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『レーシングゼロ』に惚れ直す。
by: 小西 真人

 

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先日、久々にレーシングゼロ(旧型)を使ってみたのですが。

やっぱりこのホイールはスゴいですね。

 

 

特に加速。

後輪の「蹴り出す力」が極めて強い。

この加速力、トラコンプ仕様のキシリウム以上かも。

(あくまでも主観です。)

 

 

街道のオーバーパスのような短距離の緩斜面ならば、

まるで平地のようにサクサクと登っていきます。

 

 

 

もともとカンパ・フルクラム系ホイールを好む小西なので、

多少の贔屓目はあるのかもしれませんが・・・

 

あらためて惚れ直しました。

 

 

 

 

 

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〇FULCRUM RACING ZERO(WO)  ¥130,000-+TAX

 

 

 

 

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2:1(トゥーtoワン)のスポーク組み。

非対称ラージフランジ。

エアロ形状のアルミスポーク。

30mmハイトの切削軽量リム。

 

 

一つ一つを取ってみれば、それほど特殊な素材でも構造でもありませんが、

これら全てが良い方向に作用することで、見事な加速力を生むのでしょう。

 

 

唯一の難点は「乗り心地(特にフロント)」ですが・・・

いくら蹴る力が強くても、前輪がヤワでは真っすぐ進んではくれません。

 

この加速力とのトレードオフと考えれば、たいした問題ではないでしょう。

 

 

 

 

兄貴分の「カーボン」や「ナイト」が登場したことで、

気付いたらファミリーの末っ子になってしまった「無印レーゼロ」。

 

ですが、使ってみればわかります。

 

あれこれ考える必要がなく、ポン付けで確実に性能アップが期待できる点においても

いまだ「最強のアルミリムホイール」の一つと言って良いでしょう。

 

 

あぁ、本気で「ナイト」が欲しくなってきた・・・