あらゆる面で超高次元！いい意味で期待を裏切った注目の新時代ロードバイクCOLNAGO C68に乗らせていただきました。
by: 木村隆之助

こんにちは。ワイズロード上野本館ロードバイクコーナーの木村です。今回は先日行われましたワイズロードスタッフ向け試乗会に参加させていただきましたので、試乗させていただいた車体を紹介したいと思います！先日紹介させていただいたBianchiのOltre XR4に続き、第二弾はこちらのバイクになります。

今回ご紹介させていただくのは、COLNAGOの最新カーボンラグドフレーム「C68」です。大変ありがたいことですが、こちら当店においてもお客さまより受注しております。入荷が楽しみです！また、注目の一台だけあって他のワイズロードスタッフもこちらのフレームについての記事をたくさん揚げてますので、気になる方はポータルサイトでチェックしてみてください！

C68について簡単なご紹介

COLNAGOのC68はCOLNAGOのフラッグシップモデルとして発売されています。実はCOLNAGOにはフラッグシップモデルが２種類存在します。そのもう一方の方はツール・ド・フランスをはじめとしたグランツールでもお馴染みの総合優勝を連発中のかの有名なポガチャル選手が所属するTEAM UAEが使用中のレーシングモデル「V4Rs」がございます。

↑V4Rs

そんなV4Rsの機敏かつハイスピードに対応できる特性となっており、一言で言えば勝つために設計されたバイクです。V4RsのVは「Victory（勝利）」・「Velocita（スピード）」のVです。そんなVシリーズと比べCシリーズはクラシックかつモダンな一台となっております。そんな中にも最新な製造技術を投入しつつ、コルナゴのアイデンティティである伝統のラグド製法である点は、継承されています。

ラグド製法の良さとは？

ラグド製法によるメリットは様々ありますが、主に言われているのは、パーツ及びチューブの段階でカーボンの積層や形状を自在にコントロールできる点と、チタンモデルを選択すれば、チューブの長さを数ミリ単位で調整できたりという設計の自由度の高さがあります。それぞれの部位に適した硬さ、形状がありますので、それぞれを適切にブラッシュアップさせたことで上質かつ高性能な1本が生まれました。

イタリアの工房にて完全ハンドメイド生産

イタリアのカンビアーゴにあるコルナゴの工房にて完全ハンドメイドによる生産となります。さらにはこのC68 Roadに続き、同プラットフォームでAll RoadとGravelの計3種類のC68が近い将来発売するということで楽しみですね！

話題のCOLNAGO C68に乗ってみた。

思っていたより数倍軽快な乗り心地

これはびっくりしました！まあまあ重たいイメージを勝手にしてたんですが、骨太な形に反しとても軽いし加速もすごくよく、ぐんぐん進む点はやっぱりイタリアンだなあと感じました。同じイタリアンブランドのCIPOLLINI、NK1Kに乗らせていただいた時と似たようなアメリカンブランドとかにはあまりない加速感を味わうことができ、物凄く安心して踏むことができました。楽しくてどんどん踏むんだけど気づいたら脚がなくなってるやつですね多分。（笑） 

どこまでも行きたくなるような心地の良さ

とにかく長時間乗ってても疲れなさそう！このまま車を置いて乗って帰ろかなと思ってしまうくらいストレスフリーで楽でした。今日初めて乗ったバイクでそう思えるってすごいことだと思います。そのくらい誰でも乗れるような従来のCとはちょっと違った優秀なバイクに生まれ変わったってことですかね！

シンプルにかなり速い！

え、これ、V？ってくらいレースに出ても普通に勝てるバイクだと思いました。登りは残念ながら今回のコースにはなかったので試せなかったのですが、立ち上がりの加速感と高速巡航のしやすさを考えると、十分ロードレース向きな機材だなと感じました。と同時にこれで登ったらバイクからどんな返事が返ってくるのだろうと非常に気になりました。

まとめ

C68はとても速くて楽しい上質なバイクで、（お金さえあれば）買って損のない素晴らしいバイクでした！試乗会などで乗る機会があったらぜひ乗っていただきたい一台です。