【SHIMANO】WH-R8170-C36-TL を使ってみた！【インプレッション⑧】
by: 古谷野穣治

株式会社シマノセール様よりホイールをお借りして

月々インプレッションをお送りしています。

8弾は、

アルテグラ C36-TL

をお借りしました。

 

前回のインプレがデュラエースのC36TLだったので（記事）、アルテグラとはグレードのみの違いです。

これは比較のし甲斐があります。

 

こちらのアルテグラの重量はF:657ｇ、F831ｇ、合計1488ｇ（カタログ値）です。

（デュラエースは前後1350ｇ）

アルテグラのコストパフォーマンスはホイールでも健在。

お値段に対する重量バランスは非常に高いと思います。

リムはデュラエースと同じ設計のなのでその点もあえてグレードによって差別している感じがしないので良いポイントです。

 

 

さて、デュラエースとの比較ですが、正直言うと違いを感じ取るのは非常に難しかったです。

デュラエースと比べて若干剛性が低いと感じました（気のせい？）。

C50を借りた時も同じように感じました。

もしホイールロゴなどを隠されてデュラエースとアルテグラを比べるとなったら違いを感じるのが難しいと思います（ラチェット音などは除いて）。その分アルテグラのコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

 

 

サイクリングメインで使用される方であれば剛性が低いアルテグラの方が向いているかもしれません。

シマノ製品らしい静かな駆動音は安心感があり、信頼性を重視しているといるのは乗っていても感じます。

 

また、デュラエースはシマノ12速専用スプロケットとなっていますが、アルテグラは12速以下でも取付け可能です。

ですのでコンポーネントをアップグレードする必要なくこのホイールを導入できます。

 

ディスクブレーキユーザーに向けたよりお手頃で、より多くの人に最適なアップグレードホイールです。

 

2022/9/24　古谷野