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【スタッフ購入インプレ】世界最速を更新!VITTORIAの新型タイヤ『CORSA PRO SPEED』購入してみました!
by: 前田達

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VITTORIA史上最速と謳われるヒルクライム・タイムトライアル用タイヤ「CORSA SPEED」がアップデート。プロレースで数々のビッグタイトルを獲得し、第三者機関のテストでも最高レベルの数値を残してきた「究極のレースタイヤ」がどのように進化したのか。今回、前世代モデルを愛用していた私が新しく購入してみたので、使用感などをご紹介させて頂きます!

DETAIL

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触ってみてすぐに感じるのは薄さとしなやかさ。究極の転がり抵抗と軽量性を両立させるため、他のCORSAシリーズと比較してもかなり薄く作られており、特にサイドの薄さはちょっと怖さを感じるレベル。当然ですが、これで荒れた路面などは走らない方が良いと思われます。チューブレスレディで運用するにしても、緊急時の予備チューブなどは持ち歩きたいですね。

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実測重量は242g。今回700×28Cを2本購入しましたが2本とも同じ重量でした。公称重量は250gなので当たりを引いたようです。

前モデルとの比較

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こちらが前世代の「CORSA SPEED G2.0(700×25C)」。グラフェンG2.0コンパウンドを採用した極薄のトレッドと超軽量ケーシングで、最高レベルの走行性能と軽量性を実現したTT用タイヤの決定版でした。

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そしてこちらが新型「CORSA PRO SPEED」。比較するとセンターのスリック部分がかなり広くなっており、サイドの縦溝の間隔も調整されているのが分かります。TT向けに転がり抵抗とウェットグリップが最適になるよう設計されており、シリカ+グラフェンの混合コンパウンドをタイヤ全体に採用するなど、通常のCORSA PROとも違った構造になっているとのこと。

タイヤ幅実測値

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ちょっと気になったのでタイヤ幅を計ってみました。私の使用しているBONTRAGERの「AEOLUS RSL 62」はリム内幅23mmと超ワイドなため、25Cタイヤを装着すると画像のように28mmくらいまで広がっていました。

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今回「CORSA PRO SPEED」700×28Cを取り付けてみたところ、実測幅は29mm弱とそこまで大きく変わらず。近年流行している内幅21mm以上のワイドリムとの相性も良いみたいです。

インプレッション

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30km程の短距離ですが試走してみました!

正直、転がり抵抗やグリップ力に関しては数値上僅かな改善でしかないので、明確な違いを実感するのは難しかったです。それでも25C→28Cに換えてタイヤ形状が最適化された影響なのか、巡航時の走行安定性がかなり高くなった印象を受けました。空気圧もいつもより低い3.5barくらいまで落として走ってみましたが普段と変わらない速度で巡航できたので、振動吸収性・快適性は間違いなく向上していますね。ロードレースの世界ではワイドリム化の流れと共にすっかり28Cが標準となってしまいましたが、今後TT・トライアスロンバイクも同じようになっていく可能性は高いと思います。

CORSA PROシリーズはスキンサイドカラーしかないので結構好みが分かれるかなと思っていたのですが、意外とどんな色のバイクにも違和感なく装着できることが分かりました。「世界最速のタイヤ」興味のある方は一度愛車にインストールしてみてはいかがでしょうか。チューブレスレディタイヤとしては軽量なのでヒルクライムにもオススメです!

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