【社員試乗会】NEW モデル　『TREK SUPERCALIBER 9.7』　試乗しました！
by: 山根裕平

数多くのお取引さまにご協力いただき、年に一度ワイズロードスタッフ向けだけに特別な試乗会を開催しています。今回は場所を埼玉スタジアムに移し、貸し切りのエリアで存分に各ブランドのニューモデルを試乗！時間が足りないくらいでした…

さて、私が試乗した中で本日ご紹介するのは2020年モデルとして発表された　

TREK  SUPERCALIBER  9.7

全く新しいサスペンション機能『Iso  Strut』を備えたフルサスペンションバイク。

正式発表前からクロスカントリーのワールドカップで実戦使用されていましたが、その時はサスペンションのあるトップチューブ付近は特製のガードが巻かれまさにベールに包まれたまま。

今回の試乗会で実物を見ることができました！

ユニットの前方部にダンパーの調整機構、エアバルブを備えています。

ハンドル手元でのリモート機能はついていませんが、トップチューブのすぐ下にこのユニットがあるので操作はカンタンです。

『Iso  Strut』の中身はこのようなユニットになっています。(画像はTREK BIKESより)

リアエンドから『Iso  Strut』に向かって延びる「シートステー」はサスペンションのボトムアウト付近手前から『Ｓ字』にしなるように設計されています。衝撃の吸収はもちろん、リアタイヤのトラクション向上に絶大な効果をもたらします。

リアホイールトラベル(ストローク量）は60mm。少ないようですがクロスカントリーレースやマラソン系レースではペダリングロスのほとんどない、絶妙なフィーリングを生み出します。

ハードテールとも、これまでのリアサスペンションバイクとも違ったフィーリングです。

前方から後ろにかけてブルーとイエローのグラデーションは2020年モデルの一押しカラーパターン。

“Miami Green to Volt Fade “

フレームには OCLV  Mountain  カーボンが用いられ軽量でかつ振動の吸収性にも富み、ライダーの疲労を最小限にとどめます。

フロントサスペンションフォークは ROCKSHOX  REBA  RL を採用。

BOOST規格、テーパードコラム仕様で剛性は十分。

51mmオフセットのG2ジオメトリーから42mmオフセットに変更されたことで、ハンドリングをより安定志向に味付けがなされています。

ホイールは BONTRAGER  Kovee Elite 23 carbon を採用。

もちろんチューブレス化にも対応しているチューブレスレディ仕様。

別売りのスモールパーツを追加することで108ノッチ化できる「54t  Rapid  Drive」ハブを備え、リムはカーボン製です。

2020  TREK  EXCALIBER  9.7

販売価格：￥539,000+TAX

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(画像内のペダルは別売りです）

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