日本最大級のスポーツサイクル専門店!入門者にも丁寧に接客いたします!
2024/12/15 19:00
日頃よりワイズロード上野本館をご愛顧いただきありがとうございます。
先月当社はより多くのバイクの感想をお客様に共有することを目的にスタッフ向け試乗会を開催しました。
翌日お客様向けに開催された「スポーツバイクデモ2024 in 東京」も大盛況だったようです。
ご来場いただきましてありがとうございます。
出店いただいたメーカー様、関係者の皆様もありがとうございます。
私は主にグラベルバイク、エンデュランスバイク中心に乗って来ました。
本記事で紹介するのは当店でも大人気なブランドcorratec社の『A-ROAD』というアルミグラベルです。
カラー:GRAY BLUE / YELLOW
corratecはドイツ発のブランドですが、こちらは日本人の体形に合わせて設計されたオールロードバイクです。
ちなみにRT-CARBONやDOLOMITI, CT-ROADというロードバイクも日本の大阪府堺市でパーツをアッセンブルし組み立てているなど日本と関わりの深いメーカーさんです。
フレームは6061番ハイドロフォーミングダブルバテッドアルミでできています。
ハイドロフォーミングとはパイプの内側から水圧を加えて形をつくる特殊な製法です。
この技術を使ってトップチューブ(一番上のパイプ)やチェーンステイを偏平させるなどして上手く力を逃がす工夫を施しています。
またダブルバテッドといってパイプの厚みを部分ごとに変えています。強度が必要な部分は厚く、ストレスがかからない部分は薄くしているので安全な軽量化ができます。
ただ軽量化できるだけでなく、意図的にたわませることができる素晴らしい技術です。
ヘッドチューブはくびれており、上記の製法を活かしているのがよく分かります。
低価格ながらフォークはフルカーボン。高い振動吸収性が期待できます。
アメリカの老舗マウンテンバイクタイヤメーカー「WTB(ワイルドネストレイルバイクス)」製700×45Cの極太タイヤを装備。
振動吸収に優れたフレーム、フォーク、極太タイヤ。
乗る前からワクワクが止まりません。
実走して最初に感じたのはやはり乗り心地の良さです。
まるでクロモリの様なマイルドさに驚きました。
パイプって空洞なはずですがまるで芯があるような安心感。
薄いはずなのですが厚みも感じます。
この乗り心地の良さならきっと反応性は妥協されていると思いきや、ペダルを踏みこむとガツンと反応します。
スポーツバイクの良し悪しは主にこの振動吸収性と反応性の両立加減で評価するのですが、かなり高得点です。
凄腕の職人が精いっぱいの力でアルミバイクをつくるとここまでバランスが良くなるものかと驚きました。
また、ハンドルのフレア角度や幅、ステムの長さはロードバイク寄りの仕様を選定しており、ペダリング効率の良いポジションを維持できます。
10年以上多ジャンル、多素材の自転車に乗ってきた私が自信をもっておすすめします。
これぞまさにオールロードだと感じるバイクでした。
走行性能が非常に高いだけでなく泥除けを装着可能なスペースを確保されていたり、荷台を取り付けるためのアイレットを複数個所に備えています。
さらにはサドルの高さを簡単に調整できるレバータイプのシートクランプ採用。
オフロードの世界では荒れた下り坂を走行するときに膝を屈伸して衝撃を吸収できるよう、サドルを下げます。
ドロッパーシートポストという高価なパーツもございますが、ゆっくり走る方には必要ありません。
けどわざわざ工具を出すとこまでいくとめんどうなのでレバーがあると丁度いいんです。
同社にSHAPE URBANというクロスバイクがあり、お客様から指名買いを受けるあります。しかも二台目です。
corratecのアルミバイクはCANNとは違う方面でファンがいるのです。
現在メーカーに46,48, 50, サイズが在庫少ですがありますので手配可能です。
オフロード車体はもともと日本への輸入量が少ないので一度在庫が切れるとしばらくは入手困難になることが多いです。
近年スポーツバイクの値上げは止まる気配がありません。
早めのご注文をおすすめいたします。
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