日本最大級のスポーツサイクル専門店!入門者にも丁寧に接客いたします!
2026/10/04 18:02
目次
前回の連載では、秋の景色に似合うクラシックロードやクロモリバイクの楽しみ方をご紹介しました。
お気に入りの自転車を手に入れたら、次に考えたいのは「その自転車で、どこへ走りに行くか」です。
いつものサイクリングコースを走るのも楽しいものですが、ときには曲がったことのない交差点を曲がり、知らなかった町や景色へ出会う小さな旅に出てみませんか。
車のナビゲーションでは、できるだけ早く目的地へ到着することが重視されます。
しかし、自転車では最短距離が最も楽しい道とは限りません。
交通量の多い幹線道路を避けて、川沿いの道を選ぶ。
静かな旧道をつないで走る。
景色の良い場所や立ち寄りたい店をコースへ加える。
目的地へ着くことだけでなく、そこまでの道を自分で選べることが、自転車旅の面白さです。
そこで便利なのが、地図表示やルートナビゲーションに対応したスマートサイクルコンピューターです。
私が普段よく使っているのは、「Ride with GPS」でコースを作成し、Garminへ転送する方法です。
パソコンの大きな画面で道路を確認しながらルートを引けるため、距離や標高だけでなく、走ってみたい道を細かく選べます。
基本的な流れは次のとおりです。
Ride with GPSで出発地点を決める
立ち寄りたい場所をつなぎながらルートを作る
距離と獲得標高を確認する
ルートを保存する
Garmin Connectと連携する
サイコンへルートを転送する
ただ目的地を入力するのではなく、自分が走りたい道を一本ずつ選んでいくのがポイントです。
途中に休憩場所や補給できる店を加えたり、帰りの体力を考えて後半を平坦にしたりすることもできます。
同じ50kmでも、平坦な川沿いと峠を含むコースでは、必要な時間も疲労も大きく変わります。
初めてルートを作る場合は、距離だけでなく獲得標高も確認しておきましょう。
最初から長いルートへ挑戦せず、自宅から30〜50km程度で戻れるコースを作ると、余裕を持って楽しめます。
また、ルート作成サービス上で通行できるように見えても、実際には自転車の通行が禁止されている道路や、工事中の区間が含まれる可能性があります。(ルート作成画面で地図の種類を切り替えられるのも魅力的!)
道路標識や現地の状況を優先し、危険を感じた場合は無理に予定ルートを進まないことも大切です。
Ride with GPSとGarmin Connectをあらかじめ連携し、送りたいルートから「Send to Device」または「Send to Garmin」を選択すると、Garmin Connectを経由して対応するGarmin Edgeへ同期できます。利用できる機能や画面表示は、料金プランやアプリのバージョンによって異なります。
大きく見やすい画面で地図を確認したい方には、Edge 1050が有力です。
知らない土地では、曲がり角だけでなく周辺道路まで確認できると安心感があります。長距離のサイクリングや、初めて訪れる地域を走る機会が多い方におすすめしたいモデルです。
ロードバイクのハンドルまわりをすっきり見せながら、本格的なナビゲーションやトレーニング機能も使いたい方にはEdge 850。
タッチ操作とボタン操作の両方に対応し、サイクリングだけでなく日頃のトレーニングにも活用できます。
ルート作成はRide with GPSでなければできない、というわけではありません。
Garmin Connectでもコースを作成し、対応するEdgeへ送信できます。
また、普段からStravaを利用している方なら、Stravaで保存したルートを対応するサイクルコンピューターへ同期する方法もあります。
どのサービスが一番優れているというより、普段利用しているサービスや、地図の見やすさ、ルートの編集方法などで選んでよいと思います。
ここで、ちょっとした“へえ”ポイントですが・・・
Ride with GPSで作ったルートは、Garminだけでなく、iGPSPORTやBrytonの対応機種でも利用できます。
「このアプリを使っているから、サイコンもこのメーカーでなければならない」とは限りません。
ルート作成は使いやすいサービスを選び、サイコンは画面サイズ、操作方法、バッテリー時間、価格などから選べます。
BSC500は、大きなカラー画面でルートを確認したい方に注目していただきたいモデルです。
地図の見やすさを重視しながら、Garmin以外の選択肢も比較したい方におすすめです。
「ナビは欲しいけれど、ハンドルまわりを大きく重くしたくない」という方にはBiNavi Air。
軽さとナビゲーション機能の両立を重視したモデルで、軽量ロードやすっきりした外観を好む方にも合わせやすい一台です。
一日をかけたサイクリングや、長時間のナビゲーションを重視する方にはRider S810。
大きなカラータッチ画面と長いバッテリー駆動時間を備え、知らない土地を長時間走る場面でも使いやすいモデルです。
Rider S510は、大画面モデルほどの大きさは必要ないものの、カラー地図やルート案内をしっかり使いたい方に適しています。
本体サイズ、バッテリー時間、ナビゲーション機能のバランスがよく、初めて本格的な地図対応サイコンを選ぶ方にも検討しやすいモデルです。
BrytonのRider 750シリーズも、ルートナビゲーション対応モデルとして比較候補になります。
店頭在庫や販売価格については、スタッフまでお問い合わせください。
スマートサイコンは便利な道具ですが、走行中に画面を見続けたり、操作したりするのは危険です。
ルートを外れたときや地図を詳しく確認したいときは、周囲を確認して安全な場所へ停止してから操作してください。
ナビゲーションだけに頼らず、出発前にコース全体や主な経由地を確認しておくことも大切です。
スマートフォンにもルートを残し、長距離ではモバイルバッテリーを用意しておくと、より安心して走れます。
サイクルコンピューターというと、速度、距離、心拍数、パワーなどを記録するトレーニング機器という印象が強いかもしれません。
しかし、地図とナビゲーションを使えば、その役割は大きく広がります。
これまで曲がらなかった道へ進む。
知らなかった町で休憩する。
季節の景色を楽しめる道を、自分でつないでみる。
スマートサイコンは、走行データを増やすだけでなく、自転車で行ける場所を増やしてくれる道具でもあります。
この秋は、自分で作ったルートをサイコンへ入れて、小さな自転車旅へ出かけてみませんか。
ワイズロード上野本館では、Garmin、iGPSPORT、Brytonなど、ナビゲーション対応サイクルコンピューターを取り扱っております。
ルートナビゲーションを使ってみたい方や、どのモデルを選べばよいか分からない方も、ぜひスタッフまでご相談ください。
Ride With GPSをご利用の場合、上野本館水澤のアカウントは「Koici-Mizusawa」ですのでフォローいただけますと作成済みのコースを取得することができます。ご利用ください。ご質問などもご来店時にお尋ねください。
皆様のご来店をお待ちしております。