【PINARELLO】最新モデル「DOGMA F12」に肉薄!!
by: 小西真人

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「バイクを創り出す際において、スタイリングやデザインは重要な

 

ファクターだ。私はマーケットで最もルックスが美しいと言われる

 

バイクを創りたいんだ!」

 

 

 

 

 

ピナレロの社長、ファウスト・ピナレロ氏の言葉です。

 

  

 

そんな彼の想いが形になった、至高の一台「DOGMA F12」。

 

ニューモデル発表会で見てきましたがまさに「美しい」の一言。

 

 

 

 

 

 

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〇PINARELLO  DOGMA F12 D/A Di2 DISC完成車  

 

¥1,370,000-+TAX

 

 

 

F8からの「DOGMA」のシルエットをベースにしながら、グラベルロード

「GREVIL」のタフでマッシブなデザインテイストをミックス。

 

 

似たり寄ったりになりがちな他社のエアロロードバイクとは一線を画す

強烈なデザインの力に圧倒されます。

 

 

 

 

 

 

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柔らかで「美しい」印象だったF10に対し、各部のエッジを効かせることで

「カッコいい」の要素を強めたように見えるフレーム形状。

 

シルエットだけでどこのブランドだか分かる、も意識しているんだとか。

 

 

滑らかな形の方が空気抵抗は少ないように思えますが、各部形状を煮詰め

ケーブル類を内装とすることで、F10比で40Km/hで8Wの軽減に成功。

 

F8→F10で空力的にかなりのブラッシュアップがなされているにも関わらず

まだ詰める余地があるとは。

 

 

 

 

 

 

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DOGMAっぽさの象徴であり、ピナレロ独特のハンドリングのキモとなる

ONDAフォークもきっちりリニューアル。

 

ボリュームアップで剛性を高めつつ、空気の抜けもさらに良くなった模様。

 

 

 

 

 

 

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今回のF12からは、ディスクブレーキ仕様とキャリパーブレーキ仕様を

別々に開発する体制が取られたとのこと。

 

 

ベースバイクがあって後からディスク仕様を追加するやり方ではなく

 

設計の段階からフレーム形状や剛性のバランスがディスクブレーキに

最適化されているので、より自然な乗り味となっています。

 

 

左右非対称形状「THINK ASIMMETRIC」をテーマとするピナレロの

最も得意とするところでしょう。

 

 

 

 

 

 

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ボトル最大限下げた状態でも干渉しないように、逃げが作られたBB周り。

 

効率や机上の空論を振り回すのではなく「実際に使ってどうか」という事も

大事にするピナレロらしい一面が見て取れます。

 

 

 

実際使ってどうかの話といえば。

 

 

F12を開発する際、チームINEOS(当時のチームSKY)からは

 

「輸送時に壊れづらいバイクにしてくれ」というのもあったんだとか。

 

 

で、ピナレロはフレーム重量をF10と同等にしつつその期待に応えました。

 

 

 

一年間で世界中を何万キロと移動するレースの世界。

 

何%の剛性アップがどうとか重量剛性比がこうとかいう以前に、バイクが

壊れてしまってレースで使えなくては話になりません。

 

各地を転戦するチームのために多少ラフに扱っても大丈夫なように強度を

持たせるなんて、本当に大事なのものを良く分かっている気がします。

 

 

 

 

 

 

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で、チームからのもうひとつのリクエストが

 

「ハンドルの高さを簡単に変えられるようにして欲しい。」

 

 

ケーブル完全内装なのですが、コラムスペーサーを左右分割式にすることで

ライダーからの「あとハンドル5mm下げて欲しい」のようなリクエストにも

対応できる構造となっています。

 

 

 

 

 

 

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F12と同時に開発された新型ハンドル「TALON ULTRA」もデビュー。

 

 

従来モデルよりエアロ効果を高め剛性もアップさせつつ、60gの軽量化。

フレームから組むにしても、このハンドルは外せないでしょう。

 

 

 

 

 

 

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趣味の道具として優れたデザイン性と、実用品としての機能を両立させた

他に類を見ない完成度をもって生まれた「DOGMA F12」。

 

 

ジロの結果はまあアレでしたが、本番は7月のツール・ド・フランス。

 

 

 

 

というわけで。

 

 

 

 

 

 

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キャリパーブレーキ仕様のこちらのご紹介はまたあらためて。

 

 

 

 

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