2018/11/15 14:40
いわゆる「ロードバイクとフラットバーロードバイクの関係」と同様に
「YPJ-R」のハンドル周りをドロップバーからフラットバーに替えることで
高速走行・巡行性能だけでなく、街中での扱いやすさも併せ持ったモデルが
このヤマハ「YPJ-C」。
〇YAMAHA YPJ-C ¥185,000-+TAX
コンパクトサイズのバッテリーによる軽快感のある車体パッケージは
他のヘヴィ級のE-BIKEとは一線を画します。
実際の車体重量も16.0kg(XSサイズ)と十分軽量で、24Km/hを越えて
アシストオフとなった際の走りの軽さも印象的。
緻密に設定されたスムースなアシスト特性はヤマハE-BIKEの大きな魅力。
バッテリーサイズの都合でハイモードで14Km、エコモードでも48Kmと
少々短めのアシスト走行距離となりますが
車重の軽さとパワーオフ時の走りの軽さが、その分を補ってくれます。
シーンに応じて、アシストのオン・オフを上手く使い分けてあげれば
その力感のある走りを一日中楽しむこともできそうです。
走行中の基本情報は、このマルチファンクションディスプレイで一括管理。
速度や走行距離・バッテリー残量などは勿論、ペダリングのパワーまで
測れてしまうのは実にイマドキといっていいでしょう。
ヤマハがこのYPJシリーズを「スポーツバイク」としてきちんと考えている
という事がよくわかります。
ギア構成はフロント2枚・リア9枚(SORA)のクロスバイク的なアッセンブル。
同じフレームを使った上位モデル「YPJ-R」はシマノの105仕様なことを考えると
コンポやホイールのカスタムを後々楽しめるような余地もありそうです。
タイヤサイズは700×28Cと、走りの軽さと安定感のバランスを重視。
ブレーキはロードバイクで一般的なキャリパーブレーキを採用。
車体重量が軽くタイヤも細いので、制動力はこれで十分という考えなのでしょう。
在庫車のフレームサイズはXS(430mm)。
適正身長は154cm~(カタログより)となっています。
この車重の軽さを考えれば、小柄な女性でも十分扱い切れるのでは。
ヤマハのYPJシリーズは、現在「R」と「C」を中野店の試乗車として
それぞれご用意しています。(R:XSサイズ、C:Mサイズ)
ぜひ一度その軽快感ある走りを体験してみて下さい。