そもそもなぜパンクするのか?走行中に起きやすいパンクの種類を解説!
by: 福田竜太

自転車のパンクのイラスト

ご覧いただきありがとうございます。
先日私もパンクしたというブログを投稿しました。今回はそんなパンク、なんで起きるのかというものを解説してみようと思います。

そもそもなぜパンクするのか

まず、意外と知られてないチューブの話から。タイヤの中にゴムが入っており、それを膨らませることで自転車が走れるようになります。
そのチューブが傷ついてしまうと、パンクしてしまいます。ではチューブを傷つけないためにはどのようにすればいいのか。どういうときにパンクが起きるのかをご説明いたします。

物が刺さる

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鋭利なものが刺さってしまい、チューブに穴があいてしまうことで空気が入らなくなってしまいます。
小さい針のようなものから、釘なんかが落ちてて刺さってしまうなんてこともあり、一度ニュースで、休日のサイクリングロードに釘がバラまかれたというのがありましたね。ものが刺さってしまうという話に関してはその時の運としか言えないですが、路肩を走らないことでリスクを減らすことができます。
雨が降った時に、水が路肩に流れるように傾斜になっています。なので、雨と共に落ちているものも路肩にたまっており、そこにはガラス片など、踏んだらパンクしてしまいそうなものがたくさん落ちています。車が横をバンバン通るので路肩に寄りたくなる気持ちはものすごくわかりますが、パンクしないためにももう少し車道側を走ってみてください。それだけでパンクする可能性は減ると思います。

どのようになるか

刺さったものによって、空気の抜け方が違います。針のような細いものが刺さった時にはスローパンクと言われ、ゆっくりと何時間かかけて空気が抜けていきます。実はこのパンクは気づきにくいことが多く、空気入れればしばらくは乗れるだけに、そのままにしてしまう方もいらっしゃいます。ですが、空気を入れる時にチューブが膨らむのと同じく、穴も広がってしまいますので、どんどん悪化します。

太いものが刺さっている時は、思いっきり空気が抜けてしまうため、ある意味わかりやすいと思います。

チューブ交換するときの注意点

必ず刺さっているものを取り除かないといけません。
刺さったままチューブを替えてもまた穴があいてしまい、意味がありません。

まずはチューブを取り出します。
この時に、必ずどの向きでチューブが入っていたかを忘れないようにします。

そして穴の位置を特定します。大きな穴が開いていればシューッと空気が漏れているところ、小さな穴の場合はよくある、水に漬けて気泡がポコポコうまれるところが穴ですね。

穴がみつかりましたら穴があった場所でチューブとタイヤを照らしあわせて、そこに何かがないかを探します。外側から見てもわかりやすくものが刺さっている場合もあれば、内側から見ないとわからないものもあったり、はたまた抜けて落ちてしまっていることもあります。

そういう時は必ず、軍手をしてタイヤの内側を触ってみて、目に見えにくいものが刺さっていないかを確認してからチューブを入れます。

鋭利なものが手に刺さってしまうこともありますので、必ず軍手をしてから触るようにしてください。ケガの可能性が減ると思います。

リム打ち

空気圧が甘いときに、段差にガンっとタイヤをぶつけてしまうと、段差とホイールのフチ(リム)でチューブを潰して穴が開いてしまい、パンクしてしまいます。

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このように、両サイドのリムで傷つくため、2つ穴があいてしまうのが特徴です。
ヘビの牙で噛んだような穴の開き方から、俗にスネークバイトと呼ばれることもあります。

あまりにも段差に突っ込みすぎるとホイールまで壊れたり、もっと行くとフレームが曲がったりするので、段差に乗り上げる時はスピードを落とし、フロントアップ(前輪を軽く浮かせるように)で乗り上げることを意識すると良いと思います。

実はパンクのほとんどがこの2種類のどちらか

 パンクのほとんどは実はこの2種類です。
一部、私の体験談を言うと、草むらから飛び出してきたおじさんにぶつからないように急ブレーキをしたらホイールロックしてタイヤがすり減ってなくなってしまったということがありました。あそこまでの急ブレーキをしたのは初めてでしたが、まだ走行距離100キロちょっとのタイヤがなくなるほどのロックをしてしまうとこうなるようです。

実は、この2種類のパンクは、あることをすると劇的にリスクを減らすことができます。

たったひとつのパンクリスクを減らす方法

それは、きちんと適正な空気圧を入れることです。
タイヤには必ず、ホイールには一部、適正空気圧が設定されており、それを守ることでリスクを減らすことができます。

空気圧が高ければ、当然タイヤはかたくなるため、刺さりそうになったものも弾いてくれる可能性がありますし、リム打ちもタイヤがつぶれなければ傷付かずに穴があかない可能性があがります。もちろんそのうえでパンクしてしまうなんてこともザラですが、リスクは低いに越したことはありません。

空気は毎日使うなら1週間に1回、乗る頻度が低いなら毎回乗るたびに入れるのが理想です。また、しばらく乗らない状態が続くようであっても、空気だけはしっかり入れた方がいいです。ほとんど乗らずにぺったんこになってしまうと、自転車の重みでチューブを傷つけてしまいます。また、その状態から空気を入れるときは、噛み込みチェックをしてください。噛み込みチェックとは、タイヤの中にちゃんとチューブが入っているかのチェックのことで、タイヤからチューブがはみ出た状態で空気をいれてしまうと、ものすごい音で破裂します。そうならないためにも、きっちり手順を踏んで確認の上、空気を入れてください。

最後に

パンクをすると時間も労力もとにかく奪われます。
押して帰るにしても大変ですし、時間もかかります。パンク修理アイテムを持っていれば直すこともできますが、まずパンクしないように準備をするのが大事だと思います。私も先日、怠慢が招いたパンクをしたばかりなので、自戒の念を込めて記事にしました。

この記事を見てパンクが減った!という方が増えたらうれしいです。ノーパンクで楽しいサイクルライフを送ってください!

 

 

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