【PINARELLO】ドグマ直系、バランスの良いGAN
by: 嘉悦 賢

 春が近くなり、スポーツサイクルを検討されている方も増えてきた印象を受けます。

今日は、最近何かと商談機会の多いGANのご紹介です。

カーボンスカイ

カーボンレッド

レッドホワイト

ホワイトバイオレット / EAZYFIT　サイズ42のみ

PINARELLO / GAN     ￥325,000,+TAX

（現金でご購入の場合￥16250円分のクーポン付。）

言わずと知れたPINARELLOのトップモデルDOGMA F8の流れを汲んだセカンドグレードで、その中でもT600カーボンを採用し乗り味を調整したカーボンエントリーな1台です。

従来ピナレロのセカンドグレードはトップモデルと同じ金型を使用し、カーボングレードを変更することで一般ユーザー向けに乗り味を調整し、価格をお求めやすい設定に、、、というような流れでしたが、このGANは金型から新しく制作したニューモデルです。

ドグマのトップチューブは快適性を上げるためか少しアールがあるのに対し、GANはストレート形状。

各パイプの径（特にフロント3角）はドグマの方がやや太くなっています。

とはいえ、パッと見ではDOGMA F8とGANはあまりにも似ていて塗装の違い位しかすぐには判りません。

ヘッドチューブはいかにも空力と剛性の高そうな中がくぼんだ様な形状。

フロントフォークは流線形状のONDA F8フォークで進行方向からだけでなく、横などから受ける風も抵抗を減らす設計。

ダウンチューブはジャガーとの共同開発のフラットバック形状。

ボトルケージを2つ取り付けることを想定してトータルでデザインされています。

シートチューブとピラーももちろんエアロ形状となっており、フロントフォーク~ダウンチューブと受ける抵抗を最小限に抑え、自然に流す設計で、風の抜けが良さが安定したハンドリングや走行につながっていると考えられます。

シートステーはやや快適性を意識した造形。

写真では判りずらいのですが、左右のペダリング効率の最適化を図るThink Asymmetricデザインもちろん採用されています。

メインコンポーネントはシマノ105を採用。

ブレーキとクランクは105以下の物が付いているのでここはしっかりグレードを上げたいところです。

また、車格を考えるとホイールをより軽量な硬めのホイールへの交換がオススメで、バランスよく走行性を上げる事ができ、より楽しくなると思います。

今後のカスタムも含めて長く付き合っていける車体です！ 

 カーボンの素材別に3車種用意されており、GANは上位のRSやSに比べるとやや見劣りするものの、柔らかいカーボンでロングライドやイベント等に最適で、気持ちの良い走行感に高い快適性も無視できない車体です。

サイズもわりと細かく設定があるので、ご検討中の方は当店のバイオレーサーでの測定したうえでのサイズ決定がおすすめです！

ご来店お待ちしております。