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2025/11/09 19:10
上野本館の大槻です。
愛車のアルゴンを味変したくなったので2年ぶりにホイールを新調しました!
目次
ENVE取扱店のアサゾーにて購入。
UAEチームエミレーツやチームトタルエナジーズの足回りを支えるENVEホイール。27C以上のタイヤを使用前提にした超ワイド設計のリムを持ち、手に取った際のボリューム感は他のホイールを圧倒します。
エアロ研究の第一人者であるサイモン・スマート氏がデザインした「SES スマートエンヴィシステム」前後異径リムハイト/フィニッシュでハンドリング性能とエアロ性能を両立しています。
2024年のモデルチェンジでハブがアップグレード。ストレートプルスポーク仕様になり、フリーボディがENVEオリジナルのインナードライブに変わりました。
大口径のスターラチェットを使用することで耐久性とパワー伝達効率を向上させています。ラチェット音がカッコいい。

念願の超ワイドリム!
内径25mm/外径32mm。MTB用のリムを触っているような感覚です。
定番リムハイトの4.5シリーズは、万能型F50mm/R56mmのリムハイトを持ちメーカー公称重量はXDRハブモデルで前後1432gとかなり軽量に作られています。

自分の購入した個体はシマノフリー仕様、リムテープ込みチューブレスバルブ抜きの重量で1495gでした。
タイヤ幅27C以上を使用前提に作られたホイールのため、思い切ってタイヤも太いヤツを選びました。

今年のツールドフランスでUAEチームの使用した対パンクベルトを廃した限定品の決戦兵器。
GP5000STRがベースになっているようでトレッドパターンなどは変更点はありませんが、硬いで有名なコンチタイヤとは思えない触った時の柔らかさは驚愕物。30Cのみの展開、まさしくENVEにつけるための一品といっても過言ではないスペシャルなタイヤです。これもアサゾーでゲット。
実測270gと28Cの軽量系のチューブレスタイヤとほとんど変わらない重量…これはすごい。

超ワイドリムかつビード落ち防止のバンプが強固なため取り付けは難航しました。リムとデカールを傷つけたくなかったのでタイヤレバーの使用は最低限に抑え、なんとか取り付けに成功しました。(これは外すときが辛いヤツ)
数か月前に大人買いしたMUC-OFFのMTBシーラントを前後60mlずつ入れて様子見。

めっちゃ強そう(小並感)
白デカールのENVEロゴの威圧感がありますが、不思議とウザくないです。
まるでクロスバイクのようなタイヤの太さです。これがどう感じるか。

・ホイールについて
とりあえずイカつい!
白ロゴの圧倒的存在感、これだけで巡航速度ぽがちゃるになった気がします。
CADEXを使っていた時より足回り重量が200gほど増えていますが重っ苦しさは感じません。むしろ速度が乗ってくればだんだん楽になっていくようなフィーリング。重量増と太タイヤのおかげで速度維持も慣性が効き巡行でサボりやすくなりました。コレだ、探し求めていたのはこの感覚。
リム剛性が極めて高いためデフォルトのスポークテンションが気持ち低めに設定されているので、踏み抜きやすいです。とはいえ要求されるパワーは高めなので地脚が必要なホイールだと感じました。

・アーキタイプについて
28C→30Cになりハンドリングを含めバイクの挙動がやや大回り気味になりました。独特のスタビリティの高さとワイドリムによる安定感、コーナーでタイヤがこらえてくれる新感覚。
実に5年ぶりぐらいにコンチネンタルタイヤを導入しました。GP5000のクリンチャーは乗り味が硬く好みではないですが、アーキタイプは対パンクベルトが無いことによるしなやかな路面追従と転がり抵抗の低さが好印象です、さすが限定品いいぞこれ。逆に食い付きが良すぎて低圧にしすぎるとパワーが喰われる感覚があるので、空気圧セッティングはシビアかもしれません(車重7.4㎏体重60㎏でF3bar/R3.3barでちょうどいい感じ)。
文字通り対パンク性能は期待できないと思うので乗るたびに神に願うとしましょう。
(バルブ部分で合わせて付けたのにズレるロゴの向きどうにかならなかったのかな…)
自分史上一番高いホイールを購入して、ビジュアル/走行性能共にかなり満足度高いです。まだ100kmも乗っていないのでしっかり対話しながら走らせていきたいと思います。