グラベルバイクという選択肢

今ではスポーツバイクにおいて、ひとつのカテゴリとして確立している「グラベル」。
これまでスポーツバイクといえばオンロード/オフロードなど、シーンに応じてロードバイクまたはMTBを選択していたと思います。

グラベルバイクと呼ばれる自転車は「舗装路/未舗装路」を問わず幅広い走りに程よく適応し、オールラウンドに使用出来るところが魅力です。

マイペースにカジュアルなスタイルで楽しむ派の私は折り畳み自転車を軸としていましたが、そんな中で新たな価値観を見出しているがグラベルバイクです。

グラベルバイクで走れるシチュエーション

一見ロードバイクを連想するビジュアルながら、走れるフィールドの幅広さは多様性に富んでいます。 

路面状況に敏感過ぎない走破性に優れた幅広なタイヤ、積載性に優れたバイクパッキング性能などアドベンチャーとしての要素が詰まっているのも特徴です。

ゆえにレース＝自転車というより、アウトドア＋自転車という構図の方がしっくりとくる、アウトドア大好きな方にもおススメしたいバイクです。

■アウトドア気分を身近に肌で感じることが出来る「グラベルバイク」

【夏季】

【冬季】

趣味の掛け合わせでもっと楽しく

自転車とは別に楽しんでいる、もうひとつの私の趣味が「釣り」です。

私が好きなのは田園地帯の用水路で嗜む野釣り、自分のペースで気の向くままフィールドへ繰り出し自然と戯れる大切なひと時。

積載力を兼ね備えバイクパッキングスタイルが映えるグラベルに気分も高揚、必要な道具をどのように収納するかも結構楽しい時間だったりします。

自転車のスポークとエンドキャップで仕掛け外しを自作してみたり・・・

道具もコンパクトなのでフレームバッグでも十分な収納力、拡張性もあるので必要に応じて追加できるところも良いですね。

家から目的地に向かうなか路面はアスファルトから砂利道へと変化し、自然との距離感も徐々に近くなっていきます。

ちょっと良さげなポイントがあれば竿を下ろし、市街地の喧騒を離れ静かで贅沢な時間を過ごす。
時に地元農家の方や他の釣り人との何気ない会話も良い交流です。

ひとつのバイクでオンロードからオフロードまでこなし、更には積載力も兼ね備え、普段の街乗りから一歩先に足を伸ばせるた万能バイクだと思います。

相棒はNINER/「RLT9 スチール」

愛機として使用しているのはUSAブランド「NINER」のスチールモデル/RLT9です。

個人的な好みですが、トレンドに左右されにくく腰を据えて付き合えるスチールフレームを選びがちです。
ホイールサイズ650Bで使用していますが、快適性や機動力、何より太いタイヤのビジュアルが個人的に好みです。

そんなグラベルバイクで自由時間を楽しんでいますが、今まで一人で出かけていたライドにも新しいパートナーが！！

子供達と出かけるアウトドアライド

息子達も成長し、同時に自転車の新調が必要な頃合いとなりました。
財布へのダメージと共に期待を込めた誕生日プレゼント兼NEWバイク。

◾️そんな中で選んだバイクはコチラ

ARAYA / Muddy Fox Seeks Command

グラベル感を強調したモデルで、積載力と機動力を併せ持ち、かつデイリーユースに対応出来る懐の深さがポイントです。

■通学時にも便利な泥除け搭載
■ブレーキの制動力が安定した油圧ディスクブレーキ
■前後スルーアクスル仕様
■シマノコンポーネント「GRX400」シリーズによる安定した性能
■各所に設けられたダボ穴による積載の拡張性

など

◾️BREEZER / RADAR CAFE

 細身のクロモリチューブは映える、街乗りからアドベンチャーライドまで幅広く楽しめるモデル。

■街中で映えるカラーリングのクロモリフレーム
■ブレーキの制動力が安定した油圧ディスクブレーキ
■シマノ「Deore」をベースとしたコンポーネント
■ホイール固定がクイック式で汎用性やメンテのし易さを考慮
■泥除けや荷台を含む各所ダボ穴による普段使いの拡張性
■フロント/シングルギヤによる複雑なチェーントラブル回避

など

日常生活に新しい価値観を

スポーツバイク未経験で「何を選んだら良いのかわからない」という、誰しもが抱える悩み。

日常生活に自転車をPLUSすることで、通勤のスタイル、休みの日の過ごし方、今までの自分に変化が訪れるかもしれません。
この内容でも触れましたが「グラベルバイク」という選択肢は、遊びの可能性の幅を広げてくれるカテゴリです。

上野本館では「KONA」「JAMIS」を中心にグラベルバイクを取り扱っています。

一部試乗車のご用意もございますので、興味を持たれたら是非お気軽にお越し下さい！！