【COLNAGO】最新バイクにいつでも乗れる！横浜店に「V4 105 Di2」の試乗車が登場。Azzurroカラーも入荷しています。
by: 宮崎貢輔

いつもワイズロード横浜ワールドポーターズ店をご利用いただきありがとうございます。

今回は7月頃に発表され10月末に入荷してきたNEWモデル「COLNAGO V4」の105 Di2仕様が店頭在庫分として1台、試乗車分として2台入荷してきましたので改めてV4 ULTEGRAとSHIMANO 105 Di2をご紹介いたします。

※試乗車の紹介は最後に。

1 V4 ULTEGRA
2 V4Rsの流れを汲むレーシングモデル
3 V4 105 Di2
4 試乗車 V4 105 Di2
- 4.1 試乗に必要なもの

V4 ULTEGRA

税込価格¥891,000
店頭在庫カラー/サイズ
VDDK［Grigio］/510s 適正身長175cm前後
VDRD［Rosso］/485s 適正身長170cm前後。

V4Rsの流れを汲むレーシングモデル

今年、ジロデイタリアとツールドフランスの総合優勝を同年で制覇するダブルツールを達成したタデイ･ポガチャル。そんなスーパー選手の駆るフラッグシップモデル「V4Rs」の流れを汲むセカンドグレードモデル、それが「V4」です。
V4Rsで培った様々なデータを基に、ピュアレーシングモデルとしてより幅広いライダーが乗りやすく、楽しめるよう設計されています。

V3からブラッシュアップされたのは…

まずはヘッド周りでしょうか。ヘッドチューブやフォークは形状が変更され、高速走行時の空気の流れが改善されました。またD型コラムから通常の丸型のフォークコラムへと変更されています。これによりサードパーティ製のステムも幅広く使えるようになりました。(ヘッドカバーやコラムスペーサーを別途用意する必要はあります)

上記画像のようにステム上にポジション調整などでフォークコラムが出てしまった場合、専用のスペーサーが数枚付属(5mm×3)しているのであまり不格好にはなりません。メーカー純正専用ステムでもこのステム上スペーサーを完成車に付属してくれるのは嬉しいですね。

タイヤの最大クリアランスも28c→30cまでになりました。リムのワイド化、特にフックレスやミニフックは内幅23mm以上が多く30cのタイヤを合わせることで最適化されたホイールも多くクリアランスの拡大はトレンドにしっかりのっかっています。

この他にもシートステーなどフレーム全体がブラッシュアップされているので是非店頭で見比べてください。

メインコンポーネントはULTEGRA Di2

コンポーネントは12速 SHIMANO ULTEGRA Di2。最上位グレードのDURA-ACE譲りの確実かつ素早い変速性能はそのままに、グッと価格を抑えたバラ完で一番人気のコンポーネントです。また、機械式変速(ワイヤー)と比較しブラケットのサイズが小さくなることで握りやすくなり、手の小さい方や握力の弱い方でも安心してお使いいただけます。

妥協のないパーツ構成

軽量性、快適性に優れるCOLNAGOオリジナルカーボンハンドル。フラット部は扁平になっておりワイヤー内装なのも相まって見た目もスッキリです。ステムも既に軽くご紹介しましたがCOLNAGOオリジナルアルミステムです。フェイスプレートにはGoProマウントが付属しており、Rec-Mountsから出ているGP変換アダプターを使用することでサイクルコンピュータやライトを装着することが可能です。

サドルはもうスタンダードと言っても過言ではないショートノーズサドル、Selle Italia NOVUS BOOST EVOを採用。パッドじたいもそこまで薄くないので快適性の高いモデルです。

足回りはイタリアンブランドで纏められホイールはFulcrum Racing 600 DB、タイヤはPIRELLI P7 SPORT。Racing 600DBは単品販売していない完成車専用グレードですが、中身はRacing 6 DB相当です。ストレートプルスポークに2WAY FIT READY(所謂チューブレスレディ)対応、リム内幅20mmと性能と流行りを取り入れたしっかりしたホイールです。重量も1,700g台と最初に付いてくるホイールとしては優秀です。

PIRELLI P7 SPORT。ハイエンドグレードのP ZERO譲りの転がり抵抗はそのままに優れた耐久性を有したミドルグレードタイヤです。チューブレス化の際には使用出来なくなりますが、これ自体も良いタイヤですのでまずこのままお乗り頂いて、タイヤが摩耗/劣化したタイミングでのチューブレス化もおススメです。