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2019/12/25 23:20
最近人気沸騰中のグラベルロード!
似たような形のシクロクロスとの違いってどんな所でしょうか?
今回は混在されがちなグラベルロードとシクロクロスの違いについてご紹介します!
(写真は僕が最近気になっているEVIL BIKEのグラベルロードThe Chamois Hagarです)
詳しくはこちら(日本代理店様ブログ)
まず「そもそもグラベルとシクロの用途ってなに?」ってところからお話しします。
グラベルロードは太いタイヤクリアランスや長距離ライドを快適にこなせるジオメトリを持つ
簡単に言うと「冒険をするための自転車」
シクロクロスは泥詰まりのしにくいタイヤクリアランスや高いハンドリングを持つ
「シクロクロス競技用の自転車」です。
なので見た目は同じように見えますが、用途の違いで細かい部分に違いがあります。
今回はお店に在庫のあるCHECKPOINT(グラベル)とCROCKETT(シクロ)で違いを説明します!
■フレーム
まずはフレームの違いです。
積載量を重要視するグラベルロードの特徴はダボ穴の多さです。
それに対しシクロクロスはレース中自転車を担ぐ場面もある為、重量 を重要視しており
ダボ穴はボトルケージ用のみの車体が大半です。
また担ぎやすいようにフロント三角が大きく、トップチューブ裏が平らになっていたりと工夫されています。
そしてグラベルは上半身が起きる長距離に向いたジオメトリーに、
シクロは前傾姿勢の取りやすいジオメトリーになっています。
■ドライブトレイン
グラベルロード、シクロクロス共にフロントダブル、シングルの選択肢がありますが、
割合としてはグラベルロードはダブル、シクロクロスはシングルが多くなっています。
フロントシングルはオフロードでのチェーン落ちが少なく軽量ですが、
長距離やオンロード走行ではギヤの選択肢が少なくダブルに比べ疲れやすいデメリットもあります。
■タイヤ
シクロクロスはレギュレーションで32C以上のタイヤを装着してレースには出れません。
泥はけが良くなるようにクリアランスが広く取られているので32C以上も装着可能ですが、
Crockett の場合だと38Cまでです。
グラベルロードはレギュレーションという制約がないため、
CHECKPOINTの場合45Cまでと、シクロクロス以上の太さのタイヤを装着可能です。
以上簡単にグラベルロードとシクロクロスの違いについて書いてみました。
最近だとシクロクロスもグラベルロードとして十分な太さのタイヤを履けたりと
両者の違いは少なくなって来ているので、「リアキャリアを付けたい」「シクロレースに出たい」
などの要望がなければデザインなどで選んでしまうのもありだと思います。
現在グラベルバイク強化中です!
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