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2025/02/21 14:27
久し振りにFUJIのシングルスピードバイクをカスタムしてみたので興味のある方はお付き合い下さい。
今回のバイクは太いタイヤが特徴の新作“VAPAH”です。
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FUJIから2024年に登場した太いタイヤにディスクブレーキを搭載した“いまどき”なシングルスピードバイクがVAPAH。
元々は下の画像の様に幅広のライザーバー仕様です。太いタイヤで未舗装路を走る事も想定したモデルなのでこのハンドルがチョイスされていると思うんですが、普段の移動手段として乗るのであれば幅広ライザーバーは不要です。むしろ日本の狭い車道では邪魔になると思います。
そこで私もやっているシングルスピードのロードバイク用ドロップハンドルカスタムです!ドロップハンドルの方がハンドル幅が狭くても操作し易く、色々な乗車姿勢がとれるので普段の移動でも利点が多いと感じています。
私のシングルスピードバイクのハンドル部分です。楽な姿勢で乗りたかったのでステムは上向きです。
早速カスタムしていきます。今回使用した主なパーツです。敢えてシルバーにしてみました。
今回使用したドロップハンドルはNITTOの“B105AA-SSB”
センター径31.8㎜、焼入れされ強度を増したとても美しいロードレース用ハンドルバーです。焼入れを表す赤いテープがなんかいい感じのワンポンとになっていますね。
モデルは違いますが私もNITTOのロードバイク用の物を使っていて、FEATHERに付いているようなトラックハンドルに比べ乗車姿勢が圧倒的に楽なのでロードバイク用ドロップハンドルがお勧め。
今回のカスタムの肝であるブレーキレバー。ドロップハンドル用のVブレーキ対応レバーは殆ど作られていませんが、さすがヨシガイさん!2種類もリリースしています。
これがなければVブレーキや機械式ディスクブレーキのシングルスピードバイクのドロップハンドル化は難しいですからね。レバー自体が小振りで手の小さい人も使い易いと思います。
ドロップハンドルにすると握る位置がライザーバーより遠くなるので、オフセットゼロのシートポストで若干前めに座れる様にしてみました。
個人的にオフセットゼロの方が見た目がスッキリしていて好みです。ADEPTのシートポスト、仕上げは綺麗なんですがロゴがちょっと煩いかな…
角度を合わせて仮付けが完了しました。ワイヤーラインを一定に保つためにブレーキレバーからワイヤーが出る部分に使用する青いショートリードパイプが付属します。
リアのブレーキアウターを伸ばす必要があるので、ご自身でカスタムをする場合はご注意下さい。
後はロードバイクと同じようにビニールテープでワイヤーを固定してバーテープを巻くだけ。
使用したバーテープは定番のFIZIK。黒でシンプルにいくか、明るめの色で遊ぶか迷ったんですが、フレームのロゴの色に合わせて白にしてみました。
如何でしょうか?かなり雰囲気も変わりパッと見はグラベルロードバイクですね。
黒いフレームですが細かいラメが入っているのでシルバーパーツとの相性も良く、ステムもシルバーの物に替えると更にカッコよくなると思います。その際はステムの長さを短くしてもいいかも知れません。
個人的にはシルバーのシートポストがお気に入りです(笑)。ペダルも付属の物ではなくMKS ALLWAYSの限定シルバーなんかがお勧めです。
ステムは下向きでセッティングしていますが、前傾姿勢がしんどいようであれば私の様にステムを裏返して上向きで使うと少し解消されます。
個人的には下向きの方がカッコいいと思ってるんですが、乗車姿勢がしんどくて乗らなくなってしまっては本末転倒ですからね。
ハンドルバーの赤いテープを見せたくて比較的短めにバーテープは巻いています。
ADEPTのシートポストは価格に対して仕上げが美しいのでお勧めです。主張の強いロゴだけが残念なんですよね~(笑)
如何だったでしょうか?
個人的に普段の移動にはシングルスピードバイクが最適だと思っています。
クロスバイク的に乗るのであればライザーバー、リラックスした姿勢でフロントバスケットなんかを取り付けるならプロムナードバー、私の様に軽装で少しスピーディーに乗るのであればドロップハンドルと
一言でシングルスピードバイクと言っても色々な味付けができます。
これからの新生活に向けてスポーツバイクの購入を検討されているのであれば、シングルスピードバイクも是非選択肢の一つに。
新車の購入からカスタムまでお気軽にご相談下さい。