2021/08/31 20:07
イチオシブランドcorratecのE-BIKE
メーカーから期間限定で試乗車をお借りしています!!
現物を見るとカタログでは分からない良い点、悪い点がハッキリと分かりますが、実際に見て思ったのはカタログどおり塗装がカッコいいという事。
ご紹介するにあたり、先に悪い点を挙げるとするとバッテリー取り外し、取付の手間が大きく充電の度に外すのはちょっと面倒そうという点。
フレームに充電ポートがあるため屋内保管で車体にそのままケーブルを繋げる環境なら問題ありませんがそれ以外の場合充電はちょっと億劫になってしまいますね。
ホイール取付規格はディスクブレーキ化に伴い高剛性なスルータイプを採用。漕いだパワーを無駄無く受け止めますしブレーキングの安定感も高まります。
各部パイプの太さや形状を工夫してあり剛性の高いヘッド周り、ダウンチューブ形状と振動吸収性の高いリア周りを組み合わせや、跨りやすい設計のトップチューブ高などcorratecのノウハウを余す所なく使っています。
バッテリー取付、取り外しの難度は上がってしまいましたが他社と違うバッテリーマウント形式を採用した事によりダウンチューブにボトルケージを取付可能。
これ、スポーツバイク乗りとしては地味に嬉しいポイントです。
ダウンチューブの剛性も高いですね。
アシストユニット取付部分はフレームとユニットの間にスペーサーなどを介さないダイレクトマウント方式。
アシストユニットとフレーム間の剛性が高くダイレクトなペダリング感に貢献します。
フレーム加工の精度が高くないと出来ない方式なのでcorratecのアルミ成型技術の高さが窺えますね。
イチオシポイントのLPC(ロープロファイルチェーンステー)も健在
走行の振動でチェーンが暴れても フレームにヒットして不快な音や感覚を出す事が少ないです。
この形状でもチェーンがフレームにヒットするような悪路を走っちゃう系ライダーにも安心のスタビライザー付きリア変速機を採用。
スイッチをオンにすればチェーンの暴れを抑制してくれるので、LPCと組み合わせればほぼフレームに接触する事は無いでしょう。
リアエンド形状を見る限りブレーキ台座周りの剛性もかなり良い感じですね。
高性能な油圧ディスクブレーキのパワーは受け止めるフレーム剛性が無いと生かせませんのでスルーアクスル化も含めこの辺りがしっかりしているのはMTBのノウハウに強いジャーマンブランドらしいです。
以前に試乗されたお客様からはかなり評価の高い一台となっており、特に「アシストの切れる速度域になっても進みがいい」というコメントをいただく事が多いですね。
イチオシのブランドです気になった方は是非試乗してみて下さい。