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クロスバイクをドロップハンドル化は現実的ではない?
by: フクダ

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ご覧いただきありがとうございます。
まずクロスバイクからスポーツ自転車を始めた方は、ハマりだしたときにロードバイクが欲しくなると思います。そうなったときに考えるのは、新しくロードバイクを買うか、クロスバイクをドロップハンドル化するか、どちらかで考えることになります。

ですが、私としては新しくロードバイクを購入してしまうことをおススメします。なぜかというと、実はドロップハンドル化をするに当たっては様々な障害があるのをご存知でしょうか。今回はそんなクロスバイクのドロップハンドル化で生じる不具合をご紹介していこうと思います。

クロスバイクをドロップハンドル化しない方がいい3つの理由

理由その1、そもそもフレームが違う

一見同じようなフレーム形状をしているロードバイクとクロスバイク。実は全く違う形状をしているのはご存知でしょうか。
ロードバイクはトップチューブと呼ばれる上辺が短く、クロスバイクは長いです。

例えば私が乗っているPROPEL。私の適正身長のMサイズは550mmトップチューブの長さがあります。同じブランドのクロスバイク、ESCAPE R3と比較してみますと、ESCAPE R3は同じMサイズでも565mmとなっており、トップチューブが長いですね。

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ロードバイクは前にせり出すドロップハンドルがつかみやすいようにその分トップチューブは短く、逆にクロスバイクは前に出ないバーハンドルがつかみやすいようにその分長くなっております。クロスバイクは赤い線の部分がハンドル位置になるようなイメージですね。

よって、長いトップチューブのクロスバイクに、さらに前にせり出すドロップハンドルを付けてしまうと届きにくくなってしまいますので、ドロップハンドル化は向かないと言えます。

ステムを短くすれば届く場合がありますが、極端に短くするとハンドリングに影響が出る場合がありますので、注意が必要です。

理由その2、(Vブレーキの場合)レバーが使えないことがある

コレはお使いの自転車がVブレーキの場合になりますが、ロードバイクで使用するSTIレバーが使えないことがあります。
ロードバイクに於いてはVブレーキではなく、キャリパーブレーキというものを使用しており、レバーを引いてブレーキ面までに到達するまでの引き量がVブレーキとキャリパーブレーキで違うからです。

バーハンドル用のレバーにはVブレーキとキャリパーブレーキのどちらを使うかで切り替えができるものが存在しますが、STIレバーにはありませんので、Vブレーキのアーム部分が短い、「ミニVブレーキ」というものに交換しなければなりません。

替えなければいけないのであればブレーキ分、余分にかかってしまいますね。

理由その3、変速機に互換がない場合がある

理由2のブレーキだけではなく、変速機に互換がなく、一式まるごと交換になってしまう場合があります。
クロスバイクの多くはマウンテンバイク向けの変速機が付いているものが多く、それもSTIレバーでは互換がないものがあります。その場合は前述のとおり、一式交換です。そうなるとものすごいお金がかかってしまいます。

現在の価格のTOURNEYで計算してみましょう。

ハンドル LTコンパクト ¥6,820
レバー ST-A070 ¥17,876
リア変速機 RD-A070 ¥3,104
フロント変速機 FD-A070A 2554
スプロケット CS-HG200-7 ¥2,043
チェーン CN-HG40 ¥2,245
クランクセット FC-A070 ¥7,907
ボトムブラケット BB-UN300 ¥2,123
  合計 ¥44,672

ここにワイズロードで交換した場合の工賃も出してみます。

交換工賃 価格
ハンドル ¥9,900
レバー ¥26,400
リア変速機 ¥4,950
フロント変速機 ¥4,950
スプロケット ¥1,650
チェーン ¥4,120
クランクセット ¥4,950
ボトムブラケット ¥4,950
合計 ¥61,870

何と合計、¥106,542もします。久々に計算しましたが、まさかこんなにも値上がりしているとは…
一番安くするために、7速のTOURNEYというグレードで計算してもこの価格です。これならば、エントリークラスのロードバイクを素直に買ってしまい、クロスバイクはクロスバイクで乗っていた方がいいかもしれませんね…

また、理由その2のブレーキまで交換することになるならば、1万円以上上乗せになりますのでもう考える余地はありませんね。

結論:ロードバイク買った方が安く、ポジションもちゃんとしたものが新品で手に入る!

昨今の値上がり事情もありますが、完成車で販売しているものは「セット価格」なのです。
ハンバーガー、ポテト、ドリンクをバラで買うよりもセットで買った方が安いのと同じで、自転車もパーツをバラで集めて組み立てるよりも、完成車として販売しているものの方が安いです。バラの価格と高コスパの完成車を比較すると、フレームやハンドル、サドルがタダでついてくるような価格になる場合もザラです。

2台自転車を置くスペースがあるようであれば、クロスバイクはクロスバイクで街乗りなどの移動手段として使い、お休みの日はロードバイクでロングライドと使い分けられるようにした方が良いと思います。

もちろん、私が無知なだけで「こうカスタムすれば気にせず行けるんだぞ!」というものもあるかも知れませんのでご容赦ください(;^_^A

 

 

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