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【ビンディングペダル】タイムのオフロード系ペダル「XC」試してみました!
by: 前田達

スタッフ前田です。

グラベルロードのフロントシングル化に合わせて、ビンディングペダルをタイムに変更してみました。

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TIME / XC6
¥15,500

今回購入したのはエントリーモデル(コンポジットボディ・クロモリアクスル仕様)のXC6ですが、重量はペアで300gと、シマノXTRのペダルよりも軽量に作られています。

独自のフローティング機構

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クリートを嵌めるのに強く踏み込む必要はなく、特定の位置に足を乗せると自然にクリップインしてくれる感じ。下手に踏み込もうとすると足が滑って逆に上手くいかないことも。リリース時の感覚も他メーカーに比べて特徴的で、例えばシマノはリリース角度まで足を捻ると自然に外れるのに対して、タイムは外れそうな感覚があってから更に余分に捻ると外れる、といった感じでしょうか。この辺は人によって合う合わないが出る部分かもしれません。

タイムペダルの特徴として、通常のフロートとは別に左右方向にも5mm程度の「遊び」があります。慣れないうちは足がスライドするような感覚に戸惑うかもしれませんが、この遊びが膝の故障を防ぎ、どんなライダーでも安定したペダリングが可能になるといったメリットを生み出しています。私は他社のビンディングペダルで走行していると左脚の膝が痛くなることが多かったのですが、タイムに変えてからは深刻な膝痛はほとんど起こらなくなりました。

泥詰まりに強い

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クリートを嵌める際に、引っ掛ける金具とバネが動くことで異物を押し出す「セルフクリーニング機構」を搭載。オフロード系のペダルにはどれも似たような機能が備わってはいますが、タイムは特に泥詰まりに強いと言われており、泥濘の中を走ることもあるシクロクロスでも愛用者が多いようです。

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試しに鬱蒼とした森の中を走行してみましたが、靴裏に湿った土がこびりつくような状況でもクリートの嵌めやすさに変化はありませんでした。

クリート

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真鍮製クリート。柔らかい金属なのでシマノなどと比べると消耗するのは速いかもしれません。下側の突起部分に角度が付いていて、シューズに取り付ける際に左右入れ替えることで、リリース角度が13°または17°に変化します。 

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写真は17°のリリース角で取り付けています。この状態だとかなり頑張って足を捻らないと外れなかったので、最初は13°の方で試してみることをオススメします。他に10°のリリース角で外せるEASY 10というクリートもあるので、13°でも外すのが大変な方はそちらを使うと良いでしょう。

試してみると・・・

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タイムのオフロード系ペダルは、軽量なボディウェイトや泥詰まりしにくい構造、膝の負担を減らすフローティング機構に魅力を感じる方にオススメです。ビンディングペダルは個人の適性の違いが出やすいパーツ。特に現在使用中のペダルに違和感がある方は、一度他メーカーのものも試してみると新たな発見があるかもしれませんよ。

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