Y's Road 宇都宮店 じてんしゃの杜
2026/05/31 19:25
ご覧いただきありがとうございます。
Y’s Road宇都宮店の恒川です。
今回は、MTBに搭載されている「コイル式サスペンション」と「エア式サスペンション」の違いについてご紹介します。
サスペンションは見た目だけでは違いが分かりにくいパーツですが、乗り味やメンテナンス性に大きく影響する重要な部分です。
これからMTBを始める方や、車体選びで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
目次
コイル式サスペンションは、金属製のスプリング(バネ)の力を利用して衝撃を吸収する仕組みです。
MTBのサスペンションには大きく分けて「コイル式」と「エア式」がありますが、コイル式は自然で滑らかな動きが特徴となっています。
コイル式最大の特徴は、サスペンションの動き出しが非常にスムーズなことです。
小さな段差や木の根、細かな石などの衝撃にも素早く反応し、タイヤが路面をしっかり捉え続けます。
特にトレイルや林道のような細かな凹凸が続く路面では効果を体感しやすく、タイヤが地面に張り付くような安定感のある走りを実現します。
また、ストローク全体を通して比較的一定の硬さで動くため、サスペンションの挙動が予測しやすく、下り坂でも安心してコントロールできます。
コイル式は構造がシンプルなため、耐久性に優れているのも特徴です。
エアサスペンションのような空気室がないためエア漏れの心配がなく、長期間安定した性能を発揮しやすくなっています。
メンテナンスも比較的簡単で、定期的な清掃やグリスアップ、フォークオイル交換が中心となります。
そのため、長く安心して使いたいメンテナンス頻度を減らしたい下りを重視したいという方におすすめです。
コイル式は基本的にプリロード(バネの初期荷重)を調整するだけで乗り始めることができます。
空気圧を管理する必要がないため、初心者でも扱いやすく、安定した性能を発揮してくれます。
エア式サスペンションは、空気(エア)の圧力を利用して衝撃を吸収する仕組みです。
現在では多くのミドルグレードからハイエンドモデルに採用されており、軽量性と調整幅の広さが魅力となっています。
エア式最大の特徴は、自分の体重や走るコースに合わせて細かく調整できることです。
専用のサスペンションポンプで空気圧を変更することで、サスペンションの硬さを自由に調整できます。
さらに、リバウンド(戻る速度)なども細かく設定できるモデルが多く、自分好みの乗り味を作ることができます。
エア式は金属製のスプリングを使用しないため、コイル式と比べて軽量です。
MTBではサスペンションの重量が走行性能に大きく影響するため、この軽さは大きなメリットとなります。
特にヒルクライムや長距離ライドでは軽量性の恩恵を感じやすく、加速や登坂がより軽快になります。
エア式は沈み込むほど反発力が強くなる特性があります。
そのため、小さな衝撃にはしなやかに反応しながらも、大きな段差やジャンプの着地では底付きしにくく、幅広いシーンで高い性能を発揮します。
高性能な反面、内部には空気室やシール類が使用されているため、定期的なメンテナンスが必要になります。
適切なメンテナンスを行うことで、本来の性能を長期間維持することができます。
コイル式とエア式には、それぞれ異なる魅力があります。
コイル式は、路面追従性の高さや自然な動き、優れた耐久性が魅力です。特に下りを重視する方や、メンテナンスの手間を減らしたい方におすすめです。
一方のエア式は、軽量で細かなセッティングが可能なため、登りから下りまで幅広く楽しみたい方や、自分好みの乗り味に調整したい方に向いています。
どちらが優れているというわけではなく、「安定感と耐久性を重視するならコイル式」「軽さと調整幅を重視するならエア式」と考えると分かりやすいでしょう。
サスペンション選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
少しでも気になった方は、ぜひY’s Road宇都宮店へお越しください。
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