日本最大級のスポーツサイクル専門店!九州1号店!
2017/06/13 18:56
イタリアのトゥーリオ・カンパニョーロさんが雪のクローチェ・ダウネ峠で
手を悴ませながら生み出したカムレバー式が主流になって久しいクイックリリース。
そんな中、DTスイスが工具なしで脱着できる「クイック式スキュアー」的なものを
出してきたとあって、実はちょっと前から気になっていました。
左:DT RWS(ラチェット・ホイールマウンティング・システム)
右:カンパニョーロのちょっと前のヤツ
一見同じようですが、実は固定方法がまるで違います。
カンパはじめ従来のクイックリリースはカムを使って「挟んで」固定でしたが、
DTスイスのRWSは「締め込んで」固定するというのが最大の特徴。
モノのハナシによれば。
固定力がアップした分ホイール全体の剛性が増すとかなんとか。
そのあたりの理屈は頭では理解できるのですが、
果たして体感はできるのでしょうか。
また使い勝手の面での問題として。
旧々レーゼロに使われているカンパの2アームレバー型のクイックリリースは、
固定用レバーが大きく(ボントレガーも同様)後輪用スタンドとの相性がイマイチ。
そのあたりも交換を決めた理由の一つです。
今回セレクトしたのはスチールシャフトのベーシックモデル。
それでもカンパ純正よりもちょっとだけ軽くなりました。
使ってみて「効果アリ」と判断したら
チタンシャフトの軽量モデルにも手を出してしまうかも・・・
今一番の問題は。
RWSなのを忘れて普通にレバーを倒してバキッと折ってしまいそうなことですね。