【ロードバイクでプチ旅に出よう】縦長の大型サドルバッグ使用感
by: 長山 靖

 

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んにちは。二子玉川店の旅好きスタッフ長山です。

 

 

 

今回は、最近勢力を増やしてきた、大きいサイズの

縦長サドルバッグについて私感を書いてみます。

 

 

 

 

5月末~6月上旬にかけて、9日間、

ワケあって北海道~北東北の旅行に行かせて頂きました。

(この旅行の模様は、別途レポート致します)

 

 

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自転車(ロードバイク)同伴にて、走る距離は多い日でも85km程度でしたが、

毎日、走りと輪行を駆使して行きたい場所を転々と移動しました。

 

 

 

9日間連続での旅行となると、どうしても荷物は増えがちになります。

しかも、どんどん場所が変わっていくプランだったため、

どこかに荷物を預けておく、という手は使えず、

すべての荷物を携行する必要がありました。

 

 

手っ取り早い方法だと、バックパックで背負う、となりますが、

歩きハイキングの様な直立姿勢と違って前傾姿勢をとる為、

荷が重くなるほど体への不自然な負担、

特に腰と、首~肩まわりへのダメージが大きくなり、

長時間になるほどつらくなってきます。

 

 

では、積める物は自転車に積もう、となるわけですが、

ロードバイクは、軽快俊敏さを求めるがゆえに積載力が乏しく、

荷台は付かないものが大半です。

また、荷台が付いたとしても、ロードバイクの軽快性が

犠牲になったり、積み過ぎによる耐久性の懸念が出て来たりします。

 

 

 

 

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そこで登場して貰うのが、縦長の大型サドルバッグです。

 

 

 

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これなら荷台不要でスマート取付ながら、モデルによって

6L~15L程度の容量と、なかなかの積載性を持っています。

 

 

 

 

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縦に細長いので、トラディショナルな横型サドルバッグのように

ペダリングで脚の裏に当たる、という心配もありません。

 

 

これまで私は、ロードバイクで自転車旅行と言っても

長くて2泊3日位だったので、ほとんどバックパック一つで済ませていましたが、

今回の旅行にあたって大型サドルバッグを使ってみましたので、

参考までに使用感を書いてみることにしました。

 

 

 

店頭には数種類の在庫がございますが、

この旅行で使ったのは、シマノPROの

「グラベルシートバッグ」

(容量は公称15L)

 

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8,000円(税抜)

 

 

このモデルが特に気に入った、という要素があったわけではなく、

たまたまこのタイミングで使う機会に恵まれ、これにしました。

大型サドルバッグの使用感があまりイメージ湧かなかったので、

とりあえず使ってみよう、という感じでのスタートです。

 

 

 

 

 

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まず取付ですが、太めのストラップベルトでがっちりと装着します。

 

 

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ストラップはなかなかしっかりしていて、緩みはしにくい作り。

積み過ぎでもしなければ固定力の心配は無さそうな印象です。

 

ただ、一度だけ、何かに気を取られて取付ストラップベルトの締めが甘かった時、

少し走っただけですぐバッグが垂れ下がって来て後輪タイヤに接触しました。

締めに隙があるとバッグがガタガタ揺れて、そこから緩みが広がるようです。

ベルトは、隙無くビシッと締め上げる!

そうすれば、そうそう緩みは出ないように感じました。

 

 

装着はひと手間かかり、9日間毎日着脱を繰り返しましたが、

(宿のチェックイン&アウト時や輪行時に着脱の必要があった)

これだけ積載力が増やせるのなら、その手間は全然苦にならない、

という程度の手間でした。

 

 

 

 

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装着して走ってみた第一印象は、意外と普通な感覚。

高い位置に重いものが来るため、重心バランスが崩れるかと

思いきや、大して気にならなかったです。

ダンシングは、攻めでないリラックスダンシングなら、

まずまず行ける印象。

 

ただ、旅の終盤、余計な荷物(主に地酒という名の土産)

が増えてしまい、旅行から帰った時点でのバッグ込み重量は

約3.8kgになっていましたが、そのくらいの重さになると、

バランス崩れが少し気になる時も出てきました。

 

