【DT SWISS】RWSスキュワー投入!
by: 小西 真人

 

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イタリアのトゥーリオ・カンパニョーロさんが雪のクローチェ・ダウネ峠で

手を悴ませながら生み出したカムレバー式が主流になって久しいクイックリリース。

 

 

そんな中、DTスイスが工具なしで脱着できる「クイック式スキュアー」的なものを

出してきたとあって、実はちょっと前から気になっていました。

 

 

 

 

 

 

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左:DT RWS(ラチェット・ホイールマウンティング・システム)

右:カンパニョーロのちょっと前のヤツ

 

 

 

一見同じようですが、実は固定方法がまるで違います。

 

カンパはじめ従来のクイックリリースはカムを使って「挟んで」固定でしたが、

DTスイスのRWSは「締め込んで」固定するというのが最大の特徴。

 

 

 

モノのハナシによれば。

固定力がアップした分ホイール全体の剛性が増すとかなんとか。

 

 

そのあたりの理屈は頭では理解できるのですが、

果たして体感はできるのでしょうか。

 

 

 

また使い勝手の面での問題として。

 

旧々レーゼロに使われているカンパの2アームレバー型のクイックリリースは、

固定用レバーが大きく(ボントレガーも同様)後輪用スタンドとの相性がイマイチ。

 

そのあたりも交換を決めた理由の一つです。

 

 

 

 

 

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今回セレクトしたのはスチールシャフトのベーシックモデル。

それでもカンパ純正よりもちょっとだけ軽くなりました。

 

 

使ってみて「効果アリ」と判断したら

チタンシャフトの軽量モデルにも手を出してしまうかも・・・

 

 

 

 

 

 

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今一番の問題は。

 

RWSなのを忘れて普通にレバーを倒してバキッと折ってしまいそうなことですね。