日本最大級のスポーツサイクル専門店!九州1号店!
2016/01/11 15:05
先日不注意でDi2のバッテリー切れを経験した小西。
「やっぱり残量がわかるに越したことはない」との結論になりました。
ということで。
「SM-EWW01 ワイヤレスユニット」投入です。
これだけ見たら単なる謎パーツですが。
これをガンダムの記憶回路ジャンクションBとリアディレイラーの間につなぐ事で、
1、ギア段数情報 2、バッテリー残量 3、アジャストモード情報
がサイコンに表示されます。
(表示情報はペアリングさせるコンピュータによって変わってきます)
まちがっても戦闘力が数倍に跳ね上がることはありませんし、
組み込んだからといって1秒も速くなりません。
またこのパーツ、「ワイヤレスユニット」という名称ですが、
これを付けたからといってスラムの「e-Tap」のように
Di2がワイヤレス化するわけではありませんのであしからず。
さて、これをどこにどうやって取り付けるか。
ワイズロード各店のスタッフがあれこれやっていましたが、
本来の固定位置(シートステーにバンドで固定)はやはり無粋の極み。
色々試した末、右のチェーンステー根元に放り込むことに決定。
ケーブルと一緒に押し込んだら、けっこうピッタリ収まりました。
この時点で動作確認。
あれ?動かない??
どうにもガーミンが認識してくれません。
そうこうしているうちに時間切れ。
センサーのポン付けのみ=デッドウェイト状態で帰宅です。
あらためて段取りを確認すると、Di2のファームウェアのアップデートが必要そう。
充電器をかねたインターフェースユニット「SM-BCR2」を
ジャンクションAとPCにつないであれこれやること数分・・・
おお!反応した!!
ガーミンがDi2を認識してくれました。
ペアリングを済ませ新規センサー登録。
トレーニングページに項目を追加。
これで思う存分?バッテリー残量をチェックできます。
先日フル充電したと思っていたのに、残量70%だったのにはビックリしましたが。
ちなみに。
今回の作業で大活躍したのがこの工具。
〇PARKTOOL IR-1 ¥9,100-+TAX
使い方ですが、まず青いワイヤーのエンドにフレーム内を通すケーブル類をセット。
その青ワイヤーの反対側には強力なマグネットが付いています。
今回は内装バッテリーにつなぐためのケーブルをシートチューブ内に通したいので、
ケーブルを繋いだ青ワイヤーをマグネット側からBB~シートチューブに差し込み、
次にクランプ側からもう一本の青ワイヤーを同じくマグネット側から差し込みます。
すると中でマグネット同士がくっついて・・・アッサリ出てきました!
ヘナヘナしたE-tubeをスムースに通すのはなかなか大変。
個人で持っていても、そうそう使うものではないですが、
ワイヤー内蔵フレームの作業をする際には、あると便利なアイテムです。