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【スタッフバイク】念願の平坦民族専用機を購入しました「GIANT TRINITY ADVANCED SL」
by: 大槻拓摩

上野本館の大槻です。

新しく購入したバイクの紹介です!

購入したジャンルは、ここ1年欲しいと思っていた「TTバイク」です。初めて手を出すジャンルですが、気合を入れて組みました。ごらんください!

GIANT TRINITY ADVANCED SL

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今年1月に発表されたばかりのGIANTのTTバイク「TRINITY」
前作のリムブレーキモデルの面影を残しつつ、DISCブレーキ化に伴った最適化と軽量化が施されました。

DT SWISSのホイール試乗会を開催していたこともあり、それにふさわしいホイールセットで写真を取らせてもらいました。

やっぱ円盤と超ディープなホイールが似合うな…w

極限まで絞り込まれたヘッドチューブ周り、超ワイドなフォークとシートステー

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昨今のロードバイクでも積極的に取り入れられているヘッドチューブの薄型/ディープ化、全面投影面積を削り空気抵抗を減らします。
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対照的にフォーク/シートステーはワイドスタンスになっていて、ホイールの回転による気流の乱れの影響を少なくしているとか。
直近でプロチーム「Israel – Premier Tech」 の選手が使用していて話題になったFACTORの新型バイクなどにも見られる仕様ですね。

コンポは妥協なくDURA-ACEで

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せっかくのグロスブラックフレームなら色味をあわせてDURA-ACEにしました(?)
究極の変速体験と所有欲を得られます。(とはいっても、TT用のブレーキセットはDURA-ACEグレードしか無いので半ば強制的にデュラです)
リアディレイラーには後々セラミックスピードのエアロビッグプーリーをインストール予定です。

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今回ブレーキパッドを高性能なサードパーティーパッドを出しているVesrah(ベスラ)のロード向けブレーキパッド「BP-052R」をインストール。繊細なスピードコントロールが可能、コンマ1秒を争うTTのような使用用途に持ってこいのカスタムです。

効率重視のドライブトレインアッセンブル

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近年稀に見るスーパークロスレシオなスプロケット「MICHE Primato K12 30-14T」使用。かつて11速時代にあったジュニアカセットに非常によく似ています。
近年のTTバイクは最高速度、チェーンラインによる抵抗やパワー効率を考えてフロントチェーンリングの大型化が進んでいます。流行りにあやかって今後60Tのチェーンリングをインストール予定ですが、流石に11Tトップのスプロケでは持て余してしまうので使いきれるであろう14Tトップのギアを選びました。
(シマノ純正で出てくれないかな…)
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フロントシングルはディレイラーが無いためチェーン落ちのリスクがあるのでK-EDGEのチェーンキャッチャーを付けています。
気になるクランク長は160mm。前傾姿勢による股関節周りの詰まり感軽減を狙っています。

流行りの形状のDHバー

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自然と腕と手の角度に合うようなカーブを描いているCADEX製の超軽量DHバー、サードパーティーに交換しなくてもポジションがバチっと出せそうで個人的にはお気に入り。
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自作のエンドフックを取付けて握りやすくしています。(UCI的にはアウトですが認証レースもJBCFも走らない自分には関係ありません)
シフトスイッチは手癖に合わせて微調整が効きやすくするためにタイラップ止めです。

せっかく買ったならタイムトライアルイベントに出てみたい

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ここ2年程はレースにも出場していますが、TTバイクを買ったら出場したいと思っていたイベントがいくつかあります。
・シマノ鈴鹿ロード (三重県)
・しろさとTT (茨城県)
・そうまTT (福島県)

その中でも国際サーキットの「鈴鹿サーキット」を自転車で走れるシマノ鈴鹿ロードは、某ブランドの営業の方がYouTubeにあげているレース動画の影響もあり出場してみたいと思っていました。今年の開催にバイクが間に合い念願の出場を果たすので、魅せる走りがしたいですね!

軽くインプレ

 

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空力性能が高いのは言わずもがなです(笑)
超絶速いです。向かい風のなかを平気な顔して40km/h巡行できる余裕があります。

真面目に話をすると、
圧倒的なパワー伝達効率とは裏腹に乗り心地がTTバイクにしてはかなり快適です。トライアスロンバイクとのコンパチフレームのため、ランパートに体力を温存しつつもプッシュできるパワー伝達効率と、快適性をあわせ持っているフレームということがよく分かります。
他社のTTバイクのようなボリューム感に振った見た目というより軽量性に富んでいるビジュアルですが、ロードバイクと比較できない巡行性能とエアロ性能を体感できます。
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特にトリニティはDHバーまわりの作りが単純なのでポジション変更が簡単にできます。バイクのエアロ性能を最大限享受するために、自身に合ったセッティングを出すことが超重要なTTではこの上ないアドバンテージだと思います。


まだまだいじる部分も多い新車トリニティ、とりあえず乗り込んで8月末のシマノ鈴鹿に備えます…

 

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