【FELT】FRのイイトコロ【インプレ】
by: 茅ヶ崎

 

こんにちはワイズロード茅ケ崎店スタッフ高橋です。

 

前回の記事の続きです。今回は各部の構成にスポットをあてていきます。

詳細スペック等の本家メーカーページはこちら。

 

 

まずはこちらの動画をどうぞ。見るとFRが欲しくなってきますよ～。

さて、動画の中のコメントからいくつか抽出してご紹介していきます。

 

 

1、長時間乗っても疲れない快適性

 

これは乗ってみるとわかりますが本当に快適です。

要はシートステーを柔軟にしならせることで生み出される感触ですが、

そもそもブレーキブリッジがあると限界がある、なら取ってしまおう、ということです。

言うは易しですがフレーム全体のバランスが変わるので大きな工夫といえるでしょう。

 

 

2、BB386による横剛性の向上

 

快適性は確かに重要ですが踏んだ力が推進力にならないと意味がありません。

その点はこのBBのボリューム感を見れば一目で安心です。

バイクを少し斜めに踏んでも受け止めてくれるような感触がありますが、

おそらくこの横幅の広いBB部分のメリットなのでしょう。

フレームの上はしなるのに下はしっかりしているので心地よいウィップ感があります。

 

 

3、BB裏のブレーキ

 

シートステー部分から移動したBB裏ブレーキ。

BBは剛性のため厚くなりますからそこに剛性が必要なブレーキを持ってくるのは理屈が合います。

ただし付属のブレーキはシマノではなくTRP。パイオニアを付ける上で干渉を防ぎます。

このブレーキどうなの？というところ。全く問題ありません。

リム幅に応じての調節やテンション調節も簡単です。下りの制動力も問題ありませんでした。

タッチ感はシマノのダイレクトマウントには少し劣りますが快適性のためなら無視できるレベルです。

 

 

4、機能を追求した物の美しさ

 

私はこのバイクの表層カーボンが「カッコイイ、、、」と思いました。

詳細な説明は本家ページがよくまとまっていますが、単純に模様がきれいなので所有感が高いです。

いくつかグレードがありますがぜひテキストリームカーボン採用のフレームをおすすめします。

 

5、パワーメーターが付属

 

これはこのバイク独自のメリットですが、なんとパワーメーター付属！

その分たしかに価格は上がってしまいますが、それだけの価値があるといえます。

トレーニングにはもう欠かせませんし、ロングライドでも出力をセーブできるのでメリット大です。

 

といった感じでしばらく乗ってみた感触はカタログスペック以上のものを感じました。

剛性マシンというよりはライダーに気持ちよく沿ってくれるバイクという印象で、

アマチュアライダーなら万人におすすめできます。

既にお気に入りバイクになっていますがさらに乗り込んでみたいと思います。

 

2017/05/27　高橋