2018/11/04 12:15
日本で一般的なクロスバイクのスタイルにシマノ「STEPS」を組み合わせた
ドメスティック感溢れるMIYATAのE-BIKEが、この「CRUISE」。
〇MIYATA CRUISE ¥269,000-+TAX
走りに必要な要素をシンプルにまとめた、真面目さと飾りっ気のなさが
逆にクロスバイクらしくて好感が持てます。
アシストユニットはシマノ「STEPS E8080」。
大容量バッテリー採用により、アシスト距離はエコモードで115Kmと実用性十分。
3段階にモード変更が可能で、最もハイパワーな仕様でも78Kmも走れます。
これなら一日かけてのロングサイクリングもいけるかも。
アシストモードの確認やバッテリー残量、速度といったインフォメーションは
この大型モニターに表示されます。
モード変更や画面切り替え等の操作は手元のスイッチを使用。
当然サイクルコンピュータの機能も備えているので、
走行距離・積算距離・モード別の走行可能距離
走行時間・平均速度・最高速度・クランク回転数
なども確認できます。
ギア構成はフロントシングル×リア9段。
結構な登り坂に出くわして、ヒルクライムをすることになった際には
フロントギアを軽くする代わりにアシスト力を上げればOK
という感覚でしょう。
登りがあれば当然下りがあります。
18.7kgの車体重量を鑑みて、ディスクブレーキはアリビオより1グレード上
MTBコンポ「デオーレ」のハイドローリックを採用。
カッチリしたタッチでしっかり止まるので、長い下り坂も安心。
タイヤサイズは700×28Cとクロスバイクの一般的なサイズを採用。
アシストユニットやコンポだけでなく、ホイールまできっちりシマノなのは〇。
最近のE-BIKEのトレンドからすると、少々細めなタイヤな気もしますが
日本の街中メインならば軽快感と安定感のバランスがいいサイズとも言えます。
38Cまで入るクリアランスがあるので、細めのブロックタイヤに履き替えれば
ちょっとしたオフロードツーリングもいけるかも。
横向き時の視認性を上げるため、サイドも青く光るヘッドライトや
なんというかミヤタっぽさ溢れる「鍵」も標準装備。
シートチューブ下の目につくところに貼られた「日本製」のステッカーも
なんだかほこらしげ。
フレームサイズは430mm。
適正身長は150~170cm(カタログより)
ドイツのボッシュには負けてられない!という気概のようなものが感じられる
日本のミヤタとシマノによるE-クロスバイク「CRUISE」。
シンプルで高機能なE-BIKEをお探しの方、ねらい目です。