Y's Road 宇都宮店 じてんしゃの杜
2026/06/08 17:58
ご覧いただきありがとうございます。
Y’s Road宇都宮店の恒川です。
MAVICホイールをお使いの皆さま、定期的にフリーボディのグリスアップは行っていますか?
フリーボディ内部のグリスは走行を重ねることで徐々に劣化し、雨天走行や洗車による水分の侵入によって性能が低下していきます。そのまま放置すると、サビの発生やラチェット部の摩耗、高額な内部パーツの破損につながる可能性があります。
定期的にグリスアップを行うことで、ホイール本来の軽い回転性能を維持できるだけでなく、部品の寿命を延ばすことにもつながるため、非常におすすめのメンテナンスです。
そこで今回は、実際に私が使用しているMAVICホイールのフリーボディを分解し、グリスアップを行いましたので、その手順や内部の状態をご紹介していきます。
私が使用しているホイールは、MAVIC COSMIC PRO CARBON UST DISCです。
MAVICの多くのホイールには、独自のフリーハブシステムが採用されており、定期的なグリスアップを行うことで本来の性能を長く維持することができます。
グリスが劣化した状態で使用し続けると、ラチェット部分やフリーボディ内部の摩耗が進み、異音や回転不良の原因になることがあります。特に雨の日に走行した方や、長期間メンテナンスしていない方は一度点検するのがおすすめです。
まずはフリーボディを引き抜いて分解していきます。
MAVICのインスタントドライブ360は工具を使わずに分解できるため、定期的なメンテナンスがしやすいのが特徴です。
今回は約1年ほど使用したホイールをグリスアップしてみました。
分解してみると…フリーボディを外してみると、グリスは残っていましたが全体的に黒く汚れていました。
また、アクスル部分にはうっすらとサビも発生しており、雨天走行や洗車時の水分が少しずつ侵入していたことが分かります。
この状態でもすぐに故障するわけではありませんが、放置するとラチェットリングやフリーボディ内部の摩耗につながるため、定期的なメンテナンスが重要です。
分解したパーツはウエスで古いグリスや汚れをしっかり除去していきます。
ラチェットリングやフリーボディ内部には細かい金属粉や汚れが付着していることもあるため、できるだけきれいな状態にしておきます。
今回取り外したシール部分にも汚れが溜まっていました。
シールはホイール内部への水やホコリの侵入を防ぐ重要な部品です。
傷や変形がある場合は交換が必要になりますが、今回は問題なかったため清掃して再使用しました。
清掃後は専用グリスをラチェットリングへ塗布します。
塗り過ぎるとラチェットの動きが鈍くなり、少なすぎると摩耗が進みやすくなるため、歯全体に薄く均一に塗るのがポイントです。
フリーボディ側にもグリスを塗布して組み付け準備を行います。
ラチェット部分がしっかり潤滑されることで、摩耗を抑えながらスムーズな駆動を維持できます。
また、グリスアップ後はラチェット音が多少小さくなる場合もあります。
あとは元通りに組み付ければ作業完了です。
作業時間は慣れれば10分程度ですが、定期的に行うことで高額なフリーボディやラチェットリングの摩耗を防ぐことができます。
MAVICホイールは軽量で高性能ですが、定期的なメンテナンスを行うことで本来の性能を長く維持することができます。
特に雨天走行が多い方や、1年以上グリスアップしていない方は一度状態を確認してみるのがおすすめです。
当店でもグリスアップや点検作業を承っておりますので、少しでも気になった方はぜひY’s Road宇都宮店までご相談ください。
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