【お手軽グレードアップ】　高性能チューブ
by: 藤根 友広

 

 

まだまだ寒い日が続きますが、みなさん寒さに負けず、

 

走っていますか！？

 

レースやイベントに出場している人の中には、まだ

 

「シーズンオフ」と言う人もいるかもしれませんネ。

 

自転車は機材スポーツですから、シーズンオフの間に

 

機材面での「グレードアップをしたいけどお金が…」

 

と言う人も多いのではないでしょうか！？

 

そんな人にオススメなのが、クリンチャータイヤを使ってる

 

人ならば（まだ試した事がなければ）チューブを高性能

 

チューブに交換することです。

 

高性能チューブでまず頭に思い浮かぶのが、

 

「ラテックスチューブ」です。　完成車などに仕様されて

 

いる一般的なブチルチューブが「合成ゴム」なのに対して

 

ラテックスは自然からできた「天然ゴム」です。

 

特徴はブチルチューブと比較して分子構造が荒く（大きく）

 

空気の減り（抜け）が早いですが、伸縮性が高く伸び縮み

 

する際にエネルギーを浪費しないので、ホイールの回転時に

 

エネルギーを逃さず走る事が出来るということ。　

 

勿論乗り心地もしなやかになり良くなります。

 

また、伸縮性が高い事により小石などの異物を踏んでも

 

周りが変形する事で「高い耐パンク性能」を発揮します。

 

ちなみに、自分は初めてラテックスチューブを使った時

 

スグに違いが体感出来ました（個人差があるので違いを

 

体感出来る事を保証は出来ません）

 

決戦用の高級チューブラータイヤなどにもラテックス

 

チューブは使用されています。

 

難点はやはり、空気の抜けが早いことでしょう。

 

ラテックスチューブを使用するなら、乗る前に毎回

 

空気を入れる必要があるでしょう。

 

「そんな毎回乗る前に空気を入れ直すなんて面倒くさい」

 

と言う人にオススメなのが、パナレーサーの

 

「R’air」です。パナレーサーが新開発した

 

「Air Flex Lite ブチル」は「軽さ」と「耐久性」の

 

ベストバランスを実現させたチューブでラッテクス程では

 

ありませんが、従来のブチルチューブと比較して、

 

「２.１倍」の伸縮性を持ち、高い振動吸収性と、

 

路面追従性、軽量化や耐久性を実現しています。

 

ラテックスチューブは面倒くさい、と言う人には

 

こちらをオススメします。

 

また、完成車を購入してまだ一度もタイヤもチューブも

 

交換した事がない、という人にはぜひチューブだけで

 

なく、タイヤも高いタイヤに交換してみる事をオススメ

 

します。

 

きっと違いを体感できると思いますヨ。