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完成車で自転車を買って、カスタムしたい！そう思ったときにまずどこを換えたいですか？自転車は様々なパーツで構成されておりますので、やれることが多くて迷っちゃいますよね。

まずはホイールを交換すべき

私はそう思っています。
自転車を含め、乗り物は足回りが重要です。地面に近ければ近いほど重要度が増していくと思います。タイヤはもちろんですが、それを取り付けているホイールも重要です。いくら高級なコンポを使っていても、ホイールが粗悪ならばすべてが台無しです。

タイプ別ホイールの選び方

では高いのを買えばそれでいいのか。というわけではありません。
自分の目的、スタイルに合ったカスタムをしなければ宝の持ち腐れです。自分の用途に合ったホイールを探しましょう。

軽さが正義！ヒルクライム特化なら軽量ホイール

身体が細い、ヒルクライム大好きという方は軽量ホイールが良いでしょう。
リムハイトが低く、軽量に作られているので、ヒルクライムもスイスイ走れるようになります。

そんなあなたに合うホイールはコチラ！

EASTON EC90 AX DISC

前後セットで約1,470ｇと相当な軽さ。ディスクホイールはどうしても重い傾向にありますが若干リム幅は広いため、クリアランス要注意ですね。(在庫はございませんがお取り寄せ可能です。)

速さが正義！平坦を速く走るならディープリムホイール

パワーが有り余っている、平坦を極めたい方はディープリムホイール。
ヒルクライム特化とは違い、リムハイトが高いものです。正面からの空気抵抗が減りますのでより速く走ることができます。ただし、巡航速度を上げないとただ重いだけのホイールになってしまいますので、玄人向けともいえると思います。

ただ…

超カッコいいんですよね！
私も以前まで所持していた自転車にはディープリムを履いていたのですが、これがまたカッコいいのなんの。やはりカッコいいってだけで買うのも自転車の楽しみ方の一つだと思いますので、そういうカスタム相談もお待ちしております！

そんなあなたに合うホイールはコチラ！

SHIMANOよりアルテグラグレードのホイールです。
60mmのリムハイトが放つカッコよさは抜群の一言。エアロロードだともう浅いリムハイトには戻れなくなってしまうことでしょう。

いいところ取り！そんなあなたはもう少しリムハイトが浅いホイールを。

タイプ別でホイールを購入して走る場所に合わせて履き替える。そんな贅沢なことはできませんよね。
オールラウンドに使いたいならヒルクライムも平坦も卒なくこなせる30mm前後のリムハイトのホイールがいいと思います。

私もその考えができていたら何台も自転車を買うことなかった…かもしれないです(笑)

そんなあなたに合うホイールはコチラ！

MAVICよりCOSMIC SL 32。
オールラウンドに使えるホイールはコチラですね。もう少し性能が良いものが欲しいなら上位グレードのSLRの方にするのが良いと思います。

良いホイールとは何か。

皆様はホイールのカタログを眺めるときに何を基準に良し悪しを考えますか？
数字で分かりやすい、重量でしょうか。高いならいいものだろうと、価格ですか？私はベアリングの良し悪し、リムの剛性の高さが重要だと思っています。

回転が良ければ足を止めて惰性で走っているときにもきれいに転がり、失速が少ないです。そしてリムの剛性が高く、より真円を保っているかで大きく変化があります。

私も自分が持っていたホイールで比べてみましたが、明らかに違います。所謂鉄下駄と言われているようなホイールはエンジンブレーキのように失速しますが、良いホイールなら全く止まる気配がありません。

これのメリットを挙げていくと、

・速度の維持が簡単
・ロングライドにおいて足を止めてサボれる時間が多くなる
・体力の温存ができる

体力の温存をしていざというときに使うというのはスポーツにおいて大事ですよね。例えばサッカーでも前後半あわせて90分、ずっと全力でボールを追いかけることなんかしないですよね。

もちろん私の考え方はあくまで一例です。
見方を変えればこっちの方が、というのもあると思いますが、参考になれば幸いです。