教えてくれているみたいです。

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泥に埋まったタイヤ×濡れた木製の橋。

嫌な予感しかしないのでここは特に慎重に。

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なんかとんでもない形になってる木を発見。

ワタシは外を通りましたが、
強者方は抜重して突っ切るんでしょうね。

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S2では数少ない開けたストレート。

ここで踏める人が速い人、
ワタシは疲労困憊で流す事しか出来ませんでした。

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ストレートはあっという間に終わり、
森林区間へ再び突入。

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S2フィニッシュライン直前のバーム。

イン側は泥にハマって最悪落車、
アウトに行き過ぎればコースアウト。

やっぱり狭くて走りにくいです。

S1以上に濡れた滑る泥が多く、
コースが狭く傾斜も緩やかなので速度域は低め。

より細かい操舵を要求される小難しいステージでした。

トレイル育ちのワタシにとっては最も馴染みがあり、
全3ステージ中一番好きなステージでした。

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フィニッシュしたらリエゾンを経てS3へ。

 無数の轍が参加者の多さを改めて教えてくれますね。

Day1 ステージ3 試走

S3は今回の最後のステージ。

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距離は約2,580mと今大会最長であり、
距離も高低差もある為コース全体で
コンディションの変化が大きいです。

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セミドライなストレートから激タイトコーナー。

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そこからしばらくは標高も高く日陰の為
がっつりぬるぬるウェットコンディション。

そんな路面に無数に浮石が転がっており、
S1とはまた違う感じでグリップ感が薄いです。

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映像を見返してたら
めっちゃ景色の良い所がありましたが、
崖っぷちの激狭区間だったので
見る余裕は全くありませんでした。

再び池田の謎落車未遂

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軽快に試走を楽しむ府中多摩川店池田アキラ

しかしこの男、またもやらかします。

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何故かバンクに真っすぐ吸われてコースアウトしてます。

バランスを崩し完全に落車する流れ。

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あぁあぁあぁ、両足が離陸しちゃってますね。

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しかしこの男、

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ラグビー仕込みの身体能力と勘の良さで
落車はするも転ばずにリカバリー。

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Kiiiiiiiiiiiiiiiin!!!

その最中にアラレちゃんの真似をする余裕を魅せます。

コイツは面白く転ぶことしか出来ないんですかね?

まだまだ続くよS3

今大会最長ステージ、さすがに長い。

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S3下部は標高も下がり、日向となるので
さっきまでのヌルヌルが嘘のようにフルドライ。

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ここまで来るとかなり走りやすいですが、
ここまでが長いので肉体的にキツくなってきます。

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ぬちょぬちょとガレガレかと思っていたら
気が付くとバフバフフルドライに変化。

何だか戸惑ってしまいます。

一番の難所?

色々と難しいセクションが続く野沢温泉。

しかし初見で最も難しかったのはココ。

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余裕でペダルが引っ掛かる激狭コース。

悪意すら感じる岩と切株の間は数十cm程度で、
初見〇しもいいとこです。

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全体的にハイスピードな印象が強かった野沢温泉、
最後の最後にこんな狭いセクションが待っているとは思いませんでした。

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最後はここまでの荒々しさは鳴りを潜め、
ご褒美の様な気持ちの良いスラロームでフィニッシュ!

普段は何気なく走っている
僅か16.3kmがとても長く感じました。

サスペンションセッティングが迷子に

ステージが長く感じたのは
初見でどこまで続くか全く分からなかったことも
大きい原因だと思いますが、
走り切って感じたのは’’苦しさ’’でした。

ひたすらにいう事を聞かないバイクに
振り回され続け心身ともに疲労困憊。

慈雲の技量や眼が至らぬとはいえ、
滑る泥と浮石と根っこが連続しているとはいえ、
流石に振り回され過ぎている。

バイクが言うことを聞かない一番の原因は
十中八九サスのセッティングの問題。

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数日前のふじてんでいつもやらない
リバウンド速めのセッティングで
大いに遊んでいたのが仇となりました。

レース直前にガチャガチャ弄んなって話です。

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走りながらリバウンドやコンプレッションを弄っては
走ってしっくり来ず、また弄るの繰り返し。

完全にドツボにはまり、
同時にコースに対する苦手意識も拡大。

賢いライダーならこの段階で再調整して明日に備えるのでしょうが、
もうメンタルがいっぱいいっぱいのワタシは現実逃避に走ります。

風呂ビールのこと以外
考えるのをやめよう

明日までの限られた時間は
気持ちの切り替えに費やし、
サスのセッティングは明日の自分へ託す。

恐らくこれが現時点の最善手だと言い聞かせました。

Let’s現実逃避 

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ご覧ください!