走行中に微妙な重量感を感じるようになり、

ダンシングは厳しくなったのに加え、

ピンポイントな例では、停止時、道確認などしているうちに

ちょっと自転車を傾けただけでグワッと

前輪浮き気味になって自転車が倒れそうになったり、

ということがあり、注意が必要でした。

今回は重めなクロモリロードでしたが、ハンドリングがクイック気味な

最新鋭レース系軽量カーボンロードなら、耐久性の面も含めて

なおさら積載量には気をつけられた方が良いと思います。

 

 

 

 

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軽量コンパクト化の一環で、衣類は下着と靴下くらいしか予備は持たず、

サイクルウェアは都度洗濯して進みました。

(基本、速乾性なので翌日には乾いています)

夜は、主に宿の浴衣に着替えていたので、寝間着は無し。

他には、せいぜいラフに着れるTシャツ1枚を携行くらいで、

最小限で済ませて重量増を抑えました。

 

瓶に液体が入った地酒なんぞは、露骨に重量増に繋がりますので、

軽くてかさばるもの(衣類など)を中心にして

収納ラインナップを絞り、不要になったものは旅先から

宅急便で送るのが吉です。

 

 

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実際、今回の9日間では2回、宅急便の着日指定で自宅へ送りました。

不要な物だけ送ると勿体ないので、適度に土産を買いこんで、まとめて。

北海道から1回、秋田から1回発送で、それぞれの土産をカバー。

土産は旅行の最後に買う、なんて決まりはないですから!

 

 

最後、地酒が増えたにも関わらず送らないで携行したのは、

単にもう送らないで持っていってしまえ、

というだけのことでした。

で、増えた地酒を、ついつい収納しようと思ってしまう、

イコール、それだけサドルバッグに包容力がある、

ということでもありました。

 

 

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細長いサドルバッグは、口が小さめで物を出し入れしづらいんじゃないか、

荷物の品目が増えたら、内部の整理が大変なのではないか、

と思いがちですが、実際に使ってみたら、それは杞憂に過ぎませんでした。

具体的に、どんな感じで収納したかと言いますと・・・

 

 

ほとんど出番はないが外せないもの

(今回の場合、予備チューブ類や雨具など)

を先に奥に詰めて固めてしまい、その手前の空間を

フリースペースとして、もう少し出番の頻度がある着替えなどを

適当に放り込んでスペースを埋めて、蓋を閉じていました。

 

 

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折り返して閉じる蓋部分には長さがあり、容量に応じて折り返し位置を変えれば

中に余計な空間が出来てガタガタ中身が暴れてしまう、

というようなことはありません。

 

 

 

 

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各収納物は、それぞれビニールにくるんで入れていました。

そうすると、ばらけがちな衣類などもまとまりやすく、

かつビニール表面の滑りのおかげでスキマにもスーッと

押し込むことが出来、出し入れがスムーズ。

サドルバッグの口が狭くても、この方式なら苦ではなかったです。

 

今回はそこまで拘りませんでしたが、収納物によって

使うビニール袋の色やデザインなど分けるのも良いと思います。

 

また、ビニール袋には、降雨時の不意な浸水を想定して、

中身そのものに着せる簡易レインカバーとしての役割もあります。

(今回のサドルバッグは防水設計とありましたが、念のため。

ただ、今回は幸いほとんど雨に降られなかったので、

その辺の実際の使用具合は割愛させて頂きます)

 

 

 

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こうして細長いビニール袋の包みを隙間に滑り込ませる方式で

詰め込んでいたため、大して中身の整理をせずとも

細長い酒瓶は隙間にスーッと入ってくれて、

つい買って入れてしまった、というのが本音です。

 

もう記憶が曖昧ですが、少なくとも300ml瓶1本と

200mlのワンカップ2本はサドルバッグの中に入れていました。

(酒瓶は、念のためタオルでくるんで耐衝撃性を加えてからビニールで包みました)

 

さすがにその算段が無ければ、諦めるか送るかしたことでしょう。

 

しかし、合計700ml(四合瓶相当)&瓶の重さで、プラス1kgは確実に重量増。

それが無ければ、重量増の違和感をあまり感じないまま

終わっていたかも知れず、インプレ的には結果オーライ!?

 

 

今回は何故か?酒瓶が例になってしまいましたが、

大型サドルバッグには、それくらいは包容力があるんだよ、

という参考として捉えて頂ければと思います。

 

 

サドルバッグが細長い形状ゆえ、

細長くない物は収納の難易度が上がりますが、そこは工夫次第。

変な例えで恐縮ですが、サドルバッグの内側空間内で、

テトリスをやっている、みたいなイメージです。

 

いろいろな形のブロックをきれいに隙間なく積んで行き、

最後に細長い棒ブロックで一気にドドーンと4列ブロック消去で高得点!

(テトリスやったことない方には全く意味不明で恐縮です・・・)

 

今回の収納物で言えば、大き目な携帯ポンプや酒瓶が

細長い棒ブロックなイメージでした。

 

 

そうしてガンガン詰め込んだ後も、僅かな隙間には

ビニールにくるんだ地図やパンフレットなど

平べったいものをスーッと差し込んで、とことんスキマ利用。

 

この、ビニール滑りで隙間にスーッ、実に便利!

 

 

こんな具合に詰め詰めしていたら、ほとんどストレス感じませんでした。

むしろ、それをゲーム的に楽しんでいたかも知れません。

 

 

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バッグ上面にも簡易的に荷を括り付けられるゴム紐装備。

私の場合、ゴミを入れた袋など荷室に入れるのがはばかられる

ものを一時的に括りつけて活用しました。

 

 

 

 

と、こんな具合に9日間運用してみて、結果は大満足!でした。

縦長の大型サドルバッグによって、積載性の無い車種に

気軽に積載性を加味出来るのは、世界が大きく広がります。

私のこれまでのバックパックオンリースタイルで行っていたら、

途中で体が悲鳴を上げていたかも知れません。

ミラーレスのカメラや替レンズも携行して、それは精密機材ゆえ

さすがにバックパックで背負っていましたが、

もしサドルバッグ分も含めて全部背負っていたら、

と思うと、ぞっとします。

 

 

今回はシマノPROのモデルを使用しましたが、

複数メーカーからいろいろな製品がリリースされていて、

それぞれ細かいところに工夫がされています。

容量やデザインなどと併せて選ぶ楽しみがあります。

 

ただし、フレームサイズやサドル高などによって

装着の可否や不具合が出ることがございます。

店頭に愛車でお越しの上、現物をご覧になって

シミュレーションしてみて下さいね。

 

 

 

以上、思いつくままの私感を書いてみました。

何かの参考材料となりましたら幸いです。

 

 

 

今回の行程中、学生の時以来20年振りに走ったルートもありました。

20年前当時は、旅と言えば頑丈なツーリング車かMTBで、

かつ荷台装備であれもこれも積んで、と、重装備で重い自転車が主でした。

冷静に考えれば、荷台そのものだけでも軽いもので数百g~1kgの重量増、

そこに頑丈なバッグを載せて、それらを受け止める

車体の耐久性が必要で、と、雪だるま式に重量が増えていました。

(キャンプツーリングなど重装備には良いのですが)

 

 

それが今、今回のサドルバッグのような機材の充実のお陰で

軽快ロードバイクで足取りも心も軽やかに、

距離を伸ばして旅の空を走り回るのが容易になりました。

社会人の立場で、まとまった時間が無い身にとって、

この敷居の低さや身軽さ、機動力は強力な武器です。

これを活かさないのはもったいないことです。

 

是非、年に1度でも、こういうプチ旅行へ

愛車と共に出かけてみてはいかがでしょうか!

心の中に、ささやかな金字塔が立つこと請け合いです。

 

 

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(20年振りに走った狩勝峠みち)

 

 

ちょっと、出かけてみたくなった!という時は、

是非店頭でスタッフへご相談下さい。

調べものはネットで済ませる時代ですが、その情報収集だけを

頼りにすると、独りよがりな内容に偏る危険も。

スタッフの経験値の引き出しをドンドン開けてご活用下さい!

 

 

 

 

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