脱・鉄下駄？カスタムはまずホイールから！【CAMPAGNOLO ZONDA】
by: 福田竜太

ご覧いただきありがとうございます。
自転車のカスタムをするとき、どこからやりたいですか？ハンドルを軽くしたい、コンポをもっとグレード高いものにしたい、やりたいことは様々だと思います。

私も自分の自転車をカスタムしまくりましたが、一番感動するのはホイールです。こういった乗り物関連は、足回りが変わると劇的に変わります。完成車についているホイールは俗に鉄下駄と呼ばれるものが多く、重くて回転も滑らかではないものがほとんどです。

今回はホイールの良し悪しの解説とともに、オススメのモデルをご紹介します。

1 良いホイールの条件とは
2 オススメはCAMPAGNOLO ZONDA
- 2.1 リムブレーキモデル
- 2.2 ディスクブレーキモデル

良いホイールの条件とは

いかに真円を保てるか

よく言われるのは数値化されているので非常にわかりやすい、軽さ。
もちろん大事ではありますが、軽さを求めるあまり、弱いホイールになってしまっては本末転倒。それだけではダメです。ネットで安く売っているホイールは軽さだけ、という傾向があります。

真円を保つというのは、人間の体重が乗った時にたわまないかです。
より真円に近く、キレイに回ればそれだけ効率よく走ることができます。重量を気にするあまり、それ以外を疎かにしないように要注意です。

ハブの良し悪し

上記の条件を満たしていても、肝心の回転軸がダメだとお話になりません。
今度は真球の話ですが、回転軸にはベアリングという球がたくさん入っており、それがハブの中で転がることで滑らかに回転します。
これが良くないと抵抗が大きくなり、ロスにつながります。足を止めて惰性で走っている時に、ハブが良いものだと失速が少ないので、より体力を温存して走ることができます。

リムハイト

リムとはホイールのフチの部分、リムハイトとはその厚みです。
リムハイトが薄いものは軽くてヒルクライムに最適、逆に厚いものは剛性が高く、空気抵抗も少ないので平坦向きです。

お金があればシチュエーションに合わせて交換するのが理想ですが、そうもいかないので、オールラウンドに使えるリムハイトが浅いもの～中くらいのものにすると扱いやすいと思います。ですが私のように性能ではなくカッコよさでリムハイトが厚いものを買うのもアリです(笑)ここまで語っておいて申し訳ございませんが、カスタムは性能無視してカッコよさを求めてやるのも醍醐味です。