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【TOOL】最小・手軽なトルクレンチあります。
by: 金澤 義彦

スタッフ金澤です。今回は工具のお話です!

ネジを締め付ける力「トルク」を計れる工具、トルクレンチの紹介なのですが、通常トルクレンチというとかなりデカく、ゴツい印象があります。

普段からそんなもの持ち歩かないよ!とか

トルクレンチセットとか高くて買えないよ!といったアナタにオススメな簡易トルクレンチです。

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トピーク

ナノ トルクボックス

(4n/m用)(5n/m用)(6n/m用) 各¥2500(税抜) 

そもそもトルクってなんぞや?って方向けに少し語りますと、前述の通り「ネジを締める力」のことです。単位は「n/m」。ニュートンメーターと読みます。

 スポーツバイクのいたるところに「ネジ」が存在しますが、その中にはメーカーが推奨するトルクが記載しているものもあります。下の画像だと6n/mですね。

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シートポストやハンドル・ステムなどにカーボン素材が使われているものは特にシビアに見る必要があります。

「締め過ぎてカーボンを割ってしまった」といった相談もしばしばございます。基本的に割れたカーボンは再生できないものですし、そこからさらなる破綻の可能性もあるので「割れたら交換」が基本です。

そうならないが為のトルクレンチなのです。 

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さて使い方としては・・・。

まずは外観。かなーり小さめです。マッチ箱ぐらい?

これだけ小さければサドルバッグにも余裕で入ります。 

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開けるとこんな感じ。

一番右にあるのがトルクを計る部分。これに横のビットを差し込んで使用します。

ビットは六角レンチの3/4/5mmとトルクスのT25/T30の5種類です。 

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トルクソケットにビットを差し込んで、あとは「手持ちのツールの5mmアーレンキー」を反対側に差し込んで使います。

ネジを締めていき、指定のトルクになったらトルクソケットからカチッと音がします。

音がしたらそれ以上は締めないように! 

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フルカーボンのフレームやカーボン系パーツ(シートポストやハンドル・ステムなど) をお使いの方には気にして頂きたいトルク管理。

正直気にしない方も多いとは思いますが、大事なカーボンパーツを割らないためにもぜひご一考頂ければと思います。

2016.08.06 Y.Kanazawa 

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