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2023/01/22 16:59
CANNONDALE「COMPACT NEO」試乗しました!
名機フーリガンがE-BIKEになって帰ってきた。その性能やいかに・・・!?
1月某日。都内某所にて各お取引様の協力のもと、ワイズロードスタッフ向けの大型試乗会が開催されました。
皆様のご協力のおかげで、様々なニューモデルや新製品を見て・触って・試すことができました。
本当にありがとうございました!!
と、いうことで今回はキャノンデールの「COMPACT NEO」を試乗させていただきましたので紹介させていただきます!!
このシルエットに反応する方はなかなかのキャノンデールファンだとお見受けしますが、このCOMPACT NEOはキャノンデールが2010年あたりにラインナップしていた大人気ミニベロ「HOOLIGAN(フーリガン)」シリーズにとてもよく似ています。
私も2012年頃のフーリガンを所持し、いろいろカスタムして楽しんだものです。
「日本で大人気だったHOOLIGANをE-BIKEにして発売したい!」というキャノンデールジャパンからの熱烈なラブコールを受けて実現したのがこのCOMPACT NEOなのです!
フーリガンを所持していた私が乗ってみたところ、「あの頃の懐かしさを感じつつも、E-BIKEという最新技術を登載してカムバックしてきた!」といった印象でした。
極太タイヤの安定感やアーバン寄りのアシストシステムを登載し、スポーツバイクビギナーでも十二分に乗りこなせる一台です。
街乗り・通勤用途にもとってもオススメ!
価格も最近のE-BIKEのなかではじゅうぶんお求めやすい価格帯ですし、フーリガンは廃盤になってずいぶん経つので入手も困難ですし、正直欲しい!と思いました。
もしフーリガンの復刻カラーのCOMPACT NEOとか出してくれたら嫁を質に入れてでも買います。
アーバン系E-BIKEのCOMPACT NEOは20インチの太目のタイヤにフェンダー(泥除け)完備。
前後ライトも標準装備され、グリップ付近のコントローラーでON/OFFできます。
タイヤサイズは20×2.35とBMXばりの太さ。
フーリガンのタイヤサイズというと20×1.5のイメージを持つ方もいるかと思いますが、メーカーさんに確認したところ初期の頃はこのぐらい太かったそうです。
タイヤのせいか一見ゴツい印象がありましたが、車体重量は18kgとE-BIKEの中ではなかなかの軽量。
アシストシステムはハイエナ社のMRC-250を採用。
日本ではまだあまり馴染みのないメーカーかと思いますが、海外では比較的メジャーなブランド。
コスパが良く、比較的低価格帯のE-BIKEに採用されているようです。
TREKから最近出たE-BIKE「FX+2」もハイエナ社のシステムを搭載しています。
ユニットはクランクではなく後輪軸・リアハブに搭載されている、いわゆる後輪駆動のタイプ。
実際に乗ってみた感覚としては、アシストがかかり始めるのに若干タイムラグがあるように感じました。
(半回転~1回転ほどクランクを回すとアシストがかかるようなイメージ)
スポーツタイプのE-BIKEだとダイレクト感に重きを置き、踏んだ瞬間にアシストがかかるようなタイプが多いものですが、考え方を変えれば「少しでもペダルにトルクをかけるとアシストが利いてしまう」ので慣れていないと危ないともいえます。
アーバン(街乗り)系のE-BIKEですとその点からあえてアシストがかかり始めるのにタイムラグを入れることによって、しっかり乗車体勢をとってからアシストがかかり始める、といった味付けをしているモデルも多くあります。
(いわゆるママチャリ系のアシスト自転車も同じような考え方でアシストスタートが遅めです)
「だとすると走り出しが重いじゃん!」と思う方もいると思いますが、小径車特有の走り出しの軽さがあるので思ったよりは重さを感じませんでした。
BB付近に充電用の端子がありました。ここに専用の充電ケーブルを挿し充電します。
バッテリーはダウンチューブ内に格納されていますが、基本的には外せない構造ですので充電するにはコンセントがあるところまでバイクを持っていかなければいけません。
ちょっとこのあたりは不便かもな・・・と思ったところに以下のポイント。
ステム付近のレバーを上げることによって、右もしくは左に90度ハンドルを切ることが可能です。
こうすることによってバイク保管スペースがかなり小さくなります!
これなら「玄関口にバイクを置いて充電」といった使い方が出来るのではないでしょうか!
CANNONDALE / COMPACT NEO
販売価格:¥290,000(税込)
※2023年4月以降入荷予定です。ご注文はワイズロードオンラインにて!!