この長閑な田園風景と雄大な山々!

買い出しの帰りに見つけた激チルい景色、
湿った涼しい風とヒグラシの鳴き声。

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スイカと麦茶と素麺が恋しくなるほど
昔ながらの’’日本の夏’’を感じる空気感。

コンクリートジャングル’’新宿’’
ヒートアイランド現象で疲弊した心身に沁みます。

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そうこうしているとすっかり夕暮れ。

急いでキャンプ場に向かい
テントの設営をします。

この手のキャンプ場は1サイト単位で会計だったりするので
今回は¥12,000÷6=¥2,000-が一人当たりの宿泊費

安い、すごく安い。

キャンプ道具を一式持っているとこういう時安く済みますね。

設営が終わり、入浴を済ませたら……

 タコパ、そうつまりタコスパーティ!

タコ焼きパーティ?…知らないなぁ…

タコス!
それはメキシコが生んだ奇跡!

タコス!
それは大量のスパイスと肉と脂が
脳ミソの隅々に幸せを運ぶ至高の料理!

タコス!
それは世界一旨い食べ物(ゴシマ比)!

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今回作ったのはカルニータス。

豚のブロック肉を大量のスパイスと
コーラ、ビール、ラードその他諸々と共に
ホロホロの繊維状になるまで煮込んだ
最高にギルティな具材。

8月某日、
仕事終わりに某肉のハナ〇サに駆け込み、
約1.5~2㎏の豚バラを買い込んで来ました。

今回は池田に教わった極秘のスパイス配合を軸に、
肉はブツ切りにしてバーボンと赤ワインでマリネ、
玉ねぎは柴犬飴色になるまで炒め、
ビールをスタウトビールに変更し、
オレンジジュースとコーラはありったけいれて
3時間弱火でコトコト煮込んだら完成!

粗熱を取って冷凍すればミッションコンプリート。

予め冷凍して持っていくのは
キャンプ飯としては邪道of邪道。

ですが我々はレース前にタコスが食いたいのであって
キャンプ場でタコスを作る事は目的ではないのでOK!

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自宅で試食した際の写真がコチラ。

市販のフラワートルティーヤの上に
出来立てホヤホヤのカルニータス、
たっぷりのパクチーと玉ねぎの酢漬け、
タバスコとライムをドバドバかければ完成!

最高の夕食です。

仲間と頬張るのが楽しみでならないです。

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トルティーヤは最近タコスブームが到来した友人の手作り、
というかその場で作っていました。

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トウモロコシ粉を石灰処理したマサハリナに
水を加えて軽くコネコネし、
生地が纏まったら小さく丸め、
どこのご家庭にもある至極一般的な
専用のトルティーヤプレス器で薄く延ばす。

あとは片面1~2分焼けば完成!

彼はついでにサルサ・ロハやサルサ・ヴェルデまで
手作りで持って来てくれました。

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一口食べればそこは桃源郷。

疲労も嫌な気持ちも都会の喧騒も、
全て亜空間へ吹き飛び、
肉とスパイスの余韻と幸せだけが残ります。

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あとはビールなんか乾杯しちゃって、
グイっと流し込んじゃえば、
全てを忘れてハッピーになれます。

ワタシは好物は数多ございますが
なんやかんやタコス以上に旨いもの
と自信を持って言える食べ物とは
出会ったことがございません。

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ここで得た幸福を、明日の活力へ変えるべく
各々テントで就寝します。

ワタシもお腹も心も満たされて
ハッピーな気持ちで夢の世界へ。

そう、サスペンションのセッティングなんて
完全に忘れて……

次回予告

絶不調of the絶不調の試走を終え、
現実逃避に走ったゴシマ!

タコスもビールもテントも
現実を忘れさせてくれるだけで
問題は解決してはくれない!

果たして翌日解決するのか?!

そもそも完走できるのか?!

不安しかないレース当日の模様をお届け。

それではまた。

phonto


 

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