【スタッフインプレ】話題の新型！TREK MADONE Gen8 SLR&SL乗ってきました！！【TREK】
by: 松野

横浜ワールドポーターズ店松野です。

MTBとカットモデルの人…と見せかけてロードも一応乗ってます(笑)
今回はTREKの新型MADONEに乗らせて頂ける機会があったので乗ってきました！！！

TREK MADONE SLR 9 AXS Gen8

販売価格:￥2,000,000(税込)
フレームサイズ:S
サドル高:680mm

TREKのレーシングバイクであるMADONE。2014年に一度ラインナップから消え、代わりに2015年に軽量モデルとしてEMONDAが登場。
とある事情により歴史の闇に葬り去られるのでは…？と思いきや2016年からエアロモデルとしてちゃんと復活しました(笑)

その後EMONDAが軽量だけではなくトータルでの｢速さ｣の為にエアロ性能も意識しだしたのですが、ここにきてEMONDAとMADONEが統一されました！

今回乗ったのは新しく開発されたOCLV 900シリーズのカーボンを採用したハイエンドモデルです！

とにかくエアロ！といった形状のGen7↑とは異なり、全体的にオールラウンドモデルに寄った形状になりました。

なんでもフロント側の突き上げに関してはトップチューブとダウンチューブ両方が弓なりにしなる事で衝撃を緩和しているそうで、エアロ形状と比べると乗り心地がアップするんだとか。

当然ですが空気抵抗の事を考えると翼断面の方が有利に決まっています。Gen8ではフレームとセットで開発された専用ボトル&ケージを取り付けることで…

フロントリム、ダウンチューブ、ボトル×2、シートチューブ、リアリム という全体で大きな翼断面に近い形状になっています。なんでも人間が乗っているトータルの状態では空力性能は大差ないんだとか。

乗ってみた！

今回は皇居を左回りに一周走ってきました！Gen7のMADONEも乗ったことはあるのですが、やっぱり振動吸収性はGen8の方が◎です。路面の継ぎ目や荒れた部分を気にせずペダリングに集中できます。 

軽量化されたから、というのも関係ありそうですが全体的な挙動はヒラヒラしていていかにもレーシングバイク！といった感じです。

直線でしっかりもがいてみましたが、当然ながら松野レベルの脚力では全く持ってロスを感じません(笑)

かなり軽いのですが、扱いこなすにはちょっとレベルが高すぎる感じでした。

ボトルの使い心地は…？

エアロ形状なので当然ボトルは決まった向きにしか入りません。

本来はホールド力を高めるためのものだと思いますが、裏側に良い感じなくぼみがあるので…

指を引っかけてあげると差し込む向きが分かりやすいので◎です。通常のボトルの方が出し入れは楽なのですが、慣れてしまえば問題ないレベル。
Gen7にこのボトルを付けると空力が最強になるそうです(笑)

ちなみに専用のボトルケージは通常の円筒形状のボトルにも対応しています。

MADONE SL6 Gen8

 
外でちゃんとした写真を撮るのを忘れていました…汗

販売価格:￥720,000(税込)
フレームサイズ:S

本当は先にこちらに乗ったのですが、セカンドモデルのSLです。SLRとは素材が異なりこちらはOCLV 500シリーズを使っています。
基本形状はSLTと同じなのですが、機械式変速にも対応しているため細部が異なります。

SLRよりも先にこのSLに乗りました。普段のバイクと比べるとハンドルが高い&近いので力の入れにくいポジションだったのですが…

正直なところ｢もうこれで十分じゃね…！？｣と思いました(笑)
SLRと比べると重量はもちろん重たいのですが、それでもダンシングの振りも十分に軽く剛性もしっかりあるのでガシガシ踏んでも気になりませんでした。

モデルに寄ってはリムブレーキのハイエンドモデルからの乗り換えでも性能には十分満足できると思います。 

その他

その他にも気になったことを書いておきます。

小さいXSサイズ

サイズのラインナップが変更になり、最も小さいサイズは今までの47cmに近いXSサイズになりました。
通常カタログの写真は見た目のバランス重視でMやM/L(54cmぐらい)を使いますよね。

実際のXSサイズはこんな感じでした！TREKはシート周りの構造上フレームサイズが小さくなりシートチューブが短くなるとかなりスローピングが強くなります。シートチューブ側のボトルは少し使いにくいのが注意点です。

走行しながらの出し入れはかなり大変なので、数センチ短いボトルが出てくれればうれしいですね…。

ISO FLOWの穴も小さく、リアタイヤに近くなっていますがこれでも実験するときちんと効果があるんだとか。

ポジションこだわる方は注意…！？

このMADONEに限った話ではありませんが、空力性能や振動吸収性を求めた専用設計のシートポストを採用しています。内部のパーツを入れ替えることで再現可能なサドル高の範囲を大きくしているのですが、フレームサイズによっては長さの違うシートポストが必要です。

交換用のシートポストですが、このブログを書いている時点での金額は税込で￥45,000です…。

また、全サイズでオフセットが0mmのポストが付属してきます。ショートノーズサドルが増えているように、最近は前乗りポジションが流行り…なのですが、サドル後退をしっかりとって回転方向にしっかり力をかけるペダリングの方は要注意です。別売でオフセットが20mmのポストが用意されています。

今話題の新型MADONEでした！！セカンドモデルのSLは既に店頭にも並んでます！！！

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ただいま修理・メンテナンス・点検などのご依頼を非常に多くいただいております。

出来るだけ多くのお客様をご対応させていただくため、緊急性のある作業
（チューブ交換、シフト調整、ブレーキシュー交換、インナーワイヤー交換など）
を優先的にご対応させて頂いております。

 

作業内容によってはしばらく先のご予約となる場合がございます。

ご不便ご迷惑おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

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