ご覧いただきありがとうございます。
11/16のスポーツバイクデモの前日にメーカー様協力のもと、スタッフ向けに試乗させていただく時間をいただきました。様々なバイク、用品などが展示されており、毎度感動しております。今回はその中でも一番ギャップにやられたバイクをご紹介します。

BENELLI MANTUS 27 CITY

￥177,210(税込)

※バスケットは別売り￥5,500(税込)です。

実はBENELLIのバイクを乗るのは初めてではありません。私が船橋店に在籍していた頃、BENELLI MINI FOLD 16 POPULARが試乗車として置いてあり、乗ったことがありました。

アシスト力はマイルドで、坂道を走っているときにはアシストを感じ、平坦の漕ぎ出しなどは気持ちアシストを感じるくらいの強さでした。
コンパクトさを求めるならこのバイクが良いかと思いますが、アシスト力を求めていくとやはりこのバイクが選ばれることはあまりないように感じておりました。
…ということを考えていたので、このMANTUS 27 CITYもアシスト力はマイルドな感じだろうと思いました。値段も￥200,000を切る￥177,210と電動アシストバイクの中では安価な部類のため、そういう意味でもそこまでのアシスト力は期待しない方が良いと思っていました。また、直前に乗っていたバイクを降りる時に足を痛めるという愚行をしてしまったため、ちょっとのんびりめなバイクに乗りたいと思い、箸休め感覚で試乗開始。

試乗してみた感想

ん－、やはりマイルド。と思いきや、手元のリモコンを見てみるとパワーはLOW。

POWERと書いてあるメーターがアシストの強さを示していると思っていたので、マックスで走っているつもりでした。冷静に考えたら試乗会開始直後にバッテリーがすでにLOWということはないですよね(笑)ということはもしや…まだ変身を残しているというのか！
というわけでお待ちかね100％(HIGH)にしてみました。

するとどうでしょう、油断していたら振り落とされてしまうほどのパワー！これは気持ちいい！あっという間にアシストが切れる24km/hまで到達したのか、ものの数秒でアシストは切れて巡航していました。周回コースの折り返し部分がヘアピンカーブのようになっておりますので減速してコーナリングをするのですが、コーナーからの立ち上がりが最高に気持ちよかったです。

やはりシティサイクルのような見た目だからか、アシストが切れてもガンガンスピードが上がる、というのはありませんが、それでも24km/hは出ていると考えれば万々歳です。この買い物に適した仕様からは考えられないほどのパワーを見せつけられ、BENELLIの印象がガラリと変わりました。

試乗コースは平坦のみでしたが、是非コレで登りを体験したいものです。この見た目で激坂をスイスイ登られたら、某サイクルロードレースアニメを思い出しそうですね。鼻歌交じりに登ってみたいです。

SPEC

スポーツ向けモデルが欲しいならMANTUS 27 TRK

基本スペックはそのまま、スポーツ仕様のフレームになり、重量もMANTUS 27 CITYが23.8kgに対し、MANTUS 27 TRKは22kgと1.8kg軽量になっております。

このアシスト力がついてMANTUS 27 CITYもMANTUS 27 TRKどちらも１台あたり￥200,000以内で手に入ってしまうというのは正直破格だと思います。
また、MANTUS 27 CITYの方もお取り寄せ可能でございますので、街乗り、買い物などで使いたい方はMANTUS 27 CITYを、もう少しスポーティに乗りたい方はMANTUS 27 TRKを選択すると良いと思います。