Y's Road 宇都宮店 じてんしゃの杜
2025/01/30 17:22
ご覧いただきありがとうございます。
新しく通学スポーツバイクを買う方、今からワクワクしますね。今まではママチャリなどの一般車を使用していたのが一気にカッコいいスポーツバイクになると、スピードも違いますし楽しいことだらけです。そのままロードバイクも欲しくなっちゃうかも?
しかしスポーツバイクは乗って楽しいことばかりではありません。
良い状態を保つためには日々のメンテナンスが重要で、それを疎かにしてしまいますとスポーツバイクの良さを発揮できなくなってしまいます。今回は、スポーツバイクに乗る上でやるべきことをご紹介します。乗る本人はもちろんのこと、買ってあげる親御さんも必見です。
目次
スポーツバイクは一般車に比べてとても軽いです。モデルにもよりますが、重量も半分くらいしかありません。
軽い自転車を作るためにはよりフレームの厚みをできる限り薄~く作るため、その分剛性が落ちてしまいます。デリケートなスポーツバイクを今まで乗っていた一般車のように扱ってしまいますと場合によっては壊れてしまうこともありますので、このブログを読んで扱いに気を付けていただけたらと思います。

一般車に乗っている時、私もやりがちでしたが空気を何週間も入れずにそのまま乗り続けること。スポーツバイクの細いタイヤではすぐにパンクしてしまいます。登校中にパンクしてしまったら遅刻してしまうでしょうし、帰りだったとしても面倒なことには変わりありません。パンクの原因のほとんどは空気圧が甘いことで起きるので、1週間に1回、自分で休み明けに入れるなど、習慣付けてください。
汚い自転車に乗っていると大切な制服に汚れがついてしまう可能性があります。見た目の問題もありますが、機能面でも問題が出てきますので、是非ともしっかり洗っていきたいところです。
例えば自転車のチェーン。これがないといくらペダルを漕いでも動きません。故に、チェーンは非常に大事な部分です。
その動力源がサビサビではお話になりません。サビを予防するには定期的な洗浄と注油が必要です。月に1度程度、もし雨に降られたらその都度やるようにしてください。
注意!
たまにKURE5-56を注油しようとお考えの方がいらっしゃいますが用途が違います。使えないわけで
KUREからもチェーンオイルと出ており、別物になりますので必ずチェーン用の文言が入っているオイルを使用するようにしてください。
スポーツバイクの雨ざらしは危険です。自転車のパーツの劣化を早めます。
出来れば室内に置きたいところですが、スポーツバイクに乗らない方は自転車を室内保管すると聞くとびっくりされます。ですが、様々な点から室内保管をできるようにした方が得ということが計算してみるとわかります。
例、雨ざらしですぐチェーンが錆びてしまい、メンテもしないのでチェーンは3カ月でダメになってしまいました。スプロケット(ギア)もサビているので交換します。
3カ月に1回チェーンを交換する場合…
| チェーン代(概算) | ¥4,000 |
| スプロケット代(概算) | ¥4,000 |
| チェーン交換工賃 | ¥2,750 |
| スプロケット交換工賃 | ¥1,100 |
|
合計 |
¥11,850 |
3カ月に1回、これだけのことがかかります。あくまでチェーン周りの一例なので、これ以外にもたくさん害があります。
室内保管してメンテも怠らなければ走行距離にもよりますが2~4倍長持ちするはずですので、非常にもったいないです。

MINOURA DS-2200
室内に縦置きができ、そのまま横置きにするよりも省スペースで保管することができるこの縦型スタンド。
地面にもタイヤが付かず、床を汚す心配もありませんので、室内保管に抵抗がある方も安心して使用することができます。
こちらのスタンドはこの交換作業の1.5回分で購入することが可能ですので、頑張って室内保管するスペースを確保する方がお金がかからずに済みます。是非こちらのDS-2200、新しく自転車を買う時にあわせて買ってみてください!

前述の通り、衝撃に弱いスポーツバイク。特にドライブトレイン側(ギアやチェーンがある方)に倒してしまった時に注意するべきところとしましては、ディレイラーハンガーと呼ばれるパーツが曲がっていないかのチェックです。
この写真の青い丸で囲ったパーツです。
ディレイラーは変速機のことです。それをかけているという意味でハンガー。ディレイラーハンガーです。こんな小さいパーツですが命に関わる重大な事故につながる可能性も秘めておりますので、十分注意したいです。
もしこの変速機を付ける部分をフレームと一体型で作ってしまった場合。軽く作った自転車は剛性が落ちると話しましたがこの細い部分はなおのこと弱くなります。もし折れてしまったら…もうこの自転車は使えなくなってしまいます。そんなのってないですよね。
それを防ぐために別個のパーツにして、交換が利くようにしているんですね。ほかへの被害を最小限に抑えるために敢えて壊れやすく作っています。もしこのパーツが内側に曲がってしまっていたら…すぐに乗車を中止して、各ブランドの取扱店に行ってディレイラーハンガーを取寄せてもらってください。
もしディレイラーハンガーを曲がったまま放っておくと…
変速機がよりホイールに近くなり、巻き込んでしまいます。いきなりホイールがロックしてしまったら転倒してしまいますし、無事だったとしてもホイール、ディレイラー、ディレイラーハンガー、チェーンがダメになってしまうことが大半で、修理費も非常に高くなります。
もし自転車を倒したらディレイラーハンガーを見る、忘れないでください^^
綺麗な自転車はカッコいい!中には自転車はただの移動手段だから愛着なんて持てない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、是非手をかけてメンテしてみてください。意外と魅力に気付いてハマっちゃうかもしれません。
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