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2022/04/28 20:04
最近上野本館で人気のアルミロードバイクの一つがこちら、ドイツブランドの「CORRATEC DOLOMITI(コラテック ドロミテ)」シリーズです。CORRATECは1990年に南ドイツで誕生し、研究から開発に至るまで、アルプスの麓にある本社で行われています。DOLOMITIシリーズをはじめ、他の数モデルは大阪にある専門工房「株式会社ワコー」において精度の高い組み立てが行われています。スムースウェルディング加工によって溶接部分が滑らかに施され、まるでカーボンフレームのように美しく仕上がっております。
目次
DOLOMITIがなぜ永く乗れるか、その秘密はジオメトリー(フレームの設計)とコンポーネント(装備されているパーツ)、そしてフレームの作り込みにあります。細部をご紹介いたします。
DOLOMITIは「PROSIZE SYSTEM」を採用し、シートチューブサイズが何センチであるかを見るのではなく、トップチューブ長を注視することにより、レース用バイクとして最適なライディングポジションを作り出すことができます。そして、全体的にフレームをコンパクト化することによりフレームの剛性アップに繋げています。
後方にカーブを描くこの特徴的なフロントフォークがCORRATEC独自の技術、「PRO CONTROL FORK」です。これによって、横方向の安定性と振動吸収性による快適性を高いレベルで両立させました。ロングライドにおいても、快適で優れた推進力を維持してくれます。
上下異径のテーパードヘッドチューブにより剛性を高めるとともに、安定かつ正確なハンドリングを実現。
LPC(LOW PROFILE CHAINSTAY)といい、上記のようにチェーンステーがより低い位置に来ることで、チェーンのバタつきによるフレームへのダメージの軽減や安定した駆動性を実現しました。
シートステーは潰しのかかった乗り心地の良いCOMFORT STAY。
105はSHIMANOのロード用コンポーネントパーツのグレードの上から3番目、レースグレードのコンポとなっております。変速性能はもちろん、耐久性など全てにおいて高いレベルに仕上がっております。ハードなトレーニングや一日がかりのロングライドにも最適です。
ギヤはフロントが2速、リアが11速の22段変速となっており、上りから下りまでしっかりとカバーします。また、機械式変速としては上位グレードのコンポーネントとの互換性もあるため、カスタムの幅も広がります。
ブレーキ性能も◎。引きが軽く、ボリュームある制動力が備わっています。
人間工学に基づいて設計されたSTIレバー。ナチュラルな操作感が安全、使い心地に繋がります。
ホイールは精度の高いSHIMANO製のホイールを搭載しています。多くの部品から構成されているため一つ一つの組み上げ精度が重要になってくる部分であり、僅かなセッティング一つで走りに大きく関わってきます。
タイヤは一流ブランド、VITTORIAのZAFFIRO PROが装着。GRAPHENE2.0コンパウンドはCORSAなどのハイエンドタイヤにも仕様されており、スピード、グリップ、耐久性、耐パンク性全てにおいて高いレベルで実現しました。
■モデル:2022 CORRATEC DOLOMITI 105
■コンポーネント:SHIMANO 105 R7000
■価格:174,900-(税込)
■紹介バイクのサイズ:51(約175cm前後)
■重量:8.7kg