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Y’s Road宇都宮店の恒川です。
スタッフ試乗会でWAHOOのZwift Ride with KICKR COREを試乗してみましたので感想をお伝えしてきます。

Zwift Ride with KICKR CORE

価格：￥224,000(税込)

224,000円と聞くと高く感じる方もいるかもしれません。しかし、一般的なローラー台は使用するたびに自転車のホイールを外してセットする必要があり、この作業が意外と手間になります。（正直、私自身もかなり面倒だと感じています。）そのため、ローラー専用に手頃なロードバイクを別途購入しようとしても、結局はまとまった費用がかかり、さらに普段の自転車と同じポジションを再現するのも簡単ではありません。

その点、このスマートバイクは付属の6mm六角レンチだけでサドル高やハンドルバー高を自在に調整でき、自分のバイクとほぼ同じポジションを正確に再現できます。対応身長は152cm〜198cmと幅広く、家族や友人と共有しやすい点も魅力です。静音性も非常に優れており、走行音はチェーンが動く程度で、ローラー台特有の大きな作動音がほとんどありません。実際には、自分の呼吸音や話し声の方が大きいほどです。

さらに、手元にはリモコンが備わっているため、走行中でもスムーズに操作でき、ストレスなくトレーニングが行えます。シフトチェンジの感触も電動変速のDi2に近く、直感的で心地よい操作性を実現しています。

 実際に乗ってみた

実際に使用してみてまず驚いたのは、その静かさです。稼働音はほとんどなく、聞こえるのはチェーンが動くわずかな音だけ。ローラー台特有の「ブーン」という響きが一切なく、本当に静粛性が高いと感じました。

変速操作も想像以上で、まるでDi2のような滑らかさがあります。タイムラグをほとんど感じず、実車と変わらないレベルのレスポンスに驚かされました。仮想変速ということで何かクセがあるのではないかと予想していましたが、実際は癖がなく非常に自然で、違和感なく使うことができます。

さらに、ハンドル中央にはタブレットや補給食を置ける台座を装着できるため、長時間のトレーニングでも快適性が高く、iPadを置いた際は画面が近くて見やすそうと思いました。

走行感に関しても、従来のローラー台とは一線を画しています。路面を走っているような自然なフィーリングが得られ、「室内トレーニング」ということを忘れるほど没入できます。

これ一台あれば、準備の手間なくすぐにトレーニングを始められるため、非常に便利で使い勝手の良いスマートトレーナーだと感じました。