神楽坂で自転車をお探しならY's Road 神楽坂店
2020/04/19 10:51
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
神楽坂店の藤平です。
街乗りからスポーツ走行までこなせる
スポーツバイクの入門に人気のカテゴリ
「クロスバイク」
ロードバイクとMTBの使いやすいポイントを
上手く掛け合わせたジャンルなのですが
補修、パーツ交換の際には
一部パーツ規格が難しい事があります。
特に後輪の交換が発生する場合
「エンド幅」の規格には注意が必要です。
後輪取付部分(エンド幅)の規格は複数存在しますが
クロスバイクのほとんどに採用されているのは二種類
(※ディスクブレーキ採用車を除く)
ロードバイクの一般的な規格である130mmエンドか
ちょっと昔のMTBで使われていた規格である135mmエンド
たった5mmの違いではあるのですが
基本的に全く互換性はありません。
後輪の破損などで車輪を交換する場合
ロードバイクの規格であれば入手はとても簡単なのですが
旧MTB規格クロスバイクの場合は意外と困りがち
というのも、MTBの業界は既に何年もディスクブレーキタイプが一般的。
135mmエンドに使えるMTBホイールは普通に手に入りますが、
リムブレーキ(車輪外周を制動する形式)に対応していない事が多く
現在流通しているMTBホイールのほとんどは
リムブレーキ採用の車体に取付出来ません。
「一般的なクロスバイクの車輪径(700C)の
リムブレーキ対応で、135mmエンドの車輪」というのは
市場ではほぼ絶滅的だったりするのですが
当店には補修用として在庫しております!!
マルイ
FH-RM35/AR713
RearWheel
¥9,800+TAX
(※工賃別途)
135mmエンド/リムブレーキ対応/700Cという
一部クロスバイクの補修にピッタリのホイールですね。
リム(車輪外周)は日本ブランドのARAYA社
AR-713を採用
カタログ重量495gと少し重量はありますが、
スポーク本数32本の仕様も合わせてとても頑丈な感じです。
荷物の積載など、意外にハードに使われがちな
クロスバイクのホイールにはピッタリじゃないでしょうか?
ARAYA社と言えば車両規定の厳しい
競輪の世界では超定番のリムメーカーですね。
リムの製造は日本で最も早い1903年より行っている老舗で
自転車本体の製造などもしています。
過去にARAYAが出していたマイクロハリーという自転車が
今でもとても欲しいんですよねぇ・・・
(※画像の車体は行きつけの自転車屋にてお借りした物)
再販してくれぇ・・・・
話が大幅に逸れましたね(笑)
ホイールの話に戻りましょう。
ハブ(車軸)にも日本メーカーの
SHIMANO社を採用。
日本国内ではSHIMANOパーツを使っていない自転車を
見る事がほとんど無いくらい超定番のメーカーですね。
性能はもちろんの事、耐久性も高く
補修パーツの出やすさは最強と言っても良いのではないでしょうか?
このハブですが、なんとディスクブレーキ対応。
今回ご紹介しているホイールは
リムブレーキ、ディスクブレーキ両対応なので
規格が合っていればディスクブレーキ採用車の補修にも
使えちゃいます。
とっても便利ですね!
クロスバイクのフレームには
リムブレーキ/ディスクブレーキ両対応の物が存在する為
そういった車体で後々にディスクブレーキ化を
検討している方にもオススメです。
車輪の破損は急に起こる事も多いので
クロスバイクの後輪交換をご検討の方は
お問い合わせ下さい。
(※神楽坂店の修理作業は予約制となっております。)
http://ysroad.co.jp/uec/kagurazaka/