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2024/06/20 23:08
こんにちは。ワイズロード上野本館 ロードバイクコーナーの木村です。
この度遂に!PINARELLOよりハイエンドモデル、DOGMAの新型モデル「DOGMA F」が発表されました。
どこが変わったのか?簡単にご紹介いたします!
目次
PINARELLO NewDOGMA F
¥1,155,000-〜(Frame)
PINARELLO社の社長、ファウスト・ピナレロ氏もお見えに。
特に一際目を引く、LUXTER RED GOLD。
今年のパリはこのカラーで活躍するのでしょうか?
こちらはクールな印象のLUXTER BLUE。
素材が従来のDOGMA Fなどで採用されていた、TORAY T1100Gから同じTORAYの第三世代炭素繊維素材、M40Xへ変更されました。
T1100Gに並ぶ高い性能を持つM40Xですが、T1100Gと比較して、T1100Gは高強度寄りの特性を持つのに対し、M40Xは高弾性(高剛性)寄りの特性を持ちます。
素材単体で見た時に、どちらが良いなどという話はないそうですが、それらの素材変更による設計の最適化がなされ、トータル108gの軽量化に成功したとのことです。
実は既に実践投入されているタイムトライアルバイクのBOLIDE TTでは、一足先にT1100GからM40Xに変更されております。
空気抵抗の軽減のため、薄くできるところは薄く、といった印象。前作に比べると各所非常に細かいところまでアップデートされているのがわかります。
0.2%の空気抵抗低減に成功し、実質175g軽量化したのと同義とのことです。
スルーアクスルの受け部が前後ともに非貫通になりました。空力性能の追求と見た目的にも非常にスッキリとした印象を与えます。
ドライブ側から見ると一目瞭然。フロントはPINARELLOロゴ、リアはDOGMAのロゴ。これにより、ドライブ側からでもパッと見でDOGMAであると認識しやすくなりました。(笑)
従来のTALONをはじめとするTiCRシステムとは一転して、コラム、ハンドル/ステム、ケーブルルーティンが変更されました。
これに伴い、専用ハンドルであるTALON ULTRAもモデルチェンジして大幅に軽量化されました。
MOST TALON ULTRA FAST
¥193,600-
これまではコラムの両サイドをブレーキホースが通るケーブルルーティンだったのが、コラムの前方を通る形に。
それに伴い、コラムそのものの断面形状も楕円になりました。
これにより、今の所は新型DOGMA Fには新型TALONのみ互換となります。
さらに嬉しいのが従来よりさらに幅の狭いハンドルが選べるようになったこと。
昨今の幅狭化に伴ってか、従来はドロップ部外-外420mmが最小サイズだったのに対し、新型TALONは外-外400mmのラインナップが新たに追加。
ブラケット部に対し7度のフレア形状となり、これも従来の4度より大幅にフレア形状になりました。
例えば400mmの場合はブラケット部は340mmとなり、ブラケットポジションの際によりエアロな体勢で走行可能です。
※コンピューターマウントは従来のiTALON ULTRAが使用可能
チタン製ヤグラパーツですが、従来は1ピースでしたが新型になり、2ピースに。極限まで軽量化を狙う姿勢がわかります。
PINARELLO MY25 NEW DOGMA Fのご紹介でした。
より軽くなり、より速くなったということで、確実に進化したDOGMAは当店ご注文受付中です。
入荷時期などは、サイズ、カラーによって変わりますので、詳しくはスタッフまでお気軽にご相談ください。