【お客様の一台】至極の一台を更なる高みへ。TIMEの限定モデルを最新R9270/9250 DURA-ACEへ換装しました。
by: 花井柊斗

ワイズロード横浜店の花井です。

最近のロードバイク界隈で一番盛り上がっているのは間違いなくコンポーネントの話題でしょう。元々完成度の高かったDURA-ACE/ULTEGRAが更なるアップデートが加えられてR9200/8100シリーズとして昨年販売開始しました。

横浜店でも何名かのお客様から最新コンポへの乗せ換えやバラ完の予約をいただいておりました。その中でも今回は一際目を引くTIMEの限定モデルを最新コンポへ乗せ換えをさせていただきましたのでご紹介させていただきます。

TIME ALPE D’HUEZ 01 DISC
/FRENCH HERO

横浜店のブログでも何度かご紹介させていただいておりますこちらの一台。(過去のブログはコチラとコチラをチェック)TIMEの最後のフランス本国生産かつフランスカラーと限定感マシマシなこちらのフレーム。横浜店では3件ご注文がありましたが、一番最初にご注文いただいたのがこちらのバイクにお乗りのK様です。

元々はR9170/9150 DURA-ACEでお乗りで、別で注文されているチタンバイク用に最新DURAを用意させていただいたのですが、色々ご相談させていただいた結果こちらのバイクに最新DURAを装着することに。

変速スピードの大幅な向上、モノブロックキャリパーによる優れたブレーキタッチ、他にも様々なアップグレードが施されたフラッグシップモデルはTIMEにピッタリです。

こちらの車体において個人的に良い意味で大きく変わったのがジャンクション。こちらのフレームにアッセンブルされているハンドル/ステムはこちらのフレームオーダー時のみ選択出来る特別カラーなのですが、こちらのハンドル、バーエンドに取り付けるタイプのジャンクションに対応しておらずステム下にリベットで固定するしかありませんでした。ルックスの問題ではありますがジャンクションが目立つだけでなく配線も露わでスマートさには欠けます。

しかしながら最新DURAはワイヤレス。ステム下にはおろか、ハンドル周りのジャンクションが廃されスマートなルックスに。これはTIMEステムを使っているユーザー様は歓喜でしょう。

ハンドル/ステムの形状、仕様に左右されず組み付けが可能になるだけでなく整備性も大幅に向上します。最新規格のハイエンドロードの多くが完全内装やセミ内装を採用しているためハンドル～フレーム内部までの配線が面倒だったのが一気に解消。その上性能も上がっておりますから言う事なしです。

今回の乗せ換えに伴いペダルをTIMEのXPRESSO7からXPRO15へ。(無念の写真撮り忘れのためTIME HPから転載) セラミックベアリング/中空チタンシャフト/カーボンボディとこれでもか、と上位グレードに採用されるワードがてんこ盛りなこちらのペダル。片側重量も87gと超軽量で優れた回転性能に加え軽量性も兼ね備えています。