限りなくロードバイクに近い、スピーディーなクロスバイクと言えば“GIANT ESCAPE RX DISC”。シンプルでクールなマットブラックのRX2が入荷しました。
by: コカツ

今回はフルカーボンフォークを搭載し、高い走行性能を有するクロスバイク“GIANT ESCAPE RX2 DISC”をご紹介します！

超定番モデルですが、興味のある方はお付き合い下さい。

1 GIANT ESCAPE RX2 DISC

GIANT ESCAPE RX2 DISC

最新ロードバイクを踏襲する軽量アルミフレーム、フルカーボンフォーク、油圧ディスクブレーキを搭載した本格スポーツクロスバイク「エスケープRX」。安定性の高いワイドな30Cタイヤや路面からの振動を吸収するD-Fuseシートポストによって、高い走行性能と快適な走りを実現します。とメーカーオフィシャルサイトにあるようにGIANTのロードバイクに近いフレーム形状をした超スポーティなクロスバイクがESCAPE RXシリーズ。
近年クロスバイクはタイヤが太くなり安定感やクッション性を重視したモデルが主流になってきている中で、ある種“スピード重視”と言える貴重な存在です。「普段の移動もスピーディーに」という方にはうってつけです。

フレーム形状

扁平のトップチューブや角ばった図太いダウンチューブがロードバイクを思わせる形状で、微振動の緩和や剛性アップに寄与しています。見た目にもオーソドックスなクロスバイクとは違うのが分かりますね。使用しているハイパフォーマンスレベルのALUXX SLアルミフレームは主に6011アルミ合金から構成され、最高クラスの重量剛性比を実現しており、独自の溶接技術により卓越した乗り心地を提供してくれます。

シートポスト＆サドル

GIANTではお馴染みのD-Fuseシートポストは、D型断面形状にする事で路面からの衝撃を逃がし、快適なペダリングをサポートします。円形のシートポストが使えないという欠点もありますが、スポーツバイクにおいて路面からの衝撃を逃がしてくれるのは大きい利点ですね。
サドルはERGO CONTACTがアッセンブルされています。人間工学に基づいたデザインとソフトな高密度フォームにより高い快適性を提供してくれるサドルで、D-Fuseシートポストとの相乗効果でお尻の痛みを軽減してくれると思います。

コンポーネント

シマノの最新ドライブトレイン“CUES”を採用。最近では各社のハイエンドなクロスバイクには大体CUESが採用されています。これからのスタンダードになるコンポーネントで、快適な操作性と高い信頼性でトラブルが少なくスムーズで確実なシフティングを実現します。ディスクブレーキもシマノの油圧タイプなので、軽いレバー操作で大きなストッピングパワーが得られ色々なシチュエーションで大きな安心感を得られます。

タイヤ

近年のクロスバイクでは細めの部類に入る700×30Ｃタイヤを採用。32や35Ｃタイヤが主流になっていますが、舗装が綺麗な日本の道路では少し細めの方が快適に進んでくれるかもしれません。タイヤが細ければ細いほどスピードは出しやすいですからね。ちなみに私の普段の移動用バイクはESCAPEより細い28Cタイヤを付けていますが、特に不都合な点や困った事は無いので少し細めのタイヤでも全然問題無いと思います。