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2017/11/17 13:31
【TDO】ツール・ド・おきなわ2017<市民210㎞>~運に助けられ重い体重で完走①~
【ツール・ド・おきなわ】とは?
沖縄北部で行われる日本最大級のサイクルロードレース&サイクルイベント。
UCI(国際自転車競技連盟)管轄のプロレースをはじめとして、距離及び年齢ごとのカテゴリに分けた市民レース部門と離島や本島1周など様々なコース設定がされたサイクリング部門が行われる。
沖縄の綺麗な海岸や亜熱帯の森ヤンバル路などを走り普段と違う世界を味わえるのできつさも楽しめるリピーターの多いイベント。
<市民レース>
市民レース部門はプロと同じコースを走るサバイバルレース210㎞クラス、210㎞から序盤の平坦コースを抜いた実力が試される140㎞クラス、沖縄最北端からスタートしチャレンジしがいのある100㎞クラス、名護半島を回る平坦メインのスプリントレース50㎞クラスの距離別に分かれ50㎞と100㎞はさらに年齢別に分けられる。
<210㎞クラス>
「ホビーレーサーの甲子園」と呼ばれ、プロと同じコースを走るサバイバルレース。ハードな練習はもちろん事前の準備や直前の過ごし方、レース中の走り方や補給の仕方など、フィジカル・テクニック・メンタルすべてを高めて挑戦する必要がある。
*無駄に長いです。
*基本遅れてのグダグダ走行です。
*先頭集団の緊張感を知りたい方『記録か、記憶か。』へ!
10月は雨で練習量足らず(言い訳①)、1週間前に風邪でダウンかつ3日前にも体調崩して(言い訳②)の参加。
体重は重いまま理想数値+7㎏くらい?デブな状態での出走となりました。
2013年から210㎞クラスに挑戦してDNF3・DNS1で完走出来ていなく5回目の挑戦。
【前日】
前日入り受付して宿へ、バイクの準備して軽く慣らしで走る。風が強く北風、前半のペースが遅いと完走のチャンスが減る。
知人からスタート時間変更を知らされる。例年より20分程前倒し(運要素①)、関門時間変更はないのでその分余裕が生まれるが風の状態次第ではプラマイゼロか。
ただし100㎞・140㎞が後ろからのスタートになる可能性も高く(運要素②)、完走ギリギリな自分には助かる。
慣らし終わったら風呂入って補給食やウェアなど明日の準備して早めに就寝。
【当日】
当日朝、会場に早めに入り待機場所にバイクおいて待機。知り合い等々挨拶して待つ。
市民210㎞がスタートするころには陽も上がり明るくなる。気温は20度くらい(運要素③)でちょうど走りやすい気温、暑い年は30度にもなるので、今年はサバイバル要素が減り完走率が上がるはず。
風は北風なのは変わらないものの前日より弱まり(運要素④)大幅なペースダウンはなさそうで一安心。
【レース】
変更後の予定時刻通りスタートの号砲。
最初はパレード走行でゆっくり(と言っても32㎞くらい) と、本スタート切ってからアタックが掛かり10名前後程抜け出て言った感じ。
集団はそれで落ち着き、やや向かい風もありペースは緩め(でも39㎞くらい)で進行。
50㎞クラスと同じコース箇所は毎年落車が多く、集団も声かけながら安全に進んでいたが、もうすぐ50㎞コースから外れ北上する少し手前の道幅が狭まる所で落車発生。
いつもの場所で声かけしていたが道を全て埋める形で起き足止めを食らう。道が空き始めてから追走、なるべく足を使わないように列車に乗る形で走る。落ち着いて走れたとは思うが北上してからは集団はいったんペース落ちるのでもっとゆっくり追走してもよかったかなと後で思った。
北上開始してから少ししてから道路の中央線上にあるポールに選手がぶつかり再度落車発生。集団がペースを落としていたのであまり力を使わず復帰しましたが、それでも単に巡行してるのとゼロから加速するのではだいぶ違う。気にならないレベルまで脚力があれば関係ないのだろうが。
140㎞クラスのスタート地点通過。まだスタートしてないので後ろから列車が来る可能性があり完走出来る確率は上がる。有り難い、少しだけ気持ちが落ち着く。
その後は落ち着いた状況で1回目の普久川上りへ集団半ばで突入。序盤のアップダウンはポジション下げながら集団に食らいつく。少し勾配が強くなり始めたとこで千切れ掛け、やや下りなどで速度が上がると一気に離される。
当然そうなることは想定済みなので自分のペース、きつめでペダルを回し続ける。少ししてからおきなわへ同行したH氏を吸収、そのままのペースだと登り切った後の展開に余裕がなくなるのでついてくる様声を掛ける。
そのまま280~300wくらいを維持しながら淡々と回す。しかし脚の状態がすでに良くない、現時点ではしっかり焦げているものの攣る兆候がすでに出ている。交代してもらって前を引いてもらうも脚は駄目そうでパワーも落ちてく一方。
・普久川1本目 7.5㎞ 23分18秒 Av.18km NP:244w
山岳賞ポイントに到着した時点で攣りかけ状態。下りは重いのもあって速いのでガンガンコーナー攻めて少しでもリカバリーする。ホイール(BONTRAGER AEOLUS5+3)の空力性能にも助けられて、全コースにおいて下り(脚が無いので漕がなくていい下り)だけは周りの選手に対してアドバンテージが取れた。
補給所に到着、1回目は例年補給してなく、今年は温度が低めというのもあって完全に不要だったのでスル―して登り返しコースを北へ